【共通テスト】物理の参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?

 

 

たま吉
共通テスト物理のおすすめ勉強法を知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「【共通テスト】物理の参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?」についてみていきますよ。

 

 

共通テスト物理おすすめ問題集

 

 

✓内容

「共通テスト物理(2024)のおすすめ参考書・問題集」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

共通テスト物理で安定した点数を取りたい高校生や浪人生

 

✓結論 

「共通テスト物理(2024)のおすすめ問題集は?」→参考書は宇宙一わかりやすい高校物理、問題集はリードLightノート物理がおすすめ!

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

共通テストに向けたおすすめの勉強方法を知りたい人は

共通テスト対策の勉強法とおすすめ学習スケジュールは?

 

 

教科別おすすめ勉強法

①英語リーディング②英語リスニング③数学ⅠA④数学ⅡB
⑤現代文⑥古文⑦漢文⑧物理基礎
⑨化学基礎⑩生物基礎⑪地学基礎⑫物理
⑬化学⑭生物⑮世界史B⑯日本史B
⑰地理B⑱現代社会⑲倫理⑳政治・経済
㉑倫理・政経㉒情報Ⅰ  

 

 

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【共通テスト2024】物理の対策ができるおすすめ参考書や問題集ルートは?

 

 

たま吉
共通テストの物理の勉強をするにはどんな参考書や問題集を使えばいいのかニャー?
モモ先生
まずは「リードLightノート物理基礎・物理」を完璧にするようにしましょう。

 

 

共通テストに向けた物理の勉強は、

①教科書や参考書を読んで物理の内容についての理解を深める
②公式や定義を暗記する
③基本問題集を解く
④応用問題集を解く
⑤過去問を解く
⑥予想問題集を解く

というのが基本的な流れになります。

 

そのため、大学入試において必要な物理の参考書や問題集は、

①物理の参考書
②基本レベルの問題集
③応用レベルの問題集
④共通テストの過去問
⑤各予備校が出している予想問題集

とやるべきことがたくさんあります。

ただし、共通テストの物理は教科書に書かれている内容から問われますので、まずは基本問題集を使って基本問題を完璧にマスターするところから始めるようにしましょう。

 

たま吉
参考書選びは慎重にやるといいニャー

 

 

ア 物理の勉強法(全体編)

→高1・2の定期テスト勉強からしっかりとやるようにしよう

 

共通テストになって物理はますます難化しています。

そのため、時間をかけて勉強をしないと高得点を取ることができません。

そのため、高1・2のうちからコツコツと物理の勉強をすることをおすすめします。

 

また、共通テストまでのおすすめ学習スケジュールは、

【高1・2】定期テストの勉強を通じて物理基礎+物理の基礎を固める
【高3の夏休みまで】「リードLightノート物理基礎・物理」を完璧にする(余裕があれば物理のエッセンス、良問の風物理を解く)
【高3の2学期以降】共通テストの過去問や予想問題集を解く

となっています。

高1・2のうちにある程度仕上がっておくと、高3になってからサクサクと進めることができます。

 

モモ先生
高3になってから慌てて物理の勉強を始めないようにしましょう。

 

 

イ まずは「宇宙一分かりやすい高校物理」を読むことから始めよう

→先に化学基礎・化学の内容をつかんでおくと問題に取り組みやすくなる

 

「リードLightノート物理基礎・物理」などの問題集を解く前に、参考書を必ず読むようにしましょう。

そうすることでその単元の内容が理解できるようになり、スムーズに問題に取り組むことができます。

ただし、隅々までをじっくりと読むのではなく、今まで習った内容を思い出すために読むので、最初はサラッと読めば十分です。

そして、問題を解くときに分からないところが出てくれば、その部分を参考書で調べるという感じで使うようにしましょう。

 

また、大学入試物理の分かりやすい参考書は、

・宇宙一わかりやすい高校物理(学研)
・大学入試漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本(KADOKAWA)
・橋元の物理をはじめからていねいに(東進ブックス)
・秘伝の物理講義(学研)

などがあります。

 

これらの中で特におすすめなのが、学研の「宇宙一わかりやすい高校物理」「秘伝の物理講義」です。

以下順番におすすめポイントを紹介します。

 

①「宇宙一わかりやすい高校物理」(学研)

 

 

 

 

「宇宙一わかりやすい高校物理」は、

・見開き2ページで1つの内容についての説明が詳しく書かれている
・最初の「ココをおさえよう!」でこれから学ぶべきポイントが分かる
・イラストが多く見やすい
・「確認問題」で知識の定着度を確かめることができる

といった点でおすすめの参考書です。

イラストが多く、話し言葉で書かれているため初学者にも使いやすい1冊です。

 

 

②「橋爪のゼロから劇的!にわかる化学の授業」(旺文社)

 

 

 

 

「ひとりで学べる秘伝の物理講義」は、

動画で物理の授業を見ることができる
・話し言葉で書かれているため読みやすい
・計算式の説明が詳しく書かれている
・別売りの「秘伝の物理問題集」シリーズにつなげやすい

といった点でおすすめの参考書です。

この参考書の最大の特徴は、動画で授業を見ることができることです。

いくら分かりやすく書かれていたとしても、文字による説明ではどうしても限界があります。

そのため、物理が全くできない人には、この「秘伝の物理」シリーズを使うことをおすすめします。

 

なお、参考書はできれば複数持っておくことをおすすめします。

それは1冊の参考書だけではどうしても解決できない場合があるからです。

まずはメインの参考書を持ち、それでは分からない内容がある場合は別の参考書もあるといいでしょう。

 

モモ先生
分かりやすい参考書を使うといいですよ。

 

 

【大学入試】物理のおすすめの参考書を知りたい人は

物理のわかりやすい参考書は「宇宙一」か「秘伝の物理」がおすすめ!

 

 

 

 

ウ「リードLightノート物理基礎・物理」で基本問題をマスターする

→ただ解いて終わりではなく、瞬時に答えが言えるようになるまで繰り返し解き直そう

「宇宙一分かりやすい高校物理」で物理基礎・物理の内容を復習したら、次に基本問題を解いていきます。

そして、物理基礎・物理の基礎固めができるおすすめ問題集は、数研出版の「リードLightノート物理基礎・物理」となります。

 

 

 

 

 

この問題集は、

・他の問題集に比べて難しい問題がそこまで載っていない
・「基礎CHECK→Let`s Try→編末問題」と段階的にレベルが上がる問題構成となっている
・解説が非常に詳しい(例題には解説動画もある)

といった特徴があり、非常に使いやすい問題集と言えます。

また、「リードLightノート物理基礎・物理」は教科書~共通テストレベルの問題集となっているため、まずはこの問題集を完璧にマスターするところから始めるといいでしょう。(定期テスト対策としても使える問題集です。)

そして、「リードLightノート物理基礎・物理」をマスターしたら、「物理のエッセンス」や「良問の風物理」などのやや難しめの問題に取り組むと効果的です。

 

たま吉
基礎をしっかりとマスターすることが大切だニャー

 

 

【大学入試】リードLightノート物理の使い方を知りたい人は

物理の基礎固め用のおすすめ問題集は「リードLightノート物理」で決まり!

 

 

エ「物理のエッセンス」・「良問の風物理」を解いて入試問題レベルの問題に慣れよう

→解説を見ても分からない場合は動画授業を見て理解しよう

 

河合出版から出版されている「物理のエッセンス「良問の風物理」は物理の定番の問題集で、問題のレベルは共通テスト~MARCH・地方国公立大レベルです。

 

 

 

 

 

この問題集は、

・大学入試でよく出る問題が一通り網羅されている
・考え方や解き方の順序、注意点、解説等が丁寧に書かれている

といった特徴があり、非常に使いやすい問題集と言えます。

ただし、この本はあくまで二次試験対策用としての問題集であり、共通テストまで時間がない場合や基礎が十分に身についていない場合は無理に手を出さない方がいいでしょう。

 

また、共通テスト対策として物理のエッセンスや良問の風物理を使うメリット・デメリットは、

 

【メリット】

・難しい問題を解く力がつく

・様々な問題パターンに触れることができるため得点力が上がりやすい

 

【デメリット】

・二次試験の問題と共通テストの問題は問題傾向が異なるため、エッセンスや良問の風をやったからといって共通テストの問題が解けるとは限らない(別に共通テストの対策が必要)

・解説があっさり書かれているため、根本的なことが分かっていないと使いこなすのは難しい

といったことがあります。

 

そのため、勉強が順調に進んでいる人は、

リードLightノート物理→物理のエッセンス→良問の風→共通テストの過去問・予想問題集

でいいですが、そうでない人はエッセンスや良問の風を飛ばして、

リードLightノート物理→共通テストの過去問・予想問題集

でもいいと思います。

 

なお、物理のエッセンスは解説があっさりしていますので、問題によっては解き方が理解できないところも出てきます。

そういう場合には、YouTubeの授業動画を見ることをおすすめします。

「真辺先生の解説動画 岡山医学科進学塾」では、物理のエッセンスの問題を動画で詳しく解説しています。

ですので、物理のエッセンスの解き方が分からない場合は、こちらの動画を見て理解をするといいでしょう。

 

 

「真辺先生の解説動画 岡山医学科進学塾」はこちら

 

たま吉
リードLightノート物理の次に物理のエッセンスや良問の風物理をやるといいニャー

 

 

 

 

【共通テスト2024】物理の対策ができるおすすめ過去問題集や予想問題集ルートは?

 

 

たま吉
共通テストの物理の過去問演習はどうやったらいいのかニャー?
モモ先生
センター試験の過去問から取り組むといいですよ。

ア センター試験の過去問で共通テストの問題形式に慣れる

→いきなり共通テストの問題では難易度が上がりすぎる

 

「リードLightノート物理基礎・物理」などの問題集で基本問題ができるようになったら、ここからは共通テストタイプの問題を解いていきます。

本来であれば、実教出版の「問題タイプ別大学入学共通テスト対策問題集」シリーズがおすすめですが、このシリーズは生物がないのが残念なところです。

そのため、まずはセンター試験(2015~2020)の問題から解くことをおすすめします。

共通テストの問題に比べると、センター試験の問題は素直な問題が多いため取り組みやすいです。

6年分の問題を解き、できなかった問題や単元はしっかりと復習するようにしましょう。

 

モモ先生
最初はセンター試験の問題からやるといいですよ。

 

 

イ 過去問→予想問題集の順で解く

→過去問を解いて共通テストの問題形式や傾向をつかんでいこう

 

センター試験の問題を解いたら、いよいよ共通テストの過去問や予想問題集を解いていきます。

そして、共通テストの過去問や予想問題集を解く際には、

①センター試験(2015~2020年)の過去問を解く
②共通テストの過去問(2021年~)を解く
③予備校が出している予想問題集を解く

の順番で解くことをおすすめします。

 

 

 

 

共通テストの問題に比べると、センター試験の問題は取り組みやすいものが多いため、まずはセンターの過去問からやるようにしましょう。

そして、そこで知識をつけたら共通テストの過去問にあたっていきます。

そこでできなかった問題については、

・解説をしっかりと読む
・場合によっては参考書や問題集に戻って復習をする
・後日解き直す

といったことを必ず行うようにしましょう。

そうすることで、徐々に点数が上がっていきます。(逆に言えば復習などをしない限りはいつまでたってもできるようにはなりませんので気を付けてください。)

 

また、河合塾の模試(全統共通テスト模試)を受ける場合は河合塾の問題集を、駿台の模試(駿台ベネッセ大学入学共通テスト模試など)を受験する場合には駿台のマーク式問題集もやっておくと、模試の対策にもなります。

 

 

 

 

 

 

モモ先生
過去問を解く+復習をするをセットで取り組むようにしましょう。

 

 

 

 

【まとめ】共通テスト物理のおすすめ参考書や問題集のポイントとアドバイス

 

今回の「【共通テスト】物理の参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?」についてのまとめです。

 

【共通テストに向けた物理のおすすめの参考書や問題集は?】
・最初は「宇宙一分かりやすい高校物理」で今まで習った内容を思い出すようにしよう
・次に「リードLightノート物理基礎・物理」で基本問題の解法暗記をしよう
・最後は過去問や予想問題集を解いて仕上げていこう

 

物理で高得点が取れるようになると、成績が安定してきます。

そのため、短期集中で一気に力をつけるようにしよう!

 

モモ先生
しっかりと理解をした上で問題を解くようにしましょう。

 

 

【共通テスト】物理の勉強法のやり方を知りたい人は

【共通テスト】物理の問題解説・平均点・おすすめ勉強法は?

 

 

 

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