大学入試共通テスト(2021年)化学基礎の問題を塾講師が解いてみた【690記事目】

 

 

 

大学入試共通テスト(2021年)化学基礎の問題を塾講師が解いてみた感想について豊橋の学習塾の教室長の西井が紹介していきます。(この記事は690記事目です。)

*赤本などの共通テストの問題を見ながらこの記事を見ていくことをおすすめします。

 

 

①共通テスト化学基礎を解いた全体的な感想は?

【動画】《2021年度共通テスト全問解説》学研プライムゼミ 化学基礎 山下如寿先生

 

 

 

ちゃちゃ丸
初年度の共通テストの化学基礎はどんな感じだったのかニャー?
モモ先生
他の理科基礎科目に比べると平均点は低めでした。

 

 

ア 共通テスト化学基礎(2021年)の全体的な感想は?

→センター試験に比べると若干難しかった

 

共通テスト化学基礎の問題は、化学(発展)の「陽イオン交換樹脂」が出るなど見慣れない問題が多く出ました。(ただ、化学基礎の知識で解ける内容です。)

そのため、平均点は24.65と従来のセンター試験よりは多少難しめの難易度でした。

また、計算問題の割合も増えたため、これまで以上に計算問題(溶解度、mol、中和、酸化還元など)の対策が必要になってきます。

化学の根本的な内容を知っていないと高得点は難しい内容です。

 

 

イ 2022年度の共通テスト化学基礎はどうなる?

→今年度とほぼ同じ問題レベルになる

 

来年度2022年度の共通テスト化学基礎は今年度とほぼ同じ程度になると予想します。

共通テストでは問題集などには見られない初見の問題が出てきます。(そこが共通テストを難しく思える原因になります。)

そういった問題に対応するには、基礎固めを早めに終え、その後は数多くの問題を解いて慣れていく必要があります。

そのため、初年度の共通テストの問題を解くことはもちろん、センター試験の過去問や予備校の予想問題集などを積極的に解くようにしましょう。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739

 

 

 

 

②共通テスト化学基礎(2021年)を解いた感想は?

【動画】いまから間に合う!直前期の共通テスト理科基礎対策

 

 

 

ちゃちゃ丸
共通テスト化学基礎(2021年)の問題ごとの感想を知りたいニャー
モモ先生
ここでは共通テストの問題を解いていった感想について言っていきますよ。

 

 

ア 共通テスト化学基礎(2021年)を塾講師が解いてみた①(第1問)

→言葉の意味を問う問題が多かった

 

共通テスト化学基礎(2021年)の第1問は(30点)で、化学基礎の内容が満遍なく出題されました。

問1は単体・化合物・混合物の意味が分かっていればできる問題です。

問2は計算問題ですが、「酸素原子」の物質量を求めるのがポイントになってきます。

問3のaはイが単調増加、ウが規則的に変化しているのでここから判断できます。

また、bは質量数、原子番号の意味が分かれば難しくないでしょう。

問4も分子結晶・金属結晶・共有結合の結晶の意味が分かればできます。

問5は金属のイオン化傾向に関する問題ですが、「答えを全て選べ」なので難易度は高めです。(イオン化傾向の表を正確に覚えていないとできない)

問6は「酸化剤」とは「相手を酸化(自分を還元)」する物質ということが分かればできるでしょう。

問7は文字が絡んだ式になるため難しいですが、比を使って考えていくとできます。(センター試験でもこのパターンの問題は何回も出ていますので、必ずできるようにして下さい。)

問8は酸化還元反応の問題です。

正極・負極ともに電子と水、水素の係数比を使って計算することができます。

 

 

イ 共通テスト化学基礎(2021年)を塾講師が解いてみた②(第2問)

→A問題は易しめ、B問題は少し難しめ

 

共通テスト化学基礎(2021年)の第2問は(20点)で、「陽イオン交換樹脂」が題材の問題でした。

「陽イオン交換樹脂」自体は、化学(発展)の最後の方に出る内容ですが、化学基礎の知識で解けるようになっています。

ただ、多くの人は初めて見る問題パターンであったと思います。(今後もこのような初見問題が出る可能性は高いです。)

問1のaは正塩でない物質を選ぶ問題ですが、これはできてほしい問題です。

また、bは一見難しい問題のように見えますが、問題文に「(陽イオンの価数)×(陽イオンの物質量)=(水素イオンの物質量)」とあるので、ここから同じモル濃度の場合、陽イオンの価数が大きいものが水素イオンの物質量も多いことが分かります。

問2のaはCacl2は中性であるため、pHが7になる混合水溶液を選べばいいことになります。(濃度・体積が同じであるため、価数が同じでかつ、酸や塩基の強弱が同じものが正解になります。)

bは実験方法に関する問題です。

中和滴定の実験の流れを確認しましょう。

最後のcは非常に難しい計算問題です。

この問題のポイントは、

①1つのCa2+には2つのH+が必要
②実験Ⅲより薄めた後の水素イオン濃度を出す
③10倍に薄めたので②で求めた水素イオン濃度を10倍する

といったところです。

ここはいざとなったら捨ててもいい問題です。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739