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大鏡の内容と現代語訳・品詞分解・あらすじ(雲林院の菩提講・花山院の出家・三船の才など)です。平安時代に書かれた「大鏡」の内容、現代語訳、品詞分解、あらすじなどについて豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は262記事目です。)
教科書に出る古文のあらすじ・品詞分解・現代語訳一覧
①源氏物語 | ②枕草子 | ③平家物語 | ③平家物語 |
⑤徒然草 | ⑥竹取物語 | ⑦土佐日記 | ⑧伊勢物語 |
⑨方丈記 | ⑩更級日記 | ⑩更級日記 |
①「大鏡」の内容は?
【動画】歴史物語 大鏡
最初に「大鏡」の内容・あらすじについてみていきます。
ア 「大鏡」の内容は?
→平安時代の180年間の歴史について書かれている本
大鏡とは、作者不詳の歴史物語で平安時代にできた作品です。
文徳天皇から後一条天皇の14代、約180年間の歴史を語っています。
190歳ほどの大宅世継と180歳ほどの夏山繁樹という老人が登場し、対話形式で話が進んできます。(大鏡は紀伝体という個人の伝記を連ねて歴史を記述する書き方で書かれています。)
藤原道長のすぐれた人物像と、藤原道長の実績についてが中心に書かれています。
イ 藤原道長はどんな人物?
→師匠の下で俳諧を学び、その後全国各地に旅をした人物
次に「大鏡」に出てくる中心人物である、藤原道長がどんな人物かについてみていきます。
藤原道長は関白藤原兼家の五男として生まれました。
兄たちが次々と病死したため、やがて道長に権力が集中します。
また、兄道隆の息子である伊周との権力争いに勝ち、左大臣の位を手に入れます。
その後は娘たちを次々に天皇の后にし、絶頂期を迎えます。
しかし、糖尿病と思われる病気にかかり政界を引退。
その後は出家して法成寺を建立し病気の療養に努めました。
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②古文の教科書に出てくる作品のあらすじは?
【古文】長文読解 的中パワーアップ基礎編『大鏡』【第9講】
最後に高校の古文の教科書によく出てくる「大鏡」の作品のあらすじ・原文・品詞分解・現代語訳についてみていきます。
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