大学入試共通テスト(2021年)物理の問題を塾講師が解いてみた【708記事目】

 

 

 

大学入試共通テスト(2021年)物理の問題を塾講師が解いてみた感想について豊橋の学習塾の教室長の西井が紹介していきます。(この記事は708記事目です。)

*赤本などの共通テストの問題を見ながらこの記事を見ていくことをおすすめします。

 

 

①共通テスト物理を解いた全体的な感想は?

【動画】【解説】2021年度共通テスト 物理【第一日程】

 

 

 

ちゃちゃ丸
初年度の共通テストの物理はどんな感じだったのかニャー?
モモ先生
過去のセンター試験と同じくらいの難易度でした。

 

 

ア 共通テスト物理(2021年)の全体的な感想は?

→過去のセンター試験と同じ難易度

 

共通テスト物理の問題は、過去のセンター試験と同じ難易度でした。(平均点は62.36です。)

問題傾向はガラッと変わりましたが、平均点がさほど変わらなかったため、受験生からすると取り組みやすかったのではないでしょうか。

平均点が60点以上あるとはいえ、物理現象や概念の根本的なことがわかっていないとできない問題が多いです。

そのため、ただ問題を解いて終わりではなく、「どうしてこうなるのか?」というのを一つ一つ考えながら解くようにしましょう。

 

 

イ 2022年度の共通テスト物理はどうなる?

→多少は難しくなる

 

来年度2022年度の共通テスト物理は難しくなると予想します。

平均点が下がるには、問題集などには見られない初見の問題を増える可能性が高くなります。

そういった問題に対応するには、基礎固めを早めに終え、その後は数多くの問題を解いて慣れていく必要があります。

そのため、初年度の共通テストの問題を解くことはもちろん、センター試験の過去問や予備校の予想問題集などを積極的に解くようにしましょう。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739

 

 

 

 

②共通テスト物理(2021年)を解いた感想は?

【動画】【受験勉強法】共通テスト物理の対策法をセンター94%東大生が解説【スケジュール、参考書】

 

 

 

ちゃちゃ丸
共通テスト物理(2021年)の問題ごとの感想を知りたいニャー
モモ先生
ここでは共通テストの問題を解いていった感想について言っていきますよ。

 

 

ア 共通テスト物理(2021年)を塾講師が解いてみた①(第1問)

→問5はやや難しめ

 

共通テスト物理(2021年)の第1問は(25点)で、小問集合で物理の内容(力学・熱・波動・電磁気)が幅広く出題されました。

問1は慣性力の問題です。

慣性力が働くことで見かけの重力が左下に働くようになります。

問2は力のつりあいの問題です。

張力が3つ働くのがポイントとなります。

問3は静電気力の大小を問う問題です。

「静電気力=電荷量×電場」、「電場=電位差÷極版の間隔」が分かっていれば難しくはないでしょう。

問4はドップラー法則に関する問題です。

音源が動くと振動数がどう変わるかを問う問題でした。

問5は断熱変化と等温変化に関する問題です。

力のつりあい及び気体の状態方程式、熱力学第一法則を使ってL等温とL断熱の大小関係が分かるかどうかがポイントです。

 

 

イ 共通テスト物理(2021年)を塾講師が解いてみた②(第2問)

→問題集によく出る典型的な問題が多かった

 

共通テスト物理(2021年)の第2問は(25点)で、「電磁気」の内容が出題されました。

 

A コンデンサーを含む直列回路

 

問1は電流を流した直後のコンデンサーに関する問題です。

流した直後はコンデンサーは導線とみなして考えていきます。

問2は電流と電圧を求める問題です。

コンデンサーの上下では電位差が生じます。

そこからコンデンサーの電気量を求めていくとよいでしょう。

問3はホイートストーンブリッジに関する問題です。

本文中の「電流はスイッチを入れた直後の値を保持した」というキーワードがカギとなってきます。

 

 

B 導体棒に生じる誘導起電力

 

問4は誘導電流の向きと大きさに関する問題です。

導体棒が2本あるので、抵抗は2rdとなります。

問5は「右の棒が動く→Bが増える→Bを減らそうとする→電流が流れる」ということを知っていれば難しくないでしょう。

問6は選択肢③か④までは絞れますが、その後は「2力の大きさが等しい→加速度も等しい」ことが分かるかどうかになってきます。

 

 

 

 

 

ウ 共通テスト物理(2021年)を塾講師が解いてみた③(第3問)

→よく出る問題が形を変えて出題されている

 

共通テスト物理(2021年)の第3問は(25点)で、波動と原子の内容が出題されました。

 

A 光の屈折と全反射

 

問1は屈折の法則に関する問題です。

(ウ)に関しては実際に線を描いてみると分かるでしょう。

問2は臨界角を求める問題です。

典型問題なのでできて欲しい問題です。

問3は全反射に関する問題です。

グラフがあり文章量も多いですが、よく読めばそれほど難しくない問題です。

 

 

B 蛍光灯の原理

 

問4は電子が得る運動エネルギーに関する問題です。

E=eVということを知っていればすぐにできるでしょう。

問5・問6は過程(a)、(b)の運動量の和、運動エネルギーの和に関する問題です。

外部から力を得ていないため、運動量の和は変化なしですが、過程(b)では状態Aが状態Bになっているため、そこで運動エネルギーが消費されていることになります。

 

 

エ 共通テスト物理(2021年)を塾講師が解いてみた④(第4問)

→計算が多いがここも難しくはない

 

共通テスト物理(2021年)の第4問は(25点)で、力学の内容が出題されました。

問1は水平方向の速さは変わらないので、それを元に矢印を書いてみると分かるでしょう。

問2は運動量に関する問題で、確実に正解したい問題です。

問3は衝突によって力学的エネルギーの一部が熱に変換されるため、ΔEの値は負になります。

問4は問題文中の「摩擦力は働かない」がヒントになります。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739