愛知県公立高校の選び方や組み合わせ、私立との併願パターンは?

 

 

たま吉
愛知県高校入試の出願する高校の組み合わせ方について知りたいニャー

 

と思っている中学生のみなさん!

今回は「愛知県公立高校の選び方や組み合わせ、私立との併願パターンは?」についてみていきますよ。

 

 

愛知県公立・私立高校受験校の組み合わせ

 

 

✓内容

「愛知県高校入試の高校の選び方や組み合わせ、併願パターン」について知りたい受験生向けの記事です。

 

✓対象となる人

愛知県高校入試での志望校の組み合わせ方に迷っている中学生

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

愛知県高校入試の仕組みや倍率などを知りたい人は

愛知県高校入試の日程・グループ・仕組み・倍率は?

 

 

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【愛知県公立・私立高校】志望校の選び方は?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!愛知県公立高校のおすすめの選び方や組み合わせは?

 

 

たま吉
志望校の選び方について知りたいニャー
モモ先生
公立か私立か、普通科か専門学科かなどをまずは決めていきましょう。

 

 

ア 学校の経営母体や学ぶことの違い

→普通科か専門学科は特にしっかりと決めていきたい

 

愛知県高校入試において高校の選び方は重要です。

まず、高校の主な区分としては、

①公立か私立か?
②普通科か専門学科、総合学科か?
③共学か男子校、女子校か?

といったものがあります。

 

A 公立か私立か?

 

高校には大きく公立高校と私立高校があります。

そして、公立高校と私立高校にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

 

公立私立
メリット・学費が安い
・校則は割と自由
・さまざまな境遇の人と出会える
・設備が新しく充実している
・部活動が盛んで全国レベルの部もある
・同じ教師が長く教えていることが多い
デメリット・設備が古い
・教師の移動がある
・特別な指導はあまり期待できない
・学費が高い(近年は国・県からの補助あり)
・校則が厳しいこともある
・公立の高校入試を経験していないので大学入試時に不利になる

これらのことを踏まえて、公立か私立どちらの高校が合っているかを考えるようにしましょう。

 

 

公立高校と私立高校の違いを知りたい人は

【公立・私立高校】学費や校則の違いは?どっちがいい?

 

 

B 普通科か専門学科・総合学科か?

 

普通科と専門学科、総合学科の違いは、

普通科:大学・短大進学のための勉強が基本。進路は自由に選ぶことができる。
専門学科:機械やファッション、看護など専門的な内容を学ぶ。検定試験を高校在学中に多く受ける。進路はかなり限られる。
総合学科:自分にあった授業を選ぶことができる。進路は自由に選ぶことができる。

 

普通科や総合学科は入学してからでも進路の変更ができますが、専門学科の場合は入学後の進路変更がとても難しくなってしまいます。

例えば、工業科に入学した場合、進学先は工学部や情報学部などの大学や専門学校、就職先は製造業がメインとなります。

ですので、特に専門学科への進学を考えている人は慎重に考えるようにしましょう。

 

 

普通科と専門・総合学科の違いを知りたい人は

高校の普通科・専門学科・総合学科の違いやメリット、デメリットは?

 

 

C 共学か男子校・女子校か?

 

愛知県の高校で男子校・女子高は以下の高校があります。

男子校【私立】東海・名古屋・名古屋工業
女子校【私立】愛知淑徳・桜花学園・金城学院・啓明学園・椙山女学園・聖カピタニオ・聖霊・名古屋女子・光ケ丘・藤の花

 

一方で、公立高校は全て共学です。

ただし、工業科は男子の割合が極めて多く、生活文化科や看護科などは女子の割合が極めて多くなります。

 

そして、男子校・女子高のメリット・デメリットは、

・異性の目を気にせず、本当にやりたいことに専念できる<メリット>
・男女の違いを念頭にした授業内容で、効率的な学習ができる<メリット>
・異性との適度な距離感が身につかない<デメリット>

などがあります。

そのため、これらを踏まえた上で共学か男女別学かを決めるといいでしょう。

 

たま吉
受験する予定の高校について下調べをすることが大切なんだニャー

 

 

共学と男女別学の違いを知りたい人は

共学と男子校、女子校の違いは?メリット・デメリットは?

 

 

 

 

イ 進学実績、部活動、通学時間など

→進学実績や部活動など総合的に進路を考えよう

 

高校を選ぶ基準は他にも、

①進学実績、就職先
②部活動が盛んか
③図書室、運動場などの施設の充実度
④通学時間
⑤校風、制服

といったこともあります。

中学校までは多くの人は家の近くの学校に通っていました。

しかし、高校からは「自分で」行きたい高校を選ぶ必要が出てきます。

そのため、自分に合う高校が選べるように志望校選びはじっくりと行うようにして下さい。

 

モモ先生
後悔のないように行きたい高校はじっくりと選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

愛知県公立高校の志望校の組み合わせ、併願パターンは?(2024)

 

高校入試前日の過ごし方

 

たま吉
愛知県公立高校のおすすめの受験校の組み合わせ方を知りたいニャー
モモ先生
ここでは東三河地区のおすすめ併願パターンについてみていきますよ。

 

 

ここでは東三河地区の高校の受験校の組み合わせパターンについてみていきます。

なお、名古屋や尾張地区のグループを知りたい方は、下のサイトで確認してください。

 

公立高校のグループ分け

 

 

ア 愛知県公立高校(2024)のAグループ・Bグループは?

→Aグループから1高校、Bグループから1高校を受験できる

 

A 愛知県公立高校の受験校の決め方

 

愛知県公立高校の受験校の決め方は全部で3段階あります。(普通科の場合)

①「地区」→尾張地区にある高校か三河地区にある高校を選びます
②「群」→第1群にある高校か第2郡にある高校を選びます(尾張地区のみ)
③「グループ」→Aグループから1校+Bグループから1校の最大2校までを選択することができます。(1校のみの受験も可能)

*専門学科・総合学科の高校は学区および群はなく、県内にある全ての高校を受験することができます。

*学区の境界に近い地域では、特例として学区をまたがった受験校を選ぶことができます。

 

たま吉
しくみが少し複雑だからよく理解しておきたいニャー

 

 

B 受験校の組み合わせ方は?

 

受験校の組み合わせ方は、

①【公立】チャレンジ校+【公立】チャレンジ校+【私立】安全校
②【公立】チャレンジ校+【公立】安全校+【私立】安全校
③【公立】安全校+【公立】安全校+【私立】安全校

とありますが、おすすめは上の②です。

 

まず、私立の一般入試は公立の入試よりも先にあります。

そのため、ここで私立高校に合格をしておけば一安心という状態になります。

次に公立高校の受験ですが、入試は競争であるため第1希望の高校に必ずしも全員が合格できるとは限りません。

そのために、あらかじめ考えておくべきことは、

・第2希望の公立の高校と合格した私立高校であればどちらがいいか?

ということです。

 

公立に絶対に合格したい場合は、第2希望の高校は確実に合格できるラインの高校を受験したほうがいいでしょう。

そうでないと公立2校ダブル落ちということも出てきてしまいます。

一方で第1希望の高校に合格できなかったら私立の高校に進学するという場合は、第2希望の高校もチャレンジ校でもいいかもしれません。

そのため、第2希望の高校をどうするかをよく考えるようにしましょう。

 

モモ先生
第1希望の高校に受からないことも想定しておきましょう。

 

 

C 合格した時の注意点

 

最後に合格した時の注意点についてです。

・私立専願は合格後に辞退をすることができない
・公立高校の一般入試では合格後に辞退をすることができない

 

もう少し正確に言えば、「辞退できないことはないが、辞退をすると高校と中学校、後輩に非常に迷惑がかかる」です。

そのために志望校は慎重に選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

イ 愛知県公立高校(2024)のおすすめ組み合わせ、併願パターンは?

→第2希望は確実に受かるであろう高校を選ぶのがおすすめ

 

A 東三河地区の高校のグループ分け

 

東三河地区(豊橋・豊川・蒲郡・田原・新城など)の高校は以下のようにグループ分けされています。

 

Aグループ普通科豊丘豊橋南福江国府御津あおば
Bグループ普通科時習館豊橋東小坂井成章蒲郡東
Aグループ専門学科豊丘豊橋南豊橋工科豊橋商業国府宝陵蒲郡
Bグループ専門学科豊橋西豊川工科成章渥美農業三谷水産新城有教館

 

また、「普通科+普通科」・「専門学科+専門学科」の組み合わせだけでなく、「普通科+専門学科」といった組み合わせも可能です。

 

 

東三河地方の高校情報を知りたい人は

愛知県高校入試の倍率・内申点・偏差値は?<東三河地区>

 

 

B おすすめの受験校の組み合わせ

 

ここでは、愛知県公立高校のおすすめ組み合わせ、併願パターンについてみていきます。

なお、愛知県高校入試の合否は内申点+当日点の合計で決まります。

また、倍率も年によって大きく異なりますので、その辺りを考慮して志望校を選ぶようにしましょう。

 

 

①進学校を受験する場合

時習館(B)+豊丘・国府・岡崎(A)
豊橋東(B)+豊丘・国府(A)
豊橋東(B)+豊橋南・豊橋商業(A)
豊丘(A)+小坂井(B)
国府(A)+小坂井(B)

*( )内のアルファベットはグループ名です。

 

なお、時習館・豊橋東などの高校を受験する場合は、私立高校は桜丘高校(英数)や豊川高校(特進)を受験する生徒が多いです。

 

 

②普通科の高校を受験する場合

豊橋南(A)+豊橋西・成章・小坂井(B)
小坂井(B)+豊橋南・豊橋工科・豊橋商業・御津(A)
成章(B)+福江(A)
蒲郡東(B)+御津あおば(A)

*( )内のアルファベットはグループ名です。

 

なお、豊橋南・小坂井などの高校を受験する場合は、私立高校は桜丘高校や豊川高校を受験する生徒が多いです。

 

 

③専門学科の高校を第1希望とする場合

豊橋南・豊丘・豊橋商業(A)+豊橋西・成章(B)
豊橋工科(A)+豊川工科(A)
豊橋西(B)+蒲郡(A)
成章(B)+福江(A)
渥美農業(B)+福江(A)
蒲郡(A)+三谷水産(B)

*( )内のアルファベットはグループ名です。

 

なお、専門学科の高校を受験する場合は、私立高校は桜丘高校や豊川高校、豊橋中央高校、藤ノ花女子高校を受験する生徒が多いです。

 

たま吉
どの高校が併願できるのかを事前に調べておくことをおすすめするニャー

 

【中1~中3】高校入試対策個別指導コースについて

 

 

当塾では時習館や豊橋東、豊丘、豊橋南、豊橋工科、豊橋商業、豊橋西高校などの合格を目標とした

【中1~中3】高校入試対策個別指導コースがございます。

 

このコースの対象となる人は、

・高校入試対策を早い時期から始めたい人
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人

となっています。

そして、近年では高校入試の難易度が上がっており、時間をかけて対策をしないと高得点は取りづらくなっています。

そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。

 

また、当塾の指導内容としては、

①英語:文章の多読→単語力+速読力の強化
②数学・理科・社会:基本的な内容の復習+入試典型問題の習得
③国語:文章中から解答の根拠を探す練習を行い、得点力を上げる
④面接(推薦入試):志望動機などよく聞かれる内容を中心とした話す内容のアドバイス・添削など

となっています。

お子様の学力や現状に合った指導をしていきます。

なお、当塾ではあくまで高校入試対策をメインとした指導をしておりますのでご了承ください。

 

 

TEL 0532-74-7739

月~金 14:30~22:00

 

 

 

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