大学入試共通テスト(2021年)化学の問題を塾講師が解いてみた【718記事目】

 

 

 

大学入試共通テスト(2021年)化学の問題を塾講師が解いてみた感想について豊橋の学習塾の教室長の西井が紹介していきます。(この記事は718記事目です。)

*赤本などの共通テストの問題を見ながらこの記事を見ていくことをおすすめします。

 

 

①共通テスト化学を解いた全体的な感想は?

【動画】共通テスト化学を解説・講評【2021共通テスト】

 

 

 

ちゃちゃ丸
初年度の共通テストの化学はどんな感じだったのかニャー?
モモ先生
センター試験とほぼ同じ難易度でした。

 

 

ア 共通テスト化学(2021年)の全体的な感想は?

→センター試験とほぼ同じ難易度

 

共通テスト化学の問題は、過去のセンター試験と同じ難易度でした。(平均点は57.59です。)

問題傾向はガラッと変わりましたが、平均点がさほど変わらなかったため、受験生からすると取り組みやすかったのではないでしょうか。

文章量が多く、図やグラフをしっかりと読み取る必要があること、初見の問題が多いことなどから一見難しそうに見えますが、問われていることはさほど難しくはありません。

しっかりと共通テストの対策をすれば高得点が取れるでしょう。

ただし、センター試験に比べると有機化学及び高分子化合物の配点が増えていますので、早期からの学習が必要になってきます。

 

 

イ 2022年度の共通テスト化学はどうなる?

→今年度と難易度は変わらない

 

来年度2022年度の共通テスト化学は今年度と同じ難易度と予想します。

センター試験と比べ、文章や図を読み取る問題が多くなりました。

そういった問題に対応するには、基礎固めを早めに終え、その後は数多くの問題を解いて慣れていく必要があります。

そのため、初年度の共通テストの問題を解くことはもちろん、センター試験の過去問や予備校の予想問題集などを積極的に解くようにしましょう。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739

 

 

 

 

②共通テスト化学(2021年)を解いた感想は?

【動画】【共通テスト化学】たった1ヶ月で9割とれる!驚きの勉強法

 

 

 

ちゃちゃ丸
共通テスト化学(2021年)の問題ごとの感想を知りたいニャー
モモ先生
ここでは共通テストの問題を解いていった感想について言っていきますよ。

 

 

ア 共通テスト化学(2021年)を塾講師が解いてみた①(第1問)

→センター試験と似たような問題が出た

 

共通テスト化学(2021年)の第1問は(20点)で、理論化学の問題が幅広く出題されました。

問1はアは簡単ですが、イは無機化学の知識がないとできない問題です。

問2は体心立方格子には2個の原子があること、文字を使った計算ができるかどうかを問われました。

問3は知識問題でできてほしいです。

問4のaはボイルの法則により圧力が1/5倍になります。

問4のbは理想気体の場合、気体の状態方程式により圧力が求まるので、0℃と100℃の時の圧力をそれぞれ求めましょう。(見慣れないタイプの問題です。)

 

 

イ 共通テスト化学(2021年)を塾講師が解いてみた②(第2問)

→易しめの問題が多かった

 

共通テスト化学(2021年)の第2問は(20点)で、理論化学の問題が出題されました。

問1は知識問題です。選択肢③は生物基礎の知識があるとできたでしょう。

問2は計算自体は難しくないですが、どんな物質が増加したのかが分からないと苦戦したかもしれません。

問3のaは状態図が描ければできます。

問3のbは文章の内容を理解できるかどうかがポイントです。(計算自体は難しくない)

問3のcは典型問題であるためできて欲しい問題です。

 

 

 

 

ウ 共通テスト化学(2021年)を塾講師が解いてみた③(第3問)

→問3は文章量が多かった

 

共通テスト化学(2021年)の第3問は(20点)で、無機化学の内容が出題されました。

問1は化学反応式およびイオン反応式が書ければ難しくはないでしょう。

問2はⅠはイオン化傾向の大小で求まりますが、ⅢがPbとZnが14族元素という細かい内容から出たので難しかったかもしれません。

問3は文章量が多く、難しいと感じた人がいるでしょう。

ただ問われている問題の内容は易しめでした。

aはFe2+に反応し、Fe3+には反応しない水溶液を選ぶ問題です。

bは問題文の(1)の式を見ると、C2O4が3molに対し、CO2が1/2mol生成されます。

cは少し難しめの計算問題です。

bの内容を踏まえて計算できたかどうかがカギとなります。

 

 

エ 共通テスト化学(2021年)を塾講師が解いてみた④(第4問)

→基本的な問題が多かった

 

共通テスト化学(2021年)の第4問は(20点)で、有機化学の内容が出題されました。

問1はナフタレンの式が分かれば難しくはないでしょう。

問2は油脂の細かい内容であったため、答えを出しにくかったかもしれません。

問3のaはケトンになるのは第2級アルコールを選べばいいのでせ、選択肢ア以外の3つになります。

問3のbは一つ一つ丁寧に構造式を書いていけばできたでしょう。(問題文中の「シス=トランス異性体を区別せよ」も実はヒントになります。)

問4は高分子化合物の基本的な問題です。消去法でも答えが出ます。

問5は比を使って計算すれば答えは出ます。

 

 

 

 

 

オ 共通テスト化学(2021年)を塾講師が解いてみた⑤(第5問)

→高分子化合物単独の問題だが、理論化学の問題も多い

 

共通テスト化学(2021年)の第5問は(20点)で、高分子化合物の内容が出題されました。

問1のaはαグルコースとβグルコースの合計が1molになることが分かっているかどうかがポイントです。(これを知っていないと後の問題もできません。)

問1のbはaで求めた物質量の半分になるのは何時間後かを求める問題です。(問題文の意味が分かりづらかった。)

反応前、変化量、平衡時のmol数を求めていけばできるでしょう。

問1のcはbの時の平衡定数を使って求めていくことになります。

問2は問題文中の「還元性を示さなかった」がポイントで、これによりα型のXは変形できないことが分かります。

問3のaは「銀の析出」からアルデヒドが、「還元剤(自身は酸化)」からアルコールの物質であると分かります。

問3のbは問題文から元のグルコースは12molの炭素があることがわかり、かつグルコースの化学式はC6H12O6なので、6X=12で答えが出ます。

 

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