と思っている中学生のみなさん!
今回は「苦手教科を克服する勉強法、やりたくない苦手科目に取り組む方法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
苦手教科をやりたくない、勉強したくない原因は?
ア 苦手科目をやりたくない、勉強したくない理由①(得意科目より理解できない所が多い)
→苦手科目は得意科目に比べて解くのに時間がかかる
苦手科目をやりたくない、勉強したくない理由の一つ目は、得意科目より理解できないところが多いからです。
苦手科目を勉強をするのが嫌になる理由は、得意科目よりも、
・理解できるまでに時間がかかる
・問題を解くのに時間がかかる
といったことがあるからです。
つまり、苦手な科目はスラスラと進めることができないため、解くのが嫌になってしまうのです。(それが続くとやる気がなくなってきます。)
誰だって全然進まない教科よりもサクサクと進めることができる教科をやりたいに決まっています。
そのため、苦手科目をやろうと思えなくなってしまうのです。
イ 苦手科目をやりたくない、勉強したくない理由②(テストなどで点数が取れない)
→苦手な科目は点数が取りにくい
苦手科目をやりたくない、勉強したくない理由の二つ目は、テストなどで点数がとれないからです。
また、苦手な科目は定期テストや模試などでいい点数を取ることができません。
例えば、あるテストで数学が90点、英語が40点だとします。
この場合、次のテストに向けて勉強するのは、点数が取れる数学を選ぶ人が多いはずです。
それは、数学は勉強をすれば結果を出すことができるのに対し、英語は勉強してもいい点数が取れないと思っているからです。
私たちは自信のある科目に力を入れて、そうでない科目には目を背けたくなりがちです。(拒否反応から苦手科目を少し勉強をすると眠くなってしまう人もいるでしょう。)
しかし、それが続いてしまうと苦手な科目はますますできなくなり、ますます勉強へのモチベーションを高めることができなくなってしまいます。
ウ 苦手科目をやりたくない、勉強したくない理由③(勉強のやり方が分からない)
→苦手科目は正しい勉強のやり方が身についていない
苦手科目をやりたくない、勉強したくない理由の三つ目は、勉強のやり方が分からないからです。
そして、仮に苦手科目を勉強しようと思ったとしても一つ問題点が出てきます。
それは、勉強のやり方が分からないということです。
苦手な科目は、そもそもその科目への勉強時間が少ないというのもありますが、正しいやり方で勉強ができていないということもあります。
そのため、気合を入れて苦手科目を勉強しようと思っても、勉強の方法が間違っているとなかなか成績を上げることはできないのです。
苦手科目を手を付けないままだとどうなる?
次に苦手科目を放置するとどうなるかについてみていきます。
皆さんの中には、「苦手科目があるけどその教科を勉強したくないから放置しよう」と思って勉強しない人がいます。
しかし、苦手科目の勉強をしないと大変なことになります。
それは高校入試や大学入試では5教科の総合点で合否が決まるからです。
例えば、高校入試でボーダーラインが400点の高校を受験するとします。
そして、数学が苦手で50点しか取れないとしましょう。
そうなると、
国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
90点 | 50点 | 90点 | 80点 | 90点 | 400点 |
といったように、数学以外の教科でかなりの高得点を取らないと合格できないことになってしまいます。
逆にいえば、数学で70点、80点と取れるようになれば5教科の合計得点も安定してきます。
そのため、苦手教科を捨てたりせずに、基本からしっかりと復習をして一点でも点数を上げていくようにしましょう。
苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法は?
ア 苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法は?①(できるところまで戻って復習する)
→思い切ってできるところまで戻ってみよう
苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法の一つ目は、できるところまで戻って復習することです。
例えば数学の内容が分からない人は思い切って小学校の算数の内容に戻りましょう。
とにかく、できるところまで戻ってそこから進めていくと、やがてできないところに出会います。
その部分を徹底的に復習し、できるようにしていきます。
それを繰り返していくと、できない部分がなくなるため、やがてできるようになります。
「急がば回れ」ではありませんが、戻って復習をしたほうが結果的には成績を上げる近道となるのです。
苦手科目は最初の一歩をできるだけ簡単な所から始めることで、苦手意識を減らすことができます。
イ 苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法は?②(短期集中で一気に勉強する)
→苦手科目は一気に復習しよう
苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法の二つ目は、短期集中で一気に勉強することです。
もし、「苦手科目が得意になるには1年かかります」と言われたら、その一年間は苦手科目と付き合わなくてはならなくなり、多くの人は勉強をするのが嫌になってくるでしょう。
そこで、苦手科目は短期集中で一気に仕上げるのをおすすめします。
例えば、夏休みや冬休みなどの長期休暇中に一気に仕上げていくようにしましょう。
毎日勉強をすればその内容が頭の中に残っているため、効率よく勉強ができるというメリットがあります。
ウ 苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法は?③(自分でできない時は塾に頼る)
→どうしても自分ではできない場合には塾に頼るのもアリ
苦手科目を克服する勉強法や取り組む方法の三つ目は、自分でできない時は塾に頼ることです。
ただ、勉強するのが嫌な苦手科目を積極的にやろうとする人はなかなかいません。
また、そもそもどんな勉強をしたらいいのかを知らない人も多いでしょう。
そのため、苦手科目を克服するために塾を利用するのもおすすめです。
ただ、「数学が苦手です」というよりも、「数学が中1の頃から苦手で、特に文章題があまりできません。」という風に具体的に何ができないのか、どうしたいのかという目的を持って入塾するようにしましょう。
そうすることで教える側も対策がしやすくなります。