大学受験や各教科の勉強法などが満載!
豊橋市の個別指導塾「とよはし練成塾」が書く7記事目の記事です。今回は、「【高校生】定期テスト古文の勉強法は?一夜漬けでは難しい!?」についてみていきます。
①定期テストで出る古文の問題形式は?
【動画】古典は勉強法を変えれば定期テストでも受験でも得点源にできる!
ここでは定期テストの古文の問題形式についてみていきます。一般的な高校の定期テストで出る古文の問題は、
②文法
③教科書の文章
④補助教材の文章
⑤漢文
の5分野からなっています。その中でも今回は古文分野(上の①単語~④補助教材の文章)の勉強方法について詳しく見ていきます。
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②古文の勉強は一夜漬けでできるのか?
【動画】【定期テスト対策】一夜漬け勉強法【マッピングとは?】
「古文のテスト勉強は一夜漬けでできますか?」
その答えはNOです。その理由としてはいくつかあります。
ア 一晩で覚えられる量ではない
→一夜漬けで何とかなる量ではない
古文のテスト範囲は先ほども書いたように「単語・文法・教科書の本文・補助教材の文章+漢文」と非常に量が多いです。これまで全くテスト範囲の内容を復習しなかった人が、これらを1日でやろうとするのはどう考えても無理があります。
下手をすると単語の暗記だけでも2~3時間かかってしまう可能性があります。そうなると平均点を取ることすら難しく、下手をすると赤点になる可能性も出てきます。
ですので日ごろからコツコツとテスト勉強をするようにしましょう。
イ すぐに忘れてしまうため効率が悪い
→受験勉強が大変になります
仮に一晩で全ての内容を覚えたとしましょう。ただ、その内容はテストが終わると一瞬で忘れてしまいます。
その後復習をして思い出せばいいのですが、何もしなければ頭の中は「無」に近い状態になってしまいます。
そうなると受験生になったときに再度古文単語や古典文法を覚えなければいけなくなり、他の教科に手が回らなくなってしまいます。
ウ 体調を崩してしまいがちになる
→徹夜をすると集中してテストを受けることができません!
これは古文に限らず他の教科にも言えることですが、一夜漬けをするということは「徹夜」をするということです。
そして高校の定期テストは4~5日間あるため、連日連夜徹夜が続いてしまうと睡眠不足になりがちです。
そうなると最悪テスト中に寝てしまうということにもなり、これでは本末転倒になってしまいます。
これらのことから極力一夜漬けはせず、日々こまめに勉強をするようにしましょう。
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③定期テストの勉強は意味がない!?
【動画】定期テスト対策!学年順位を「超」上げるための勉強テクニック~クラスメイトから一目をおかれるための勉強術【篠原好】
「定期テストの勉強しても、入試では同じ文章が出ないから意味ないよね?」
こう思う人もいるかもしれません。(実は私自身も高校生のころはそう思っていました。)
しかし、そんなことはありません、定期テストの勉強をすることでそれがそのまま大学入試の勉強にもつながっているのです。
ア 単語・文法・古文常識の知識が身に付く
→大学入試では単語や文法の知識がないと通用しない!
定期テストの勉強をすることで、古文単語・古典文法・古文常識の知識が身につきます。これらは一日二日では覚わるものではないため、高1高2のうちから少しずつ勉強する必要があります。
普段から小テストも含め、こつこつと勉強をすると、受験生になる時には基本的な知識が身についていますので、スムーズに古文の勉強ができます。
一方で高1高2で古文の勉強をサボってしまうと、高3になってから基礎固めをしなければいけなくなるため、大変なことになってしまいます。
イ 有名な作品のあらすじがわかる
→あらすじがわかれば話の内容がつかみやすくなる!
教科書に出てくる文章は、「枕草子」「徒然草」「平家物語」「源氏物語」など有名な作品が多いです。それらの話のあらすじや内容をテスト勉強を通じて知っておくことは非常に有利になってきます。
その理由としては、大学入試でも枕草子などの有名な作品が出題されるからです。そのため、教科書を通じて作品の概要を知っておくことで、初見の文章を読むときでも話の内容をつかみやすくなります。
ウ 音読をすることでテンポよく文章を読むことができる
→共通テストの問題形式に慣れるための問題集
それは音読をすることで、文章を読むスピードが増し、内容が理解できるようになるからです、
定期テスト勉強を通じて音読の習慣を身に着けることで、入試勉強がスムーズにできるようになります。
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④定期テストの古文の勉強法は?
【動画】【国語】ステップアップ「古文」勉強法~古文が嫌いでも偏差値70を超える確実な方法~京大模試全国一位の勉強法【篠原好】
最後に定期テストでの古文の勉強法について順番に見ていきます。やることは大きく分けて4つあります。
ア 単語の暗記
→古文のテスト勉強は単語の暗記から始めよう!
まずはしっかりと古文単語を覚えるようにしましょう。それは単語の意味を知らないと文章をきちんと理解することができないからです。
また、単語の暗記は次の2つあります。
A 古文単語帳の暗記
古文単語帳から10点分くらい出題されます。多くの学校では古文単語は小テストなどの範囲になってくると思いますので、普段からしっかりと単語を覚えるようにしましょう。そうしないとテスト前に膨大な量の数を覚えないといけなくなります。
また、単語を覚える際には古文単語だけを覚えるのではなく、例文の中で単語の意味を覚えるようにしましょう。そして意味を覚えきれない単語はテスト当日までに確実に覚えるようにしましょう。
B 教科書本文に出てくる重要単語の暗記
また単語帳だけでなく、教科書や補助教材の文章の中で重要な単語の意味もしっかりと覚えるようにしましょう。
イ 文法の復習
→高1のうちに活用・意味・接続を全てマスターしよう!
次に文法の復習をします。
A 高1
動詞や形容詞、形容動詞、助動詞の活用表や助動詞・助詞の意味、敬語について問われます。高1のうちに古典文法を完璧にするためにも、テストごとにしっかりと覚えていくようにしましょう。
B 高2、高3
基本的には教科書(補助教材)の文章の中で問われます。つまり、高1で習った文法の内容を知っているものとして出題されるため、古典文法の基礎が固まっていない人は早急に復習をしマスターするようにしましょう。
ウ 教科書の本文の復習
→教科書ガイドがあると内容を把握しやすい!
単語・文法と知識を固めた後は、いよいよ教科書本文の内容の復習に入ります。教科書とノートを使って、以下のように復習をして下さい。
A 現代語訳の確認
最初に現代語訳の確認をします。古文と現代語訳を一文ずつ声に出して読み、意味を確認していきましょう。
B 重要単語や文法の確認
また意味を確認する際には、重要単語や文法も確認するようにして下さい。ノートに書かれている点が特に重要です。
C 音読
意味を確認した後は、音読に入ります。古文を十回以上声に出して読むようにしましょう。することで古文の内容をより理解できるようになります。
D 教科書ガイドがあるといい
また、教科書ガイドがあるとさらに古文の内容が理解できるようになります。それは教科書ガイドには「あらすじ」「現代語訳」「重要単語・文法の説明」などが書いてあるからです。
このように教科書ガイドには詳しい説明がされていますが、とはいえそれに安心して学校の授業を聞かなくなる・・・といったことがないようにしましょう。
エ 補助教材の文章の復習
最後に補助教材の文章の復習をします。やり方は教科書と同じです。ここまでしっかりとやっておけば高得点間違いなしです。
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