と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【大学受験世界史】判る!解ける!書ける!世界史論述のレベルとおすすめの使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
①英語 | ②文系数学 | ③理系数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 | ⑦物理 | ⑧化学 |
⑨生物 | ⑩日本史 | ⑪世界史 |
判る!解ける!書ける!世界史論述のレベルは?
ア 判る!解ける!書ける!世界史論述のレベルは?
→難易度が高めの問題集
世界史の勉強は、
②用語を暗記する(年号を覚える)
③問題を解く
④論述対策をする
というのが基本的な流れになります。
「はじめる世界史要点&演習」や、「HISTORIA(ヒストリア)世界史精選問題集」などの問題集や共通テストの過去問などを解き終えた後は、最後の仕上げとして論述対策をしていきます。
そして論述対策としておすすめな問題集が、河合出版から出ている「判る!解ける!書ける!世界史論述」です。
この問題集は論述問題の書き方やメモの取り方などが詳しく書かれている問題集で、全部で75のテーマに分かれています。
そして、テーマごとに問題が並んでいるため、学校で習ったところまでを復習したり、苦手な単元を集中的に克服したりといった使い方をすることができます。
また、判る!解ける!書ける!世界史論述の特徴としては、
・練習問題が豊富にあり、多くの問題にトライすることができる
・解説が充実しており、独学でも取り組むことができる
といったものがあり、難関国公立大を受験する生徒には必須の問題集となっています。
判る!解ける!書ける!世界史論述の使い方は?<共通テスト・大学入試編>
ア 判る!解ける!書ける!世界史論述のおすすめな解き方は?①(基本的な問題集を完璧にしてから臨む)
→基礎知識がないとこの本を使いこなせない
判る!解ける!書ける!世界史論述のおすすめの解き方の一つ目は、「基本的な問題集を完璧にしてから臨む」ことです。
論述対策をするときは、前提条件としてある程度の基礎知識があることが必要となってきます。
少なくとも共通テストの過去問や模試で8割以上取れる力がないと厳しいでしょう。
そのため、基礎知識が足りない人は「山川世界史一問一答」などの一問一答集や「はじめる世界史」などの問題集を使って基礎固めをするようにしてください。
「はじめる世界史」は教科書の太字の用語の意味を問う問題がメインです。
また、各テーマの初めに要点部分があり、そこでは重要語句を覚えることができます。
基本的な問題集で基礎固めをし、さらに共通テストの過去問や模試などで高得点を取れるようになってから論述対策に取り組むようにしましょう。
イ 判る!解ける!書ける!世界史論述のおすすめな解き方は?②(模範解答を暗唱する)
→知識がないとそもそも文章が書けない
判る!解ける!書ける!世界史論述のおすすめの解き方の二つ目は、「模範解答を暗唱する」ことです。
初学者がいきなり論述問題を解こうとしても、多くの人はほとんど書けません。
それは、
・歴史の流れがわかっていない
・どういう文章を書けばいいかが分からない
といったことがあるからです。
そのため、初期段階としては模範解答をとにかく覚えていくことが効果的です。(このやり方は社会の論述対策だけでなく、英作文や小論文にも使えます。)
ただ、いきなり文章を覚えるのではなく、
・歴史の流れを確認する
といったことをやりながら、模範解答を覚えるようにしましょう。
意味も分からず丸暗記ではなかなかできるようにはなりません。
模範解答を暗記することで書き方も分かるようになってくるので、このやり方はおすすめです。
「判る!解ける!書ける!世界史論述」に出てくる模範解答を一通り暗記したら、引き続き別の論述問題集や過去問(赤本)などに出てくる模範解答を暗記するようにしてください。
そして知識が十分についてきたら問題を解き始めていくといいでしょう。
入試本番までにどれだけの模範解答を暗記したかで合否が決まるといっても過言ではありません。