と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【大学入試現代文】上級現代文は難しい?おすすめの使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
①英語 | ②文系数学 | ③理系数学 | ④現代文 |
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上級現代文とは?上級現代文は難しい?
ア 上級現代文とは?上級現代文の難易度は?
→解説が詳しい+重要語句の説明が詳しい現代文読解の問題集
「上級現代文」は桐原書店から出ている現代文の記述問題の対策ができる問題集です。
全部で36問あり、かつ記述問題や要約問題が多いため、一冊を仕上げるのに結構な時間がかかります。
また、東大や一橋大、早稲田大などの入試問題を引用しているため文章の難易度が全体的に高めです。
また、この本は「上級現代文Ⅰ(国公立入試対策)」・「上級現代文Ⅱ(最難関国立入試対策)」とありますが、Ⅰでもかなり難易度が高い問題集です。
この本が難しい理由としては、
・記述問題が中心
・解答の根拠となる部分が傍線部から離れたところにあったり、自分で考えないといけない問題がある
といったことにあります。
そのため、現代文の共通テスト模試などである程度点数が取れる人が取り組むべき問題集といえます。
また、入試現代文の特徴としては、
・本文の内容が図解で説明されているため、文章の内容が簡単に把握できる
・記述問題でどうやって答えを書いたらいいか、本文をどうやって読み取っていけばいいかの解説が詳しい
・採点基準が詳しく書かれているため、何を書けば点がもらえるかが一目で分かるようになっている
です。
基本的に記述問題に取り組むときには、多くの人は自分の書いた答えが合っているのかどうか悩んでしまいます。
しかし、「上級現代文」では「●●」が書いてあれば2点、「××」が書いてあれば3点といったように具体的な採点基準が書かれているため、自分の書いた文章がどれだけ模範解答に近いのかが分かるようになっています。
「入試現代文のアクセス」と構成が似ている部分もあるため、入試現代文のアクセスが終わった後に使っていくとスムーズに進めることができるでしょう。
上級現代文の使い方は?<共通テスト・大学入試編>
ア 上級現代文のおすすめな使い方は?①(まずは問題を解いてみる)
→まずは一回問題を解いてみよう
「上級現代文」は現代文の読み方や解き方などを身につけたい人が取り組むべき問題集です。
そして、この上級現代文のおすすめの解き方の一つ目は、「まずは問題を解いてみる」ことです。
問題を解く際には、
・解答の根拠となる部分を本文中から探して解く
・問題文をよく読み、何について問われているかを把握する(傍線部自体を言い換えることが大事)
といったことを意識しながら読むようにしましょう。(なお、文章に出てくる語句の意味がどうしてもわからない場合は国語辞典などを使って調べるのもありです。)
文章をいい加減に読み、答えも適当に解いていたのではいつまでたってもできるようにはなりません。(現代文が苦手な人の多くはきちんと文章を読んでいない人が多いです。)
そうではなく、文章をしっかりと読み、問題に答えるときは本文のどこに解答の根拠があるのかを丁寧に探しながら読むようにしましょう。
また、記述問題を面倒くさがらず必ず取り組むようにしましょう。
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イ 上級現代文のおすすめな使い方は?②(解説をしっかりと読む)
→文章の構成や問題の解き方などをしっかりと読むこと
問題を解き終えたら答え合わせをして解説を読んでいきます。
そして、解説の読み方ですが、
②「設問の解説」を読み、本文のどこが根拠になっているかを確認する
③自分の答えがどこが間違っていたかを確認する
④もう一度本文を読み、文章の内容を理解する
といった流れになります。
「上級現代文」は解説が詳しい問題集ですので、必ず解説を読むようにしましょう。
また、ただ読んで終わりではなく、本文のどこから引用して答えを出せばいいのかや自分の答えはどこが違っているのかといったことも確認するようにしましょう。
上級現代文に出てくる問題の解き方をマスターすれば、記述の力がついてきます。
その後は志望校の過去問演習をたくさんやっていきましょう。
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