【共テ英語リーディング】時間が足りない、時間配分や解く順番のコツは?

 

 

たま吉
共通テストの英語が時間内に解き切れないニャー

 

と思っている高校生・浪人生のみなさん!

今回は「【共テ英語リーディング】時間が足りない、時間配分や解く順番のコツは?」についてみていきますよ。

 

 

共通テスト英語時間配分や解く順番は?

 

 

✓内容

「共通テストの英語のおすすめの解き方や時間配分」について知りたい高校生・浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

共通テストの英語で時間が足りなくて困っている高校生・浪人生

 

✓結論

共通テストの英語で時間内に解くには?→できる問題から解いていく、あらかじめ時間配分を決めておくことなどが必要

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

共通テストに向けたおすすめの勉強方法を知りたい人は

共通テスト対策の勉強法とおすすめ学習スケジュールは?

 

 

教科別おすすめ勉強法

①英語リーディング②英語リスニング③数学ⅠA④数学ⅡBC
⑤現代文⑥古文⑦漢文⑧物理基礎
⑨化学基礎⑩生物基礎⑪地学基礎⑫物理
⑬化学⑭生物⑮世界史探究⑯日本史探究
⑰地理探究⑱公共、政治・経済⑲公共、倫理⑳情報Ⅰ

 

 

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共通テスト英語リーディングで時間が足りなくなる原因は?

 

 

たま吉
共通テスト英語リーディングで時間がなくて最後まで解ききれないニャー
モモ先生
単語力の不足、返り読みをしているなどが原因ですよ。

 

 

ア 共通テスト英語リーディングで時間が足りなくなる原因は?

→計算力がない、基本問題の解き方を知らない場合が多い

 

共通テストの英語リーディングで時間が足りずに、最後まで解ききれない人がいます。

最初に英語で時間が足りなくなる原因から見ていきましょう。

 

 

A 単語や熟語を覚えていない

 

共通テスト英語で時間が足りない場合、まず考えられるのが「単語や熟語を覚えていない」場合です。

センター試験に比べると共通テストの英語は文章量が増えました。

そのため、英単語や英熟語の意味をあまり覚えていないと、分からない意味の単語が出てくるたびにそこで止まってしまいます。

それが続くと読むのに時間がかかってしまい、結果最後まで解ききれないということになりかねません。

ですので、文章を読むのが遅い人はまず英単語・英熟語を優先して覚えるようにしてください。

 

 

B 返り読みをしてしまっている

 

例えば、「I know the boy playing soccer in the park.」という文を読むときには、

「①I ⑤know ④the boy ③playing soccer ②in the park.」の順番に日本語に直していきます。

しかし、これだと時間がかかってしまうため、英語を前から読むクセをつけるようにしましょう。

上の文の場合、「I know the boy【私は少年を知っている】 playing soccer【サッカーをしている】 in the park【公園で】.」というように前から順番に読んでいけるようになると文章を読むスピードが上がっていきます。

そのためには、毎日声を出して英文を音読するようにして下さい。

そうすることで、自然と英語を前から読めるようになります。

 

 

 

 

C 一回目から全ての内容を理解しようとしている

 

共通テストの英語の基本的な読み方は、1回目でサラッと読んで内容をつかみ、2回目でじっくりと解答の根拠となる部分を探す読み方です。

ただ、みなさんの中には1回目から全ての文章の意味を理解しようとしている人がいます。

ですが、そうなると読むのに時間がかかってしまいます。

ですので、最初はどんな内容についての話か、その大まかな内容だけをつかむようにして下さい。

 

共通テスト英語の解き方の流れは、

①先に問題文に目を通す(選択肢までは見なくていい)
②本文をさらっと読む(時間をかけすぎない)
③再度問題文を読み、選択肢を2択まで絞る
解答の根拠となる部分になりそうな部分を再度じっくりと読む

となります。

テンポよく解けるように読み方を工夫していきましょう。

 

たま吉
まずは基本的な知識を身につけることが大切なんだニャー

 

 

共通テスト英語リーディングのおすすめの時間配分は?

 

 

たま吉
共通テスト英語リーディングで時間がなくて最後まで解ききれないニャー
モモ先生
ここではリーディングのおすすめな時間配分についてみていきますよ。

 

 

ア 共通テスト英語リーディングのおすすめの時間配分は?

→前半の第1問~第3問を30分以内で終わらせるようにしよう

 

共通テスト英語リーディングの難易度は、第1問~第3問が英検準2級レベル、第4問~第6問が英検2級レベルとなっています。

ただし、英検に比べて共通テストは短い時間で素早く解かなければ解かないため、「英検2級(準1級)取得≠共通テストで高得点」ということを認識してください。(速読の練習や、共通テスト対策をしないと高得点を取ることは難しいです。)

 

また、おすすめの時間配分ですが、

第1問 8分
第2問 14分
第3問 12分
第4問 10分
第5問 14分
第6問 22分

がいいでしょう。

前半の第1問から第3問までを30~35分で解き、残りの第4問から第6問までを45~50分で解くのが一番いいペースです。

第3問までは難易度が易しめですので、ここでできるだけ短い時間で解き、かつ失点を最小限にして後半に臨むようにしましょう。

共通テストの英語・数学・国語は時間制限が厳しいですので、このように解く順番や時間配分を決めて取り組むようにしましょう。

 

たま吉
大問ごとに解く時間を決めて解くようにしたいニャー

 

 

共通テスト英語(リーディング)の問題を解くおすすめの順番は?

 

 

たま吉
共通テスト英語リーディングの問題のおすすめの解く順番を知りたいニャー
モモ先生
模試や過去問で解き方を変えてみて、自分に合う順番で解くようにするといいでしょう。

 

 

ア 共通テスト英語(リーディング)の解く順番のおすすめは?

→順番通り解くのがセオリー

 

勉強法の本やサイト、YouTubeなどを見ると、「順番通り解くべき」「大問6からやったほうがいい」と様々な意見があります。

ただ、私自身としては、「大問1から順番通り解いたほうがいい」という意見です。

その理由としては、

①前半は問題が易しめ、後半は問題が難しめであるため、最初から解いたほうがスムーズに進む
②途中から解いた場合、マークのずれが起こることがある
③難しい問題から解くと思った以上に時間がかかってしまうこともある

といったことがあります。

ですので、まずは順番通りに解いてみて、それでうまくいかないときは、「大問6から解く」などの順番を変えて解いていくとよいでしょう。

 

ただ、一つ言えるのは、共通テスト本番で急に解く順番を変えてはいけないということです。

慣れないことを本番でやってしまうと、時間配分が狂ったり、焦ってしまったりということが出てきてしまいます。

ですので、過去問を解いているときと同じ順番で共通テスト本番でも解くようにしましょう。

 

たま吉
いつもと同じ順番で共通テスト本番は解いていくといいんだニャー

 

 

イ 長文を読んでいる最中に集中力が切れてしまう原因は?

→内容が分かっていないか、文章を読むのに慣れていないのが原因

 

共通テスト英語(リーディング)は全て長文問題です。

それを80分で読み切るため、相当の集中力がいります。

ただ、みなさんの中には途中で集中力が切れて、頭の中に内容が入ってこないという人もいるかもしれません。

読んでいる途中で集中力が切れてしまう原因は大きく2つあります。

それは、

①長文の内容が分からない
②長文を読む習慣があまりない

といったことです。

 

ですので、まずは長文の内容が分かるように英単語や英熟語、英文法の知識を高めること、次に長文を読む習慣を身につけるために、速読の練習をすることや共通テストレベルの長文を解くといったことを行うようにしましょう。

 

モモ先生
集中力が最後まで続くように長文を読む練習を普段からしていきましょう。

 

 

共通テスト英語で9割取るための解き方のコツは?

 

 

たま吉
共通テスト英語リーディングの問題のおすすめの解き方あを知りたいニャー
モモ先生
解答の根拠となる部分を本文中から探す解き方をしていきましょう。

 

 

ア まずは2択まで絞る

→明らかに違う選択肢は早めに切り捨てていこう

 

共通テストのリーディングの問題は大体が4択問題です。

4つの選択肢を全て正誤判定しようとすると時間がかかってしまいますので、まずは明らかに違うと思える選択肢を2つ消していきましょう。(2つ消せない場合は1つでもOKです。)

そして残った2つ(3つ)の選択肢のうち、どちらが正しいかを正誤判定していきます。

その際に大事なのは、解答の根拠となる部分を本文から見つけることです。(実は国語も同じ解き方でいけます。)

本文に書いていなければ、その選択肢がいくら正しそうなことが書いてあっても×になります。

ですので、本文中から解答の根拠となる部分を探し出す訓練をしていきましょう。

 

たま吉
正解の選択肢の内容が本文に書かれているかどうかを確かめるようにしたいニャー

 

 

イ 正解の選択肢は言い換えてあることが多いことを知る

→本文中と同じ単語が使っている場合は間違いの選択肢であることが多い

 

例えば2021年度の第1問Bの問1では、正解の選択肢は「about seven days」でしたが、本文中には「a week or so」となっていました。

このように正解の選択肢は本文中に出てくる表現を言い換えている場合はあります。

それは、こうすることで本当にその文章の意味が分かっていないと正解にたどり着くことができないからです。

一方で、間違いの選択肢には本文中に出てくる単語を引用する場合があります。

これは本文の意味が分からないが、本文中にその英単語があるからこの選択肢が答えかもしれないと思ってつい選んでしまうのです。

ですので、選択肢の中に本文と同じ英単語があったとしても、意味があっているかしっかりと確認をするようにしましょう。

 

モモ先生
正解の選択肢は一見分かりにくいことが多いですよ。

 

 

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