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【高校受験】入試で失敗、不合格になる人、落ちる家庭の特徴と成功するための勉強法です。高校入試で失敗、不合格になる人、落ちる家庭の特徴と合格するための勉強法について豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は244記事目です。)
①高校入試に落ちる受験生の特徴は?
【動画】高校受験に9割落ちる人の3つの特徴
最初に高校入試に落ちる(不合格)になる人の特徴からみていきます。
ア 志望校が決まっていない
→志望校は自分で決めるもの!
高校入試に落ちる人の第1の特徴としては、「志望校が決まっていない」生徒です。
志望校が決まっていないということは目標が決まっていないということです。
今までの指導経験で言うと、甘やかされて育った人にこういった傾向があることが多いです。(周りが何でもやってくれるため、いざと言う時に自分で決断することが多い。)
そうなると、何のために勉強しているかが分からなくなってしまい、勉強に身が入りにくくなってしまいます。
すると、受験勉強を積極的にしようと思えなくなり、結果入試当日までに実力をつけることができずに不合格になってしまいます。
高校のHPを見る、先輩に話を聞く、体験入学に参加するなどしてどこに行きたいのかと決めるようにしましょう。
イ 宿題や塾に通っていることだけで満足してしまっている
→「できない」ところを復習しない限り、成績は上がらない
次は学校の宿題や塾に通っているだけで、勉強した気になってしまっている人です。
受験勉強というのは、「できない」ものを「できる」ようにすることです。
そして、できない単元は人によって異なります。
数学の二次関数が苦手な人がいれば、英語の動名詞が苦手な人もいるわけです。
ですので、その不得意な所を復習し、時には暗記をしないとできるようにはなりません。
一方で、学校の宿題や塾の授業(特に集団塾)は一律の内容でしか出されません。
つまり、みなさんの苦手な単元がそのまま課題として出されたり、授業をしてくれるわけではないのです。
そのため、宿題や塾に通っているだけで満足してしまうと、成績はいつまで経っても上がりません。
ウ レベルに合っていない問題集を解いている
→自分のレベルにあった問題集を解こう
特に上位校を志望する生徒に多いのが、自分のレベルに合っていない問題集を解いていることです。
「俺は●●高校を受験するんだ。だから、この『最難関問題集』を解かないといけない。」
と言って、とにかく難しい問題集を解く人がいます。
しかし、難しい問題集は解説が省略されていることが多く、十分な基礎力がないと、解いても効果があまりありません。
(私も高校生時代「青チャート」(数学の難しい問題集)に手を出して、分かった気になってしまったという痛い失敗があります。)
また、入試問題の大半は基本問題で占められているので、まずは基礎をしっかりと固めることが大事になってきます。
エ 復習をしていない
→力をつけるには復習以外ありません
ほとんどの生徒にあてはまるのが、復習をしていないことです。
つまり、過去問や問題集を解き、丸つけをして次の問題に行ってしまうのです。
ここで間違えた問題にしっかりと向き合わないと、いつまでたってもできるようにはなりません。
先ほども言いましたが、「できない」ものを「できる」ようにするのが勉強です。
分からない所や間違えた所を放置しておいたのでは、いつまでたってもできないままです。
ですので、間違えた問題は解説をしっかりと読み、時には教科書に戻って、「なぜそうなるのか?」を考えるようにしましょう。
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②高校入試に落ちる家庭の特徴は?
【動画】高校受験失敗しないために<<不合格になる子供の特徴を解説>>道山ケイ
次に高校入試で不合格になる家庭(保護者)の特徴についてみていきます。
ア 塾に行かせて満足してしまっている
→塾に行けば勝手に成績が上がるものではない
保護者の方々の中には、「塾に行かせる=成績が上がる」と思っている方がいます。
しかし、これは違います。
塾に行けば自動的に成績が上がるわけではありません。
塾に行って、習った内容を家で復習することで成績は上がるのです。
つまり、家での勉強時間が極端に少ない場合、まず成績は上がりません。
そのため、受験勉強において大事なのは、いかに家での勉強時間を増やしていくかということになります。
勉強部屋にスマホやゲームがない状態にする、規則正しい生活を送れるようにするといったことなどが大事になります。
イ 過干渉・甘やかし
→子供に対して適度な距離感を保つこと
子供に対する「過干渉」と「甘やかし」は正反対の対応のように思えますが、どちらも子供にとってはよくありません。
まずは、過干渉です。
これは、子どもの成績に一喜一憂することがあります。
そもそも成績が上がり続けることはありえません。
上がったり下がったりを繰り返して少しずつ上がっていくものなのです。
それを少しでも成績が下がろうものなら、ここぞとばかりに子供を叱ります。
これでは子どもはやる気をなくしてしまうでしょう。
また、逆に甘やかしもよくありません。
子供のために何でもやってしまうと、子どもは嫌なことは親に任せればいいやと思うようになってしまいます。
そうなると面倒くさいことはやらなくなります。
例えば、国語の読解問題など、解くのが面倒くさい問題などをまともに解かなくなってしまうのです。
しかし、それではいつまでたっても国語ができるようにはなりません。
それを防ぐためにも、辛いことや困難なことがあっても親が代わりにやらず、我慢して見守ることが大切です。
ウ 子供の前でスマホやテレビを見てしまっている
→親も子供の勉強に協力すること
勉強とは単調でつまらないものです。
子供の本心としては、「勉強なんかしたくない。ゲームやスマホをしたい。」と思っています。
そういう思いと戦いながら日々受験生は勉強しています。
そんな中、親や兄弟が子供の目の前でゲームやスマホをしていたらどうでしょうか?
子供は「何で俺(私)が我慢してるのに、そっちはスマホをやってるの?」と思うでしょう。
ですので、子どもが勉強している間はゲームやスマホ、テレビなどは控える必要があります。
それができないのに、子どもに「勉強しなさい」とは言えないと思います。
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