この記事を書いた人


西井佑一(にしい ゆういち)
愛知県豊橋市の「とよはし練成塾」の教室長。一人で中学生・高校生の全ての教科(英数理社国)を指導している。塾講師歴13年でこれまで集団塾・個別指導塾で指導経験あり。これまで多くの生徒を第1志望に合格させた経験を踏まえて勉強法や入試情報をお伝えします。

高校生の勉強法(5教科編)

【高校数学】高1の数学の勉強法、定期テスト対策は?【60記事目】

 

高校生の勉強法

大学受験や各教科の勉強法などが満載!

 

豊橋市の個別指導塾「とよはし練成塾」が書く60記事目の記事です。今回は、「【高校数学】高1の数学の勉強法、定期テスト対策は?」についてみていきます。

高1の数学の勉強法、定期テスト対策についてみていきます。

 

 

①中学数学と高校数学の違いは?

【動画】中学数学と高校数学の違い

 

 

中学校までの数学と高校の数学では、難易度・量ともに全く異なります。そのため、中学校の時になんとかなっていた人も高1の夏くらいから授業についていけなくなり、ひいては学校の授業についていけない・・・ということになりかねません。

そのため、最初は中学校の数学と高校の数学の違いについてみていきます。

 

ア 授業内容・授業数

→高校では「数学Ⅰ」と「数学A」に分かれる!

 

高校になると、数学が「数学Ⅰ」と「数学A」に分かれます。それぞれの教科で学ぶ内容は、

数学Ⅰ
【週3回】
数と式、集合と論理、二次関数、三角比、データの分析
数学A
【週2回】
確率、図形の性質、整数の性質

で、これらの内容に加えて、本来2年生で習う「数学Ⅱ」と「数学B」の内容を一部学びます。

そのため、中学校の時に比べると、授業の進むペースは何倍も速くなるため、ひとたび授業についていけなくなると、高校数学の内容に全くついていけなくなってしまうのです。

 

 

イ 中3と高1での環境の違い

→高1は高校受験から解放されて気が緩みがち

 

また、中3と高1では置かれている環境に大きな違いがあり、それによって勉強へのモチベーションが維持できない人が増えがちです。

中3と高1での違いは以下の通りです。

中3項目高1
受験生立場非受験生
少ない通学時間多い
なし部活動あり
最上級生のため
気を使わなくて済む
学年一番下の学年のため
先輩に気を遣う
入試対策のため
通塾している人が多い
塾に通っているか?入試が終わり塾を
辞めている人が多い

となっています。一番の違いはやはり、受験生かどうかということでしょう。中3の場合は、受験生で目の前の高校入試に向けて日々勉強をします。

しかし、高校入試を乗り越えた高1の場合は、当面の目標がなくなってしまい、勉強するのにモチベーションがなかなか上がりません。

また、高1になると、「学校までの距離が長くなり、毎日の往復で疲れる」「新しい人間関係を作らなければいけないため気を遣う」といったこともあり、肉体的・精神的なストレスを感じてしまいがちです。

 

ウ テスト範囲の増加

→高校では中学校の何倍もの量がテスト範囲になる!

 

高校生になると、4STEP・クリアー・3TRIALといった補助教材を使うことになります。これは、「二次関数」「確率」「三角比」といったように各分野ごとに1冊の構成となっており、1冊あたり50~100ページほどあります。

そして、1回の定期テストでは補助教材の約1冊~2冊程度の量(100ページ以上)が範囲となります。そのため、中学校の時に比べると量が必然的に多くなってしまいます。

 

エ 定期テストでの解き方の違い

→高校では途中式を書かないと減点される!

 

中学校の定期テストでは、ほとんどの問題が答えだけ書いてあれば正解でした。(一部証明問題や方程式の文章題は記述問題もありましたが。)

ただ、高校では途中式をしっかりと書かないと、答えがあっていたとしても減点されてしまいます。

そのため、普段の問題集を解くときから、途中式をしっかりと書く必要があります。(面倒くさがって書かないということはNGです)

 

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②高校数学の定期テストの勉強方法・心構えは?

【動画】【高校1年生へ】最初の定期テストが重要

 

 

次に定期テストに向けた勉強法についてみていきます。

 

ア 提出物を早めに終えること!

→理想は授業のあった日に復習すること!

 

4STEPなどの問題集は問題数が多いため、テスト直前から解こうとすると、テスト週間中はほぼ数学のワークを解くことで終わってしまい、他の教科の勉強ができなくなってしまいます。

そうなると、頭の中に知識が十分にない状態で各教科のテストを受けることになるため、テストでよい点数を取ることができません

また、学校の授業から大分時間が経ってから問題集を解こうとすると、解き方を忘れてしまっている内容も多く出てくるため、余計に時間がかかりがちです。

そのため、理想としては学校で数学の授業があったその日に問題集を解くようにしましょう。そうすることでテスト前に慌てることなく今までの復習ができます。

 

イ 少し考えて解き方が分からなければ答えを見る

→1問の時間にあまり時間をかけすぎない

【動画】分からない問題はすぐに答えを見ていい?【プチ相談】

 

 

学校の問題集は問題数が非常に多いため、ある程度テンポよく解いていく必要があります。

一つみなさんが気を付けないといけないのは、「わからない問題に時間をかけすぎない」ことです。

これは、数学が得意な生徒や真面目な生徒にありがちのことですが、知識がないのに問題に向き合っても答えは出ません。ですので、その状態でいくら考えても時間の無駄です。

一つの目安として5分考えて分からない場合は、あきらめて次の問題に取り組むようにしましょう。そうすることで数学にかける時間を短縮することができます。

 

ウ テスト当日までに何度も繰り返し解く

→同じ問題を繰り返し解いて、解き方をマスターしよう!

【動画】苦手な数学で【確実に合格点を取る】勉強法

 

 

問題を一通り解いた後は、間違えた問題や解き方があいまいな問題を集中的に解くようにします。

それらを本番までに「できる」ようにすることが真のテスト勉強です。解説などを読み、解き方を理解した後で自力で解けるように繰り返し解いていきましょう。

 

エ テストが始まったらまず全体を見る

→難しそうな問題は後回しにすること

 

テストが始まったら、いきなり最初の問題を解くのは控えましょう。

まずはじめにやるべきことは、「テスト全体を見る」ことです。テスト問題の表面と裏面を見て、「どのような問題が出ているのか?」「どの問題が難しそうか?」といったことを判断します。

そして、解けそうな問題から順番に解くようにしましょう。そうすることで、「時間が足りなかった」ということを極力防ぐことができます。

 

オ 勝負は1学期期末~2学期中間テスト!

→「二次関数」と「確率」で苦手意識を持つ生徒が増える

 

高1の数学で得意・苦手の差が出る単元が、数学Ⅰの「二次関数」と数学Aの「確率」です。

これらの単元は高1の1学期期末テスト~2学期中間テストで出題されるため、ここでしっかりと点数を取れないと、高校数学が苦手になってしまいます。

高校入学後の最初の定期テストは5月下旬にありますが、ここでは、計算問題と確率の基礎問題が中心になるためそこまで難しくありません。(範囲も狭いです。)

ただ、2回目のテストである1学期期末テスト以降では問題量が増え、難易度も上がるため、多くの高校生にとってはこの時期が山場となっていきます。

ですので、最初のテストで高得点をとっても油断せずに学習に取り組むようにしましょう。

 

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