と思っている高校生や浪人生のみなさん!今回は「【共通テスト古文(2023)】塾講師がおすすめする参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
①共通テスト古文で高得点を取るために必要な参考書や問題集は?
共通テストの国語は現代文、古文、漢文で問題が構成されています。
そして、古文の問題が解けるようにするには、
②古文常識を把握する
③文章を速く正確に読む力
といったことが必要になってきます。
そのために、必要な参考書や問題集は、
②古典文法の問題集
③古文常識の参考書
④古文読解の参考書
などです。
今回はこれらの教材を順番に紹介していきます。
②共通テスト古文のおすすめ古文単語帳・古典文法、古文常識の問題集は?
ア 共通テスト古文のおすすめ古文常識参考書(源氏でわかる古典常識)
・内容と難易度
「源氏でわかる古典常識」とは、学研から出版されている共通テスト古文対策の参考書です。
この本は、入試でよく出る(しかも内容を理解しにくい)源氏物語を漫画にして、その中で平安時代の生活習慣や恋愛、出家などの古文常識を学ぶことができる参考書です。
また、漫画の中で様々な古文単語が出てきますが、イラストを通じて視覚的にわかるため、非常にわかりやすい参考書といえます。
・使用時期
できれば高1・高2のうちに終わらせましょう。
この本は漫画ですので、スラスラと読めるはずです。
夏休みや冬休みなど、時間のある時に一気に読み切ってください。
イ 共通テスト古文のおすすめ古文単語帳(読んで見て覚える重要古文単語315)
・内容と難易度
「読んで見て覚える重要古文単語315」は、古文単語を効率的に覚えることができる教材です。
この本の難易度は共通テストレベル~MARCHレベルです。
また、一つ一つの古文単語に対して、
・語源
・漢字表記(例 こうず【困ず】)
・例文で暗記ができる
といった工夫がされており、非常に覚えやすい工夫がされています。
また、動詞・形容詞・名詞などの品詞ごと、重要度ごとに覚えることができることもよい点です。
・使用時期
英語や数学の基礎が固まり次第始めていきましょう。(高2の冬~高3の春がベスト)
英単語に比べると古文単語は覚えるべき単語の数は少ないです。
ただ、形容詞や形容動詞は覚えにくいものもあるため、時間をかけてじっくりと暗記をしていきましょう。
・学習ペース
1日30~50語ペースで覚えていきましょう。
ただ、1回覚えただけではすぐに忘れてしまいます。
最低3回以上繰り返し、瞬時に答えが言えるようにしましょう。
なお、当塾では高2・高3の生徒には毎週100~200語ずつ古文単語を覚えてくる宿題を出し、次の授業時に覚えているかどうかをチェックしています。
ウ 共通テスト古文のおすすめ古典文法問題集(古典文法マスタードリル)
・内容と難易度
「古典文法マスタードリル」は、古典文法の基礎固めに最適な問題集です。(解説が非常に詳しいのが特におすすめです。)
中身は一般的な問題集と同じで、1つの単元が見開き2ページで説明しています。(全部で27単元)
各ページの上に説明が、下に練習問題があり、問題では活用形・意味・現代語訳などが中心に問われています。
また、所々に実力テストがあり、ここでは過去に出た入試問題を解くようになっています。
なお、レベル的には易しめの問題集となっていますので、初学者の人でも十分に使える教材といえます。
・使用時期
古文単語の暗記が終わり次第始めていきましょう。(高2の冬~高3の春がベスト)
古典文法の内容をほとんど忘れてしまっている人は、先に活用や意味などを覚えてから問題集に取り組むようにして下さい。
量はそこまで多くないので短期間で一気に終えるようにしましょう。
なお、当塾では先に活用や意味などを暗記してもらってから、下の問題を取り組むようにしています。
・学習ペース
1日1~3章ペースで問題を解くようにしましょう。
できなかった問題は解説を読んだり、活用や意味を覚え直したりして、後日また解き直しをしましょう。
全ての問題が完璧にできるようになるまで繰り返し解くようにして下さい。
また、解説を読んでも理解できない場合は、「望月光の古文教室(古典文法編)」のような参考書を読んで理解するようにして下さい。
③共通テスト古文の古文読解用おすすめ参考書や問題集は?
ア 共通テスト古文の古文読解用おすすめ参考書や問題集①(富井の古文読解をはじめからていねいに)
・内容と難易度
「富井の古文読解をはじめからていねいに」は、東進ブックスから出版されている古文読解のテクニックについて書かれている参考書です。
この本は、古文の問題集というよりも、
・会話文を見抜く
・敬語から主語を判断する
といったように、古文の内容を理解できるためのテクニックについて詳しく書かれている参考書です。
難易度は易しめであるため、古文が苦手な人でも使いやすい参考書であるといえます。
・使用時期
古文常識、古文単語、古典文法の基礎を固めた後に始めていきましょう。
最初は一通り読み、古文の読解方法を大まかに理解しましょう。(3日~1週間程度で一通り読み切るようにして下さい。)
その後はもう一度丁寧に読み、一つ一つの内容をしっかりと把握するようにして下さい。
イ 共通テスト古文の古文読解用おすすめ参考書や問題集②(きめる!共通テスト古文・漢文)
・内容と難易度
「きめる!共通テスト古文・漢文」とは、学研から出版されている共通テスト古文・漢文の対策問題集です。
この本は、共通テスト古文や漢文の問題の読み方や解き方について詳しく書かれています。(文法のまとめも簡単に載っています。)
例題を通じて、読み方・解き方のテクニックが書かれているため、非常にわかりやすい参考書です。
・使用時期
高3の春~夏に取り組んでいきましょう。
この本は古文単語や古典文法などの知識がある前提で書かれているため、古文単語や古典文法などの基礎知識をしっかりと固めてから取り組むようにしましょう。
・学習ペース
1日1~2単元ペースで問題を解くようにしましょう。
この本は全部で12単元あるため、このペースでいけば1~2週間で一周することができます。
最初に「古文のツボ」を読み、その後は例題を解き、解説をしっかりと読むようにしましょう。
その後は、共通テストの過去問を解いている時などにこの本を読み返して復習するようにして下さい。
④共通テスト古文のおすすめ過去問題集や予想問題集は?
ア 共通テスト古文のおすすめ過去問題集・予想問題集①(共通テストスマート対策国語(古文・漢文))
・内容と難易度
「共通テストスマート対策国語(古文・漢文)」とは、教学社から出版されている共通テスト古文・漢文の対策問題集です。
この本は、共通テストやプレテスト、センター試験の問題を抜粋してできた問題集です。(センター試験の過去問は共通テストの問題形式に改訂されています。)
また、この本は第1章で古文(全3問)が、第2章で漢文(全3問)について問題があります。(最後に「実践問題」として、2021年度の共通テストが載っています。)
・使用時期
高3の夏~秋くらいに使っていきましょう。
・学習ペース
1日に1~2問のペースで進めていきましょう。(問題数は少ないので短期間で終わります。)
問題を解く際は、時間を意識しながら解くようにして下さい。
そしてできなかった問題はなぜできなかったのかをよく分析しましょう。
イ 共通テスト古文のおすすめ過去問題集・予想問題集②(赤本、予想問題集)
共通テスト古文の過去問は、
②センター試験の過去問
③今まで受験した共通テスト模試の復習
④河合塾の共通テスト予想問題集
⑤代ゼミ、東進、駿台、Z会の共通テスト予想問題集
の順で解くようにして下さい。
まずは上の①~③までを解いていき、時間に余裕があれば、④や⑤を解いていくとよいでしょう。(特にZ会や駿台は難易度がが高めですので、高得点を取りたい人以外は無理してやる必要はありません。)
また、過去問や対策問題集を解く際には、時間を計って解くようにしましょう。
そして間違えた問題は解説をしっかりと読み、内容を理解するようにして下さい。(場合によっては参考書に戻ってしっかりと復習しましょう。)
⑤【まとめ】共通テスト古文(2023)塾講師がおすすめする参考書や問題集は?
今回の記事の「【共通テスト古文(2023)】塾講師がおすすめする参考書や問題集は?」の内容のまとめです。
②次に古文の読み方や解き方について書かれている参考書を読んでテクニックを学ぼう
③最後に過去問や予想問題集を解いて速く正確に読む練習をしていこう
共通テストの古文の文章は内容が難しいので、早い時期から時間をかけて対策をするようにしよう!
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月~金 14:30~22:00
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・タイトル名 「【共通テスト古文(2023)】塾講師がおすすめする参考書や問題集は?」
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