この記事を書いた人


西井佑一(にしい ゆういち)
愛知県豊橋市の「とよはし練成塾」の教室長。一人で中学生・高校生の全ての教科(英数理社国)を指導している。塾講師歴13年でこれまで集団塾・個別指導塾で指導経験あり。これまで多くの生徒を第1志望に合格させた経験を踏まえて勉強法や入試情報をお伝えします。

高校生の勉強法(5教科編)

【高校数学】白チャートの使い方と勉強法、難易度は?【57記事目】

 

高校生の勉強法

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豊橋市の個別指導塾「とよはし練成塾」が書く57記事目の記事です。今回は、「【高校数学】白チャートの使い方と勉強法、難易度は?」についてみていきます。

解説が詳しい白チャートの使い方、勉強法についてみていきます。

 

 

①なぜ白チャートがいいのか?

【動画】数学の基礎はコレで完璧!白チャートの使い方

 

 

「高校数学のおすすめ参考書はありますか?」

「教科書の内容がよく分かりません」

みなさんはこのような思いを持っていることと思います。

世の中には数多くの数学の参考書がありますが、その中で私がみなさんにおすすめする問題集は、「チャート式基礎と演習」です。この教材は一般的には「白チャート」と言われています。

「白チャート」をお勧めする理由は以下の通りです。

・解説が詳しく独学で勉強する人に向いている

・難易度が教科書レベルで使いやすい

・教科書と同じ出版社(数研出版)が出版しているため、出てくる問題の順番がほぼ同じで使いやすい

そのため、数学の参考書でどれがいいか迷っている人は、ぜひ白チャートを使うようにしましょう。

 

 

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②白チャートの問題数は?

【動画】【完全解説】チャート式の間違った使い方6選を今すぐ改善できる方法を教えます。

 

 

次に白チャートの問題構成についてみていきます。なお、下で紹介する問題数は、例題の問題数のみでEXやEXERCISESの問題分は含まれていません。

 

【数学ⅠA】計268題

単元名基礎例題問題数発展・補充例題問題数
式の計算19
実数、一次不等式14
集合と命題13
二次関数16
二次方程式と二次不等式1411
三角比11
三角形への応用15
データの分析
場合の数20
確率16
図形の性質27
約数と倍数12
互除法、整数の性質の活用
合計19474

 

【数学ⅡB】計312題

単元名基礎例題問題数発展・補充例題問題数
式と証明25
複素数と方程式29
図形と方程式21
軌跡と領域
三角関数25
指数関数と対数関数19
微分法17
積分法16
平面上のベクトル35
空間のベクトル19
数列28
合計24369

*確率分布は省略しています。

 

【数学Ⅲ】計223題

単元名基礎例題問題数発展・補充例題問題数
複素数平面23
式と曲線25
関数12
数列の極限15
関数の極限13
微分法14
微分法の応用24
積分法28
積分法の応用15
合計16954

 

まとめると、

・数学ⅠAの合計の問題数 268題

・数学ⅠA+ⅡBの合計の問題数(文系) 580題

・数学ⅠA+ⅡB+Ⅲの合計の問題数(理系) 803題

となっています。

 

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③白チャートを解くペースは?

【動画】【数学】盤石な基礎を築く!白チャートⅠA・ⅡB・Ⅲの使い方3つのポイント

 

 

次に白チャートを解くペースについてみていきます。

 

ア 白チャートは「例題」のみ解こう!

→EXとEXERCISESと解かなくてよし!

 

前に少し触れましたが、白チャートは、「例題」+「EX」+「EXERCISES」の3つで構成されています。

また、例題だけでも文系で約600問、理系で約800問あります。

そのため、全ての問題を解こうとするとこの問題数の2倍以上になってしまうため、他の教科の勉強ができなくなってしまいます。

数学の場合、たくさんの問題を1回だけ解くよりも、少ない問題を繰り返し解いたほうが効果が上がりますので、例題に絞って解くようにしましょう。

 

イ さらに問題数を絞るなら〇と◎のみ解く

→〇と◎のついている問題に絞るとさらに問題数を減らすことができる

 

先ほどチャートの解く問題は例題だけでいいといいました。

しかし、それでも文系は600問、理系は800問解かなければいけないわけです。

これは、1日5問ずつ解くなら、文系が4か月、理系が6か月以上かかる計算になります。

そこで、さらに問題数を絞るには〇と◎のついているところだけ解いていくとよいでしょう。

実は各単元の最初に例題番号の隣に〇と◎がついているものがあります。◎が一番重要度が高い問題、〇は次に重要度の高い問題となっているため、時間がない場合はここだけ解くというのもありでしょう。

〇と◎のついている問題だけに絞れば、全体の10~20%くらいは解く問題数を減らすことができます。ただ、それでもまだ問題数は多いので計画的に解き進めるようにしましょう。

 

ウ 白チャートはいつまでに終わらせるべきか?

→遅くとも9月までには終わらせよう!

 

チャート式はあくまで参考書であり、解き方のパターンを覚える参考書です。

ですので、チャートが完璧になれば、入試で高得点を取れるかというとそうでもなく、チャートの後は過去問演習や記述問題対策などが必要になってきます。

これらの対策は遅くても10月から始めたいものです。そうなると、チャート式の内容は遅くとも9月までには完成しなければいけないことになります。

ここで、一日に解くペースといつから勉強をした方がいいかについてまとめました。

 

【勉強の開始時期】

文系(計600題)理系(計800題)
1日5問ペース高3の4月高2の1月
1日10問ペース高3の6月高3の4月
1日15問ペース高3の7月高3の6月

*定期テスト勉強、復習する時間、予備日等考慮して+2か月分となっています。

 

こう見ると、文系は高3の新学期から、理系は高2の1月くらいから数学の解法暗記を始めると余裕をもって進めることができます。

 

エ 1回目にできた問題は解きなおす必要なし!

→解く問題数を少しずつ減らしていこう!

 

チャート式は何回も繰り返して解く問題集ですが、なんせ問題量が多いため、全ての問題を繰り返し解こうとするといくら時間があっても足りません。

そのため、1回目でできた問題(当然ですが、下の解説・答えを見てやってはダメ!)は2回目以降は解かなくてもOKです。

一方で、一回目でできなかった問題は、2回、3回と繰り返し解き、できるようになるまで繰り返しましょう。

そうすることで、2回目以降は解く問題が少しずつ減り、またできない問題だけを繰り返し解くことができます。

 

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