【大学受験】理論化学の勉強法と学習スケジュールは?【51記事目】

 

 

【大学受験】理論化学の勉強法と学習スケジュールについて豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は51記事目です。)

 

①理論化学のおすすめ勉強法は?(1)~心構え編~

【動画】【東大卒と東工大生が教える】今から始める化学の勉強法!【参考書・スケジュール】

 

 

 

ちゃちゃ丸
理論化学を勉強する上で心掛けることは何かニャー?
モモ先生
「なぜそういう計算になるのか?」をしっかりと理解するようにしましょう。

 

 

ア 理論化学の勉強の心構え①(定義を完璧に覚える)

→定義を完璧に覚えることで理解度が高まる

 

理論化学の勉強の心構えの1つ目は、「定義を完璧に覚える」ことです。

最初は用語の定義をしっかりと覚えていきましょう。

例えば、「イオン化エネルギー」であれば、

・原子から電子1個を取り去って1価の陽イオンにするのに必要なエネルギー
・イオン化エネルギーが小さいほど陽イオンになりやすい

といった内容を完璧に覚えなければいけません。

それは、用語の意味があいまいだと、解く際に迷ってしまいどうしても問題の正答率が下がってしまうからです。

ですので、

「電気陰性度とは何か?」

「活性化エネルギーとは何か?」

といったように用語の意味をしっかりと覚えるようにしましょう。

 

 

イ 理論化学の勉強の心構え②(計算は単位をつけて考えよう)

→計算する際に単位まで書くと計算の意味が理解しやすくなる

 

理論化学の勉強の心構えの2つ目は、「計算は単位をつけて考える」ことです。

また、理論化学では計算問題が多いです。

特に化学基礎のmolの計算あたりから苦手な人が続出してきます。

計算問題を攻略する際には、「単位に注目する」「比を使って計算する」と案外うまくいくものです。

例えば、中和反応の量的関係であれば、「酸の出す水素イオンの物質量=塩素の出す水酸化物イオンの物質量」で、公式は「モル濃度(mol/L)×体積(mL)×価数」となっています。

そして計算をする際には、数字(文字)だけ書くのではなく、常に単位をつけてやるようにしましょう。(上の公式を使うのであれば、「2.0mol/L×5.0/1000mL×価数2」といった感じで書いていくといいということです。)

それは、単位をつけて書くことで計算内容を理解できるようになるからです。

ただ、どうしても計算のやり方が分からない場合は、参考書を読む、YouTube動画などを見る、学校や塾の先生に聞くなどして解決するようにしましょう。

 

 

ウ 理論化学の勉強の心構え③(電卓を使わずに計算しよう)

→計算で手を抜くと、いざというときに計算するのに時間がかかってしまう

 

理論化学の勉強の心構えの3つ目は、「電卓を使わずに計算する」ことです。

化学の計算、特にmolの計算などでは面倒な計算がたくさん出てきます。

そういう計算を電卓を使って求める人がいますが、それはNGです。

それは、テストや模試、入試では電卓が使えないからです。

そのため、普段から自力で計算する習慣がないと試験で苦労しますので、電卓を使わず、自力で計算をし、計算のスピードを上げていくようにしましょう。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739

 

 

②理論化学のおすすめ勉強法は?(2)~勉強内容編~

 

ちゃちゃ丸
理論化学ができるようになるにはどんな勉強をしたらいいのかニャー?
モモ先生
まずは基本的な問題集を1冊完璧にしましょう。

 

 

ア 理論化学の勉強法①(苦手な人は「化学基礎」から復習をしよう)

→化学基礎で出てくる用語や計算方法をしっかりと復習しよう

 

理論化学の勉強法の1つ目は、「苦手な人は「化学基礎」から復習をする」ことです。

化学(発展)が苦手だと思ったら、まずは化学基礎の復習からしていきましょう。

それは、化学基礎の内容が完璧に分かっていないと化学(発展)の理解度が下がってしまうからです。

具体的にやってほしい内容は、

①用語を覚える(「同素体」「炎色反応」「モル濃度」とは?など)
②計算が即答でできるようにする(mol、溶解度、モル濃度、中和滴定、酸化還元など)

です。

化学基礎は範囲が狭いため、短期集中でやっていけば1~2週間で終わるでしょう。

基礎をしっかりと固めてから、化学(発展)の内容を引き続き復習するようにして下さい。

 

 

イ 理論化学の勉強法②(用語の意味を完璧に覚える)

→「用語→意味」が言えるように暗記をしよう!

 

理論化学の勉強法の2つ目は、「用語の意味を完璧に覚える」ことです。

化学には「配位結合」「飽和蒸気圧」「ルシャトリエの原理」「活性化エネルギー」といった重要な用語がたくさん出てきます。

まず、みなさんにやってほしいことは、これらの用語の意味を覚えることです。

それは、「同素体=同じ元素からできていて、互いに性質の異なる単体どうし」、「同位体=原子番号が同じで質量数が異なる原子どうし」といったように定義をしっかりと覚えていくことです。

共通テストや大学入試では物事の本質を問う問題が多く出題されます。

そうなると、うろ覚えの状態ですと、正解の選択肢にたどり着くことが難しくなるでしょう。

そうならないようにまずは用語の意味を完璧に覚えるようにしましょう。

 

 

ウ 理論化学の勉強法③(まずは基本例題だけを繰り返す)

→数を絞り、最初に例題を完璧にする

 

理論化学の勉強法の3つ目は、「まずは基本例題だけを繰り返す」ことです。

「リードLightノート化学」や学校で使っている問題集(セミナー・アクセスなど)はいずれも問題数が多いです。

そのため、最初から全ての問題を解こうとすると、どうしても消化不良で終わってしまう可能性があります。

そうならないためにも、最初は解く問題を絞って取り組むようにしましょう。

リードLightノートで例に挙げると、最初は「例題」のみ解くようにして下さい。

例題だけであれば、数問~数十問しかないため、短時間で仕上げることができます。

その後、基本問題、発展問題と少しずつ問題のレベルを上げて解いていくことをおすすめします。

例題→基本問題→発展問題と取り組むことで、初めの単元から最後の単元までを最低3周繰り返すことができます。

そうすることで知識の定着度も高まっていくでしょう。

 

関連記事

【共通テスト化学】おすすめ参考書・問題集①「リードLightノート化学」

 

 

エ 理論化学の勉強法④(「なぜそうなるのか?」を意識して解く)

→計算問題の解き方を丸暗記してはいけない!

 

理論化学の勉強法の4つ目は、「なぜそうなるのか?を意識して解く」ことです。

計算問題ができなかった時に、解説を読んでなんとなくわかって終わりという人がいます。

しかし、「なんとなく」ではいつまでたってもできません。

大事なのは、なぜこの計算式になるのかを考えることです。

セミナーやアクセス、リードLightノート化学は問題によっては計算過程が省略されているものもあります。

ですので、人によってはどうしてそうなるのかが分からないこともあるでしょう。

その場合は、「学校の先生や塾の先生に解き方を聞く」「参考書を読んで理解する」などして、理解度を高めるようにしましょう。

 

 

オ 理論化学の勉強法⑤(あれもこれも手を出さない)

→現役生の場合は「学校の問題集+α」で十分!

 

理論化学の勉強法の5つ目は、「あれもこれも問題集に手を出さない」ことです。

インターネットや本などを見ると、「宇宙一がかわかりやすい」「照井式を使った方がいい」「新演習までやるべき」といった意見があります。

しかし、受験生、特に現役生のみなさんがこれらの参考書や問題集にまで手を出すのはおすすめできません。

なぜなら、

・学校の参考書、問題集が別にある
・化学以外にも英語や数学なども勉強しなければならない
・受験勉強に加え、定期テスト勉強もしなければならない
・化学の授業が12月まである

といったことがあるため、学校の問題集に加えて他の教材をやるのは得策ではないでしょう。

ですので、まずは学校で使っている問題集(セミナー・アクセス)を軸に勉強し、分からない所があれば参考書などを使って調べるようにしましょう。

そして、化学が早めに仕上がり、時間的な余裕ができたら、プラスアルファで市販の問題集を解いていけばよいでしょう。

 

豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」

TEL(0532)-74-7739

 

 

③理論化学の勉強法は?(3)~学習スケジュール編~

 

ちゃちゃ丸
理論化学の勉強スケジュールを知りたいニャー
モモ先生
高3に入るまでは定期テスト前と長期休暇で勉強するようにしましょう。

 

 

ア 理論化学の学習スケジュール①(高2の春休みまで)

→定期テスト前や長期休暇などで勉強しよう

 

受験勉強自体は高1から始めてほしいですが、高2の終わりまでは英語・数学が勉強のメインとなります。

そのため、普段は化学まで受験勉強に時間が回らない人が多いはずです。

ですので、高2の終わりまでは定期テスト前と長期休暇(夏休み・冬休み・春休みなど)で勉強するようにして下さい。

理想としては、定期テストの勉強で一度できるようにし、その後長期休暇で忘れてしまった内容や苦手な内容を復習していくとよいでしょう。

 

 

イ 理論化学の学習スケジュール①(高3の夏休みまで)

→定期テスト前や長期休暇などで勉強しよう

 

高3になってからは英語・数学に加えて、理科や国語、社会の勉強も始めていきましょう。

現役生の場合は、1学期にやることは「理論化学の復習+無機化学の暗記」になってきます。

定期テスト前には無機化学の内容をマスターし、それ以外の時期には基本的な問題集を使って理論化学の復習をしていきましょう。

この時期は難しい問題集をやる必要はありませんので、セミナーやアクセスなどの基本問題を完璧にマスターするようにして下さい。

 

 

ウ 理論化学の学習スケジュール①(高3の夏休み以降)

→理論化学だけ共通テストの過去問を解いてみよう

 

高3の夏以降、基本的な問題集が完成していれば実践的な問題に取り掛かっていきます。

まずは、一度習ったところまで共通テストの問題を解いてみてください。

それは、早めに解くことで、共通テストの難易度や問題形式、自分の弱点分野が分かるようになるからです。

そこである程度の点数が取れていれば問題ないですが、そうでない場合は先に共通テスト対策をしていきましょう。(私大のみの受験の場合は私大対策だけで十分です。)

それは、国公立大学を受験する場合、共通テストが突破できなければ話にならないからです。

ですので、共通テスト対策問題集を解くことや再度基本的な問題集に戻って復習することなどをして、力をつけていきましょう。

そして合格ラインの点数が取れるようになったら、有機化学の復習や二次対策用の問題集(化学重要問題集など)に取り掛かっていくようにして下さい。

 

 

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