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英語の長文や例文を暗唱(丸暗記)するのは効果があるのか?についてです。英語の長文や例文を暗唱(丸暗記)するのは効果があるのか?について豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は297記事目です。)
①英語の例文暗唱、本文暗唱は効果があるのか?
【動画】学校の英語の授業でやる教科書の暗唱 意味あるの?|受験相談SOS vol.1093
「英語のテストができるようになるには教科書の本文を暗唱する必要がありますか?」
「文章を暗唱するのにものすごい時間がかかってしまうのですが・・・」
このように思ったことはありませんか。
今回は、英語の長文や例文を覚えることは効果があるのか?ということについてみていきます。
結論を言えば、本文の暗唱は効果的だがマスターするにはあまりにも時間がかかりすぎる問題点があります。
以前、とよはし練成塾では、教科書ガイドを使って教科書の本文を暗唱させることを行っていました。
中学校の英語の教科書の場合、一つのUNIT(LESSON)が3~4つのパートに分かれています。
そして、前半のパートは文章が短めですが、後半になると文章量が長くなり、かつ内容が難しくなっていきます。
塾の授業の中で暗唱をさせていましたが、どうしても各UNITの後半になると、文章をマスターするまでに時間がかかってしまいます。
ただ、暗唱をするには一回だけではダメで、何度も同じところを復習しないと完璧に身につけることができません。
そのため、結局は教科書本文の暗唱が中途半端な所で終わってしまいました。(現在は授業内で暗唱させる授業は辞めました。)
もちろん、塾の授業時間だけでなく、毎日時間を決めて自主的に教科書本文の暗唱をすれば効果は出るでしょう。
しかし、限られた時間では、効果が出なかったのが現実でした。
ですので、自主的に毎日暗唱ができる人にとっては効果的な勉強法だと言えます。
TEL(0532)-74-7739
営業時間 月~土 14:30~22:00
②暗唱の勉強をしてもいい人の条件は?
【動画】【英語学習】良い暗唱と悪い暗唱の違い【実演】
ここでは、英語の暗唱をしてもいい人、してはいけない人の違いについてみていきます。
まず、英語の文章を暗唱する目的は、スピーキング能力とリスニング能力をつけることです。
英語の文章を覚える過程で発音やアクセント、様々な会話表現なども身につけることができます。
そのため、英検の二次試験の面接などで暗唱した成果を出すことができるでしょう。
しかし、暗唱をするためには最低限の英語の知識がいります。
それは、英単語や英熟語、英文法といった英語の土台となる部分です。
これらがないと、暗唱しても意味の分からない言葉を覚えているだけで、内容を十分に理解できません。
加えて単語の意味などが分からないと暗唱する時間もかかってしまいます。
そのため、暗唱をする場合は、英単語や文法などの知識をしっかりと固めてからやるとよいでしょう。
ただ、短期間では力がつきませんので、定期テストの直前だけなどにやるのではなく、普段から継続的に行うようにしましょう。
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③英語の文章を暗唱する方法は?
【動画】【英語学習法】暗唱の効果と勉強法!リスニング&スピーキング力UP TOEICにもおすすめ
最後に効果的な暗唱の方法についてみていきます。
ア どの教材を使うべきか?
→「教科書+教科書ガイド」がおすすめ
暗唱用の教材として使うのは、教科書がおすすめです。
それは、
・教科書にはいい文章が多いため
・一つの文章が適度な長さであるため
・QRコードから音声を聞くことができるため
といったことがあるからです。
そして教科書に加えて、教科書ガイドもあるといいでしょう。
それは、教科書ガイドには「単語の意味」「本文の訳」「重要文の説明」などが詳しく書かれているため、文章の内容を理解しやすいためです。
イ 英語の暗唱のおすすめの方法は?
英語の暗唱の基本的な流れとしては、
・音読をする
・暗唱をする
となります。
最初にやるべきことは内容の理解です。
先ほど紹介した教科書ガイドを使って、教科書本文の内容を理解していきましょう。
一文ずつ英語と日本語訳を読み、それぞれの文がどんな意味なのかをしっかりと確認していくようにして下さい。
次に、音読を行います。
音声を聞き、その後声を出して読むようにします。
音読のポイントは、ネイティブの話し方に似せて読むことです。
そうすることで、発音・アクセント・音のリズムなどもつかむことができます。
何度か繰り返して、頭の中に文章を入れていきましょう。
そして最後に暗唱です。
暗唱は一気にやるのではなく、段落ごとなと、ある程度の部分に区切ってやっていくとよいでしょう。
その際には、日本語訳に英単語の数を書いていくとよいでしょう。
例として、「I play soccer.」という文章であれば、「私はサッカーをします(3)」という風に単語の数を書いていきます。
こうすることで、冠詞や前置詞の漏れを防ぐことができます。
最初はなかなか頭に入らないかもしれませんが、繰り返していくうちに頭の中に自然と文章が入っていくようになります。
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