と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「静岡大学(2023)の入試科目、偏差値、口コミ、倍率、おすすめ勉強法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
静岡大学入試過去問分析・教科別勉強法
①静大英語 | ②静大数学 | ③静大国語 | ④静大物理 |
⑤静大化学 |
静岡大学の定員、口コミ、オープンキャンパスは?
ア 静岡大学の基本情報
→静岡県静岡市と浜松市にある総合大学
静岡大学は静岡県静岡市と浜松市にキャンパスがある総合大学です。
また、静岡大学にある学部及び定員は以下の通りになっています。
A 静岡大学の学部・定員
②教育学部 300人
③情報学部 計245人
④理学部 計205人
⑤工学部 計550人
⑥農学部 計185人
*工学部と情報学部は浜松キャンパスに、それ以外の学部は静岡キャンパスにあります。
B 静岡大学の偏差値
河合塾の「入試難易予想ランキング表」から静岡大学の偏差値を抜粋しました。
共通テストボーダー | 二次ランク | |
人文社会学部 | 63~69% | 50.0~52.5 |
グローバル共創科学部 | 66% | 52.5 |
教育学部 | 53~60% | 47.5~50.0 |
理学部 | 57~61% | 50.0~52.5 |
工学部 | 58~60% | 50.0 |
農学部 | 59~62% | 50.0 |
情報学部 | 62~64% | 50.0 |
イ 静岡大学の評判や口コミは?
→オープンキャンパスに参加して大学の様子を感じ取ろう
静岡大学の評判や口コミについてです。
学部によって口コミの内容が変わりますので、みなさんが志望する学部のものを参考にするといいでしょう。
また、静岡大学について詳しく知りたい方は、オープンキャンパスが例年春・夏・秋に行われますので、そこで学校の様子をつかむようにしましょう。
そうすることで静岡大学へのイメージがよりしやすくなります。
静岡大学入試の試験科目、配点、倍率は?
ア 試験科目と配点(2023)
→共通テスト重視の学部が多い
静岡大学入試の配点は、工学部以外は二次試験よりも共通テストの方が配点が高いです。(学部・学科ごとの配点はKei-Net大学検索システムで確認してください。)
そのため、まずは共通テスト対策に力を入れ、ボーダーラインを上回る点数を取るようにしましょう。
イ 倍率(2022)
→学部によって倍率が大きく変化した
2022年度の志願倍率(一般選抜の合計)は、
・教育学部は1.9倍と微減
・情報学部は2.3倍と増加
・理学部は1.9倍と増減なし
・工学部は1.9倍と減少
・農学部は2.0倍と微増
・地域創造学環は3.1倍と増減なし
となっています。
なお、合格者最低点などはこちらで確認することができます。
静岡大学入試(2023)の合格に向けたおすすめ勉強法は?
ア 定期テスト対策
→高い内申点を取ると学校推薦型選抜の受験資格が得られる
静岡大学の入試では、大きく一般入試と学校推薦型選抜、総合型選抜があります。
そしてさらに学校推薦型選抜は共通テストの結果を考慮するタイプと考慮しないタイプの2種類に分かれます。
一般入試は共通テストと二次試験の合計で決まりますが、学校推薦型選抜は、共通テストの結果(内申点)+面接+小論文で決まります。(学部によって小論文・面接がない場合もあります。)
そして、学校推薦型選抜は、
・一般入試より前に合否が出るため、早く受験勉強から解放される
といったメリットがあるため、ぜひ学校推薦型選抜を受験するようにしましょう。
また、静岡大学の学校推薦型選抜・総合型選抜の受験資格は学部によって出願条件や試験内容が異なりますので、事前に内容を確認するようにしましょう。
なお、高校の内申点は基本的には定期テストの結果でほぼ決まります。
そのため、高1の最初の定期テストから気を抜くことなく、テスト勉強をするようにしましょう。
たとえ、ある科目で評定「3」があったとしても、他の科目で「5」を取ればトータルの成績は上がりますので、どの科目も気を抜くことなく取り組むようにして下さい。
イ 共通テスト対策
→配点の高い教科で高得点が取れるようにしよう
静岡大学入試の共通テストの配点は、人文社会科学部の法学科を例に挙げると、
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語R | 英語L | 合計 |
100 | 200 | 100 | 50 | 112.5 | 37.5 | 600 |
となっており、ボーダーラインは68%となっています。
そのため、目標点は71%の426点とします。
そして、426点を取るためには、
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語R | 英語L | 合計 |
70 | 156 | 55 | 35 | 85 | 25 | 426 |
といったような目標点数にするのがおすすめです。
ここでのポイントは、
・二次試験でもある科目は高得点が取れるようにする
・共通テストのみの科目も疎かにしない
といったことです。
これらのことを意識して、後はみなさんの得意不得意に応じて目標点数を決めるようにしましょう。
ウ 静岡大学の一般入試対策<英語>
→読解と文法は標準レベルだが英作文が難しい
静岡大学の英語は大問が5題あり、読解問題が2問、文法・語法問題が1問、会話文が1問、英作文の問題が1問となっています。
ただし、工学部は英作文の代わりに読解問題が、情報学部情報学科は上の5問に加え数学的な要素を含む記述問題が出題されています。
また、それぞれの問題の難易度は、
・文法 基本的な文法の知識を問う問題が多い
・英作文 与えられたテーマについて自分の意見や体験などを述べる形式で120語程度の文章を書くため難しい
となっています。(読解は評論と小説が1題ずつ出題されます。)
長文読解の勉強は早めに仕上げ、自由英作文の勉強にどれだけ時間をかけられるかがカギとなってきます。
エ 静岡大学の一般入試対策<国語>
→現代文・古文・漢文が1題ずつ出題される
静岡大学の国語は現代文・古文・漢文が各1題ずつ出題され、解答時間は80分となっています。(法学部・経済学部は現代文+小論文の2題で解答時間は50分です。)
また、よく出るジャンルとしては、
・古文 和歌・俳諧を含む文章が多く出題されている
・漢文 さまざまな分野から出題されている
となっています。
上のジャンルの文章を中心に読んでおくと、スムーズに解くことができます。
オ 静岡大学の一般入試対策<数学>
→試験時間は80分か120分
静岡大学の数学は学部ごとに大きく問題形式が異なります。
A 理学部(数学・物理・化学・創造理学)・工学部・情報学部
・大問は4問
・解答時間は120分
・出題範囲は数Ⅲまでで微積、ベクトル、三角関数、確率、数列がよく出る
B 理学部(生物・地球)・教育・農学部・地域創造A
・大問は3問
・解答時間は80分
・出題範囲は数ⅡBまでで微積、ベクトル、三角関数、数列がよく出る
となっています。
また、入試の特徴としては、
②標準レベルの問題が中心(理学部(数)はやや難しめ)
③計算量が多い問題がよく出る
となっています。
そのため、チャート式などの参考書で解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、静大の問題に対応できるようになります。
カ 静岡大学の一般入試対策<物理・化学>
→理科で高得点が取れるようにしよう
A 物理
静岡大学の物理は全部で3問が出題され、試験時間が80分です。
また、入試の特徴としては、
②物理法則や現象についての本質的な理解を問う問題が多い
③基本~標準レベルの問題が中心
となっています。
そのため、物理のエッセンスや良問の風で解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、静大の問題に対応できるようになります。
B 化学
静岡大学の化学は全部で4問が出題され、試験時間が80分です。
また、入試の特徴としては、
②記述・論述・計算など多彩な形式で出題されている
③全体的には標準レベルの難易度
となっています。
そのため、化学基礎問題精講、化学重要問題集で解法暗記をしたらできるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、静大の問題に対応できるようになります。
キ 静岡大学の学校推薦型選抜対策<面接・小論文>
→小論文と面接の対策は同時進行で進めていくと効果的
静岡大学の学校推薦型選抜や総合型選抜は、学部によっては面接と小論文があります。
ただ、この2つの科目は対策をするのに結構時間がかかります。
そのため、これらの対策は、高2の終わりくらいから少しずつ始めていくことをおすすめします。
A 面接
面接で特に聞かれるのが、
・高校生活で頑張ったこと
・入学してから頑張りたいこと
・志望する学科に関する内容
です。
学校推薦型選抜の場合、面接によって受験生の意欲や熱意を評価します。
そのため、静岡大学についてどこまで知っているか、入学後に取り組みたいことをどこまで考えているかなどをアピールすることが大切になってきます。
そして面接でいい内容を話すためには、
・志望する学科に関する本を読み知識をつける
・話す内容を学校の先生などに見てもらい添削してもらう
といったことが必要です。
なお、学校推薦型選抜や総合型選抜は秋~共通テスト後にあるため、早めに仕上げるようにしましょう。
B 小論文
また学校推薦型選抜では小論文がある学部もあります。
小論文が苦手な人は多いですが、それは練習量が足りていないことが原因です。
そこでいい小論文が書けるようにするには、
・他の大学の過去問を解き、学校の先生などに添削をしてもらう
ことが大切になってきます。(過去問は入手できないため、他の大学の問題や小論文の問題集に出てくるお題を解くようにしましょう。)
そして社会科学や人文科学に関する知識を身につけるうえでおすすめの本は、「社会科学系小論文頻出テーマ16」です。(他にも「人文・教育系」「看護医療系」「自然科学系」などジャンルごとの本がありますので、志望する学部にあったものを選ぶようにして下さい。)
この本は少子化、インターネット、異文化理解など文系学部の小論文でよく出るテーマがまとまっています。
そのため、まずはこの本に書かれている内容を把握し、その上でいろいろな大学の小論文の問題を解くようにしましょう。
知識がない状態でいくら書いてもいい小論文を仕上げることはできませんので気を付けてください。
また、小論文は仕上がるまでに時間がかかりますので、高2の終わりくらいから少しずつ始めていくことをおすすめします。
静岡大学入試合格個別指導コースについて
当塾では静岡大学入試で受験予定の高校3年生を対象とした「共通テスト・国公立大学入試対策個別指導コース」がございます。
*現在高1・2年生の方は「高1・高2定期テスト・大学入試対策個別指導コース」から始まり、高3時に「共通テスト・国公立大学入試対策個別指導コース」に切り替わるようになります。
このコースの対象となる人は、
・学校推薦型選抜での静岡大学の受験も視野に入れている人
です。
そして、当塾の指導プランとしては
②高3 共通テスト対策及び二次対策(英語・国語・数学等)
*学校推薦型選抜を受験予定の方には面接および小論文の対策も致します。
となっております。(当塾では英語・数学の指導を優先し、合格レベルに達した後で他の教科の対策をいたします。)
静岡大学に合格したい方、受験を考えている方に合った指導をさせていきます。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00