【共テ】英語リーディングの参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?

 

 

たま吉
共通テスト英語リーディングにおすすめの参考書や問題集を知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「【共テ】英語リーディングの参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?」についてみていきますよ。

 

 

共通テスト英語リーディングおすすめ問題集

 

 

✓内容

「共通テスト英語リーディング(2024)のおすすめ参考書・問題集」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

共通テスト英語リーディングで安定した点数を取りたい高校生や浪人生

 

✓結論 

「共通テスト英語リーディング(2024)参考書・問題集のおすすめは?」→まずは英単語・英文法・英文解釈からマスターしよう

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

共通テストに向けたおすすめの勉強方法を知りたい人は

共通テスト対策の勉強法とおすすめ学習スケジュールは?

 

 

教科別おすすめ勉強法

①英語リーディング②英語リスニング③数学ⅠA④数学ⅡB
⑤現代文⑥古文⑦漢文⑧物理基礎
⑨化学基礎⑩生物基礎⑪地学基礎⑫物理
⑬化学⑭生物⑮世界史B⑯日本史B
⑰地理B⑱現代社会⑲倫理⑳政治・経済
㉑倫理・政経㉒情報Ⅰ  

 

 

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【共通テスト2024】英語リーディングの対策ができるおすすめ参考書や問題集ルートは?

【動画】共通テスト英語リーディングの過去問分析(2023)とおすすめ勉強法は?

 

 

たま吉
共通テストの英語リーディングの勉強をするにはどんな参考書や問題集を使えばいいのかニャー?
モモ先生
まずは「英単語Stock」を完璧にするようにしましょう。

 

 

共通テストに向けた英語リーディングの勉強は、

①英単語・英熟語の意味を覚える
②英文法の問題集を解く(基礎)
③英文解釈の問題集を解く
④英文法の問題集を解く(発展)
⑤速読の練習をする
⑥英文の多読をする
⑦過去問を解く
⑧予想問題集を解く

というのが基本的な流れになります。

 

そのため、大学入試において必要な英語リーディングの参考書や問題集は、

①英単語帳、英熟語帳
②英文法の参考書、問題集
③英文解釈の問題集
④速読用の教材
⑤多読用の教材
⑥共通テストの過去問
⑦各予備校が出している予想問題集

とやるべきことがたくさんあります。

そのため、夏休みが終わるまでに上の④~⑤までは終わらせ、秋以降は共通テストの過去問演習に入ることができるようにしましょう。

 

たま吉
参考書選びは慎重にやるといいニャー

 

 

ア 英語リーディングの勉強法(全体編)

→まずは英単語・英文法・英文解釈の勉強からやるようにしよう

 

英語はできるようになるまでに時間のかかる科目です。

また、英語は文系・理系に関わらず必須の科目ですので、どんな人でもできるようになる必要があります。

そして、共通テストの英語リーデイングは全て長文問題ですので、短い時間で素早く文章の意味をつかむ力が求められます。

 

そして、共通テストまでのおすすめ学習スケジュールは、

【高1・2】英単語・英熟語・英文法・英文解釈の知識を固める
【高3の夏休みまで】英文の速読および多読の練習をする
【高3の2学期以降】共通テストの過去問や予想問題集を解く

となっています。

高1・2のうちに基礎固めを終わらせ、高3になってからは文章をたくさん読むことに力を入れるようにしましょう。

 

モモ先生
高1・2のうちにどれだけ英語の勉強ができるかにかかっていますよ。

 

 

イ 英単語の暗記

→最初は「英単語Stock3000・4500」で英単語の暗記から始めよう

 

共通テスト英語リーディングの勉強で最初にやるべきことは、英単語の暗記です。

それは、英単語の意味が分からなければ英文の理解度も下がってしまい、その結果正答率も下がってしまうからです。

そして、おすすめの英単語帳は、文英堂が出版している「英単語Stock3000・4500」です。

 

 

 

 

 

 

この本をおすすめする理由は、

・入試によく出る英単語がコンパクトにまとまっている
・英単語を覚えやすくするための説明(記憶ブースター)が詳しく書かれている
・基本的に一つの英単語に訳が1語だけしか載っていないため覚えやすい

といったのがありますが、最大の理由は発音記号の横に単語の読み方がカタカナで書かれているからです。

 

高校生の多くは発音記号を読むことができません。

そのため、英単語の下に発音記号があっても何て読めばいいかがよく分かっていないのが現状です。

しかし、発音記号の横に発音がカタカナ表記されていることで、単語の読み方が分かるようになります。

ほとんどの英単語帳は発音をカタカナ表記されていませんが、この「英単語Stockシリーズ」はそれがされているために非常におすすめです。

ただし、学校で使っている英単語帳でスラスラと覚えられるのであれば、無理をして英単語帳を買い替える必要はありません。

 

モモ先生
カタカナで発音が書かれているのがおすすめポイントですよ。

 

 

【大学入試】英単語のおすすめの勉強方法を知りたい人は

【大学入試】英単語の覚え方や勉強法、おすすめ参考書は?

 

 

 

 

ウ 英熟語の暗記

→「英熟語ターゲット1000」で英単語の暗記から始めよう

 

英単語の暗記が終わったら、次は英熟語の暗記に入っていきます。

そして、おすすめの英熟語帳は、旺文社が出版している「英熟語ターゲット1000」です。

 

 

 

 

この本をおすすめする理由は、

・入試によく出る英熟語がコンパクトにまとまっている
・英熟語を覚えやすくするために配列が工夫されている
・難易度ごとに熟語が分かれているため、志望校に合った対策ができる

といったことがあります。

 

英単語をしっかりと覚えている人はスムーズに熟語を覚えることができるはずです。

1日100語以上をペースに覚えていくようにしましょう。

 

モモ先生
英単語だけでなく英熟語も必ず覚えるようにしましょう。

 

 

【大学入試】英熟語のおすすめの勉強方法を知りたい人は

【大学受験】英熟語の覚え方、おすすめの参考書は?

 

 

エ「英文法演習ドリル」→「スクランブル英文法・語法」で段階的に英文法の知識をつけよう

→最初は簡単な問題集から入ること

 

英単語や英熟語が終わったら、次は英文法です。

そして、英文法はいきなり「スクランブル英文法・語法」のような難しい問題集ではなく、最初は簡単な問題集から取り組むことをおすすめします。

 

①「基礎からのジャンプアップノート英文法演習ドリル」(旺文社)

 

 

 

 

「基礎からのジャンプアップノート英文法演習ドリル」のレベルは高校初級~共通テストレベルで、基本的な内容が中心に載っている問題集です。

そのため初学者でも使える問題集といえます。

また、基礎からのジャンプアップノート英文法演習ドリルの特徴としては、

・それぞれの単元の初めにこれから習う文法の全体像が分かりやすく書かれている
・左ページにまとめが、右ページに問題が載っている
全ての問題の解説が詳しく載っている

といったものがあります。

基本レベルの英文法の問題集の多くは、問題に対する解説が詳しく書かれていません。

ですが、この問題集は全ての問題に解説が詳しく書かれているため、非常に使いやすい教材といえます。

そのため、ただ問題を解いて終わりではなく、「この問題はどうやって解くのか?」を解説を読んで理解するようにしましょう。

なお、この問題集と併用して東進ブックスの「大岩のいちばんはじめの英文法」を使っていくと効果的です。

 

 

 

 

②「スクランブル英文法・語法」(旺文社)

 

 

 

 

「スクランブル英文法・語法」のレベルは共通テスト~難関大学レベルで、かなり細かい内容まで載っている問題集です。

そのため初学者でも使える問題集といえます。

また、スクランブル英文法・語法の特徴としては、

・問題ごとに「基本」「超頻」「発展」などの表示があるため、メリハリをつけて取り組むことができる
・覚えるべき内容は赤字で書かれているため分かりやすい
・初学者向けの「スクランブル英文法・語法Basic」もあるため、段階的に勉強をすることができる

といったものがあります。

「スクランブル英文法・語法」は問題数が相当多いため、まずは「発展」以外の問題をマスターすることをしましょう。

また、高1・2生で時間に余裕のある場合は、「スクランブル英文法・語法」に入る前に「スクランブル英文法・語法Basic」からやっていくと無理なく進めることができます。

 

 

 

 

モモ先生
最初から全ての問題をやらないようにしましょう。

 

 

【大学入試】英文法のおすすめの勉強方法を知りたい人は

【大学受験】英文法の勉強法、参考書や問題集のおすすめルートは?

 

 

 

 

オ「大学入試肘井学の読解のための英文法」で英文解釈の問題を解く

→ただ解いて終わりではなく、なぜその答えになるのかもいえるようにしよう

英文法の知識が固まったら、ここで英文解釈の勉強に入っていきます。

英文解釈とは英文の構造(SVOCなど)を考えながら読み解くものです。

共通テストの英語は最終的には素早く読める力が必要になってきますが、まずは一つ一つの文章を正確に読めるようにする力をつけるようにしましょう。

そして、英文解釈の問題集のおすすめは、KADOKAWAの「大学入試肘井学の読解のための英文法」です。

 

 

 

 

この本をおすすめする理由は、

・一つ一つの例文にSVOCがふってあり、文の構造がつかみやすい
・例文に難しい単語が出てこないため取り組みやすい
・例題以外にも確認問題と発展問題があり、数多くの問題に取り組むことができる

といったことがあります。

 

英文解釈までできれば、文の内容は大分分かってくるはずです。

できればここまでを高2の終わりまでに完成するようにしましょう。

 

モモ先生
まずは文の構造をつかめるようにしましょう。

 

 

【大学入試】英文解釈のおすすめ参考書や問題集を知りたい人は

【大学受験】英文解釈の勉強法はいつから?おすすめ参考書や問題集のルートは?

 

 

カ 英語を速く読む練習をする

→「大学入試ハイパートレーニング」を使って速く読む練習をしよう

 

英単語や英文法などの基礎知識を身に付けた後は、英文を速く読む練習に入っていきます。

そして、英語の速読用の教材としておすすめなのがKADOKAWAの「大学入試ハイパートレーニング」です。

 

 

 

 

 

 

この問題集は、

・文にSVOCがふってあり、文の構造把握がしやすい
・文のカタマリごとにスラッシュが引かれており、スラッシュリーディングの練習ができる
・文章が易しめであるため初学者でも使いやすい

といった特徴があります。

そのため、英語長文の最初の問題集として非常におすすめです。

 

また、「大学入試ハイパートレーニング」の使い方は、

・巻末にある日本語訳を読み、内容を理解する
・「徹底精読」を読み、文の構造を把握する
・「速読トレーニング」で音声を聞きながらスラッシュリーディングの練習をする

がおすすめです。

ここでのポイントは、音読をする前に文の内容を理解することです。

文の内容を理解しないでいきなり音読練習をしてもあまり効果がありません。

そのため、まずは日本語訳を読む、SVOCを確認するといったことをしてから音読の練習をするようにしましょう。

 

モモ先生
まずは文の構造をしっかりと理解するようにしましょう。

 

 

また、「大学入試ハイパートレーニング」以外にも、「大学入試レベル別英語長文問題Solution最新テーマ編1・2・3」「速読英単語 必修編」「英検2級 文で覚える単熟語」といった問題集も使っていくといいでしょう。

 

 

【大学入試】英語長文のおすすめ参考書や問題集を知りたい人は

【大学受験】英語長文問題の対策はいつから?おすすめ参考書・問題集は?

 

 

【共通テスト2024】英語リーディングの対策ができるおすすめ過去問題集や予想問題集ルートは?

 

 

たま吉
共通テスト英語リーディングができるようになるには、どんな参考書や問題集を使っていけばいいのかニャー?
モモ先生
いきなり過去問レベルの問題集からやるのではなく、段階的に問題のレベルを上げていくようにしましょう。

 

 

キ 共通テスト対策問題集を解く

→選択肢の切り方や文章の読み方などを学ぼう

 

速読力が身についたら実践演習に入っていきます。

ただ、いきなり共通テストの過去問を解くのではなく、共通テスト対策問題集で選択肢の切り方や問題の読み方などを学ぶようにしましょう。

そうすることで、より速く問題を解くことができるようになります。

 

おすすめの問題集は、「1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リーディング」です。

 

 

 

 

この本は、共通テストの問題パターンごとの解き方について詳しく書かれています。

読み方や解き方を知ることで、短い時間で問題が解けるようになります。

そのため、まずはテクニックを一通り読み、その後は実際に問題を解いていくようにしましょう。

 

たま吉
この本で共通テストの問題の解き方や読み方を学ぶようにしたいニャー

 

 

ク 共通テストの過去問を解く

→共通テストの過去問をまずは解いてみよう

 

他の教科では共通テストの問題を解く前にセンター試験の過去問を解くことをおすすめしていますが、英語リーディングの場合は解いても解かなくても構いません。

その理由としては、

・共通テストとセンター試験では問題傾向が違いすぎる
・センター試験の文章の中は今の世の中に合っていない古いものがある

といったことがあるからです。

 

ですので、時間に余裕のある人以外はいきなり共通テストの問題からでOKです。

2021年から2023年の過去問を解いてみて、あまり点数が取れない場合は再度英単語の暗記や速読の練習などに戻るようにして下さい。

 

 

 

 

 

 

ケ 予備校の予想問題集を解く

→最初は東進、河合がおすすめ

 

最後に各予備校が出している予想問題集を解いていきます。

各予備校が出している予想問題集の特徴としては、

①河合 現役生でも解ける問題構成になっている。
②東進 難易度は本試験レベル。解説動画がついている。
③代ゼミ 難易度は教科によってバラツキがある。大きな書店でないと売っていない。
④駿台 難易度は難しめ。
⑤Z会 難易度はかなり難しい。大きな書店でないと売っていない。

となっています。

 

そのなかでおすすめは、河合塾東進が出版している問題集です。

 

 

 

 

 

 

河合塾のものは前年度の全統共通テスト模試(全5回)が載っており、全統共通テスト模試対策にもなります。

また東進のものはオリジナルの模試が3回分と過去問が2回分載っており、かつ動画では共通テスト英語リーディングの勉強法について詳しく説明がされています。

まずはこの2冊の問題集から解き、時間に余裕のある人や難しめの問題を解きたい人は駿台の問題を解いていけばいいでしょう。(駿台の問題集はややレベルが上がります。)

また、共通テスト本番直前には「予想問題パック」も出ますので、力試しにこちらの問題集も解いてみてください。

共通テストが始まってまだ日が浅いため、過去問があまりありません。

そのため、予想問題集を積極的に解くようにしましょう。

 

 

 

【まとめ】共通テスト英語リーディングのおすすめ参考書や問題集のポイントとアドバイス

 

今回の「【共テ】英語リーディングの参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?」についてのまとめです。

 

【共通テストに向けた英語リーディングのおすすめの参考書や問題集は?】
・英単語は「英単語Stock」、英文法は「基礎からのジャンプアップノート英文法演習ドリル」がおすすめ
・「英語長文ハイパートレーニング」などで英文を音読しよう
・最後は過去問や予想問題集を解いて仕上げていこう

 

英語は仕上がるのに時間がかかる科目です。

そのため、早い時期からコツコツと勉強するようにしましょう。

 

モモ先生
入試本番までにどれだけ多くの文章を読んだかにかかってきますよ。

 

 

【共通テスト】英語リーディングの勉強法のやり方を知りたい人は

【共テ】英語リーディングの問題解説・平均点・おすすめ勉強法は?

 

 

 

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