この記事を書いた人


西井佑一(にしい ゆういち)
愛知県豊橋市の「とよはし練成塾」の教室長。一人で中学生・高校生の全ての教科(英数理社国)を指導している。塾講師歴13年でこれまで集団塾・個別指導塾で指導経験あり。これまで多くの生徒を第1志望に合格させた経験を踏まえて勉強法や入試情報をお伝えします。

高校生の勉強法(5教科編)

【世界史勉強法】大学受験向け!世界史のおすすめ勉強法、覚え方は?【21記事目】

 

高校生の勉強法

大学受験や各教科の勉強法などが満載!

 

豊橋市の個別指導塾「とよはし練成塾」が書く21記事目の記事です。今回は、「【世界史勉強法】大学受験向け!世界史のおすすめ勉強法、覚え方は?」についてみていきます。

短期間で仕上がる世界史の効果的な勉強法についてみていきます。

 

 

①世界史を選択するメリット・デメリットは?

【動画】【社会の科目選択に悩む!】日本史と世界史!!どっち選ぶのがいいのか!?|受験相談SOS vol.1536

 

「世界史と日本史をどちらを選択したらいいですか?」

このようなことを思う人もいるでしょう。どちらも歴史科目であり、一見どちらを選んでもよさそうな気がします。

しかし、安易に科目選択をしてしまうと後で後悔するかもしれません。そうならないように、最初に世界史を選択するメリット・デメリットからみていきましょう。

 

ア 世界史を選択する受験生の数は?

→世界史を選択する人の数は日本史・地理よりも少なめ!

 

2020年のセンター試験の受験者数をみると、

・世界史B 91,609人【平均点62.97点】
・日本史B 160,425人【平均点65.45点】
・地理B 143,036人【平均点66.35点】
・現代社会 73,276人【平均点57.30点】
・倫理政経 48,341人【平均点66.51点】

となっており、日本史や地理に比べると世界史で受験する人の数は少ないです。この理由としては、

・日本史は小中で習っているためなじみがある

・理系の生徒は「地理」か「現代社会」で受験することが多い

のが理由です。

 

イ 世界史を選択するメリット・デメリットは?

→世界史を受験することで受験の幅が広がる!

 

次に世界史を選択することのメリット・デメリットについてみていきます。

 

A メリット

・一度覚えてしまえば安定した点数を取ることができる

・漢字が日本史よりも少ない

・外国語学部などでは世界史が必須の大学もあるため、多様な進路選択ができる

・世界に出て働きたい人はおすすめの科目

 

B デメリット

・覚えるべき量が日本史よりも多い

・カタカナが覚えにくい人は用語を覚えるのがつらい

・様々な国の歴史が出てくるため混乱しやすい

・小中学校までであまり世界史の内容を習っていない

 

 

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②世界史の勉強をする際の注意点は?

【動画】 苦手な人向け世界史勉強法を、世界史参考書の著者で予備校講師・鈴木悠介先生が教えてくれるよ!!|受験相談SOS 特別編

 

次に世界史を勉強する上での注意点についてみていきます。

 

ア 夏休みに入る前に基礎を固めておく

→「早すぎず、遅すぎず」が鉄則!

 

世界史の勉強をする上で大事なのは、「いつまでに何をしたらいいか?」つまり、学習ペースです。

世界史は量が多いため、取り掛かる時期が遅すぎると勉強が終わらなくなってしまうこともあります。

一方で早くからがっつり勉強しても、時間がたてば覚えた内容を忘れてしまいますし、英語や数学といった教科があまりできなくなってしまうという危険性もあります。

そのため、世界史の勉強のペースとしては、夏休みに入る前に「一問一答+流れをつかむ」ところまでをやっておけば十分です。

世界史は多くの学校では高2から始まります。高3の夏までに定期テストや小テスト、模試などがありますので、まずはそこに向けてしっかりと勉強するようにしましょう。

ただ、定期テストや小テストの勉強をサボってしまうと、あとで取り返すのが大変になってきますので、テストに向けて範囲を完璧に仕上げるようにしましょう。

 

イ 最初から細かい所まで覚えない

→最初は教科書の太字レベルの用語ができればOK!

 

一問一答集をやるときに気を付けてほしいことは、最初から細かい内容を覚えないことです。一問一答集の中の無印の用語の部分まで最初から覚えようとすると間違いなく途中で挫折をします。

最初は用語集の中で「最重要単語」だけを覚えるようにして下さい。これに絞るだけでも覚えるべき用語が全体の半分程度に減ります。(つまり、その分さくさくと覚えることができる。)

これは早稲田や慶應といった難関私大を受験する場合でも同様です。

早慶の世界史では重箱の隅をつつくようなマニアックな用語がよく出題されます。しかし、だからといって最初から難しい用語まで覚えてしまうと最後までたどり着けない可能性が非常に高いです。(他の教科に時間が回せなくなる可能性もあります。)

そうならないように、教科書の太字レベルの用語から確実に覚えるようにしましょう。

 

ウ 論述対策は基礎力が十分についてからやること

→共通テストで8割以上とれるまでは論述対策はしないこと!

 

「論述対策はいつから始めたらいいのでしょうか?」

このような悩みを抱えている人は少なくないでしょう。特に国公立大学では論述問題の配点が高い以上、「一日でも早くやらなければ・・・」という思いに駆られるのも無理はありません。

しかし、だからといって高3の春や夏から論述対策をするのは少し早い気がします。それは、

・共通テスト対策に力を入れるべき
・時間のかかる国・数・英に力を入れるべき
・現役生の場合はそもそも授業が終わっていない

 

というようなことが理由になるからです。国公立大学の場合、共通テストを突破しなければ話になりませんので、まずは共通テスト対策及び国語・英語・数学の対策に力を入れていきましょう。

そして共通テスト(センター試験)の過去問で8割以上とれるようになれば十分な基礎力がついたことになります。そこで初めて論述の対策をしていけばいいでしょう。

 

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③世界史の効果的な勉強法は?

【動画】世界史の勉強法(全部入りVer.)|教科別勉強法

 

最後に世界史の効果的な勉強法についてみていきます。

 

ア 世界史の勉強法(全体編)

→「流れ→一問一答→問題演習」の順で勉強しよう!

 

世界史の勉強の基本は、「流れ→一問一答→問題演習」となります。多くの人は一問一答から始めがちですが、それだと用語を覚えにくく、忘れやすくなってしまい勉強へのモチベーションが下がってしまいがちです。

そうではなく、最初は教科書や参考書、漫画、授業動画などを使って流れをつかむところから始めましょう。そうやって話のあらすじをつかんだ上で一問一答をやっていくと効率的に覚えることができます。

そして、一問一答を覚えた後は問題演習や過去問をやっていきましょう。問題を解いて覚えていなかったところはしっかりと復習し、再度解き直しをするようにしてください。

 

イ 流れをつかむ

→最初はサラッと、2回目はじっくりと読もう!

世界史の勉強で最初にやってほしいことは、「流れをつかむ」ことです。そして流れをつかむということは、「話のあらすじをおさえる」ということです。

世界史の通史(一通りの歴史)の流れをつかむ上での注意点は、「最初から全てを覚えようとしない」ことです。

それをやってしまうといくら時間があっても足りません。そうではなく、あくまで話(世界史)のあらすじをつかめばOKというスタンスで読むようにしましょう。

あらすじを理解すれば、一問一答で用語を覚える際に格段に暗記効率が高まります。最初から完璧にするのではなく、回数を重ねて何度も読むことで少しずつ暗記の精度を上げていけばいいのです。

1回目の通読は1~2週間でさっと仕上げるようにしましょう。それ以上かけてしまうと、次に進めませんし、最後まで読み切った時に最初の内容を忘れてしまいます。

なお、2回目以降の通読はじっくりと読むようにしましょう。

 

世界史の流れをつかむ方法

 

ウ 一問一答で用語を覚える

→「できない」所を「できる」ようにするのが勉強!

 

次に一問一答の暗記をしていきます。最初に覚えているかどうかのチェックをします。赤シートで答えを隠し、用語が言えるかどうか一つ一つ確認していきます。

覚えていなかった用語は印をつけていきます。そして印の数がある程度増えてきたら、きりのいいところでチェックを終えます。

次に覚えていなかった用語を覚えていきます。覚え方は、

・声に出して用語を覚える
・書いて覚える

 

などいろいろありますが、みなさんが覚えやすいやり方で結構です。

一通り覚えたらしっかりと覚えたかどうかを再度チェックします。ここで全て覚えていればOKですが、そうでない場合は再び覚えていない所を覚えるようにしましょう。その日のうちに完璧に覚えられるようにしましょう。(不十分な暗記では何回やっても覚えられません。)

そして、次の日にもう一度復習します。時間を空けてチェックすることで記憶の定着度を高めることができます。

なお、一問一答集の用語の意味では内容が理解できない場合は、用語集などで意味を調べてから覚えるようにしましょう。(地名がわからないときは地図帳で場所を確認することも忘れずに!)

最後に先ほども書きましたが、最初から細かい内容(難易度の高い用語)まではやらないようにしましょう。まずは教科書の太字レベルを完璧にするようにしましょう。

世界史の一問一答

 

エ 問題演習をする

→問題を解くことで知識の定着度が高まる!

 

一問一答集で用語を覚えた後はいよいよ問題演習に入ります。問題を解き、間違えたところは復習し、後日解きなおすというのが、問題演習の基本的なスタイルです。

大事なのが間違えた問題やできなかった問題にどう向き合うかです。以下、やってほしいことをまとめました。

 

A 解説を読む

まずは問題集の解説をしっかりと読みましょう。その上で理解度を高めることや周辺知識の確認などをしていきましょう。

 

B 地図帳・用語集で確認する

問題で出てきた国や地域がどこにあるのか分からない場合は地図帳で調べる癖をつけましょう。また、解説を読んでも用語の意味が分からない場合は用語集などで確認するようにしましょう。

 

C ノートにまとめて完璧に覚える

そしてこれが一番大事なのですが、間違えた問題はノートに写して覚えるようにしましょう。例えば、ロシアの「ピョートル1世」が出てくる問題で間違えたとすると、ノートに

・( ピョートル1世 )は中国の清朝とネルチンスク条約を結んだ

というように書いていきます。その時に「ピョートル1世」を赤(オレンジ)で書くと、自自分オリジナルの一問一答集ができます。

これを問題を解くたびごとにノートにまとめ、何度も覚えていきます。そうすると弱点部分が確実に強化され、力がついていきます。

世界史の問題演習

 

オ 論述対策をする

→「知識のストック」と「メモの取り方」を同時に身につける

 

論述問題は英語の英作文、国語の小論文に似ています。これらに共通して言えるのは、「知識がなければ書けない」ということです。

そのため、最初のうちは「書く」ことよりも「覚える」ことを重視するようにしましょう。論述問題集に出てくる模範解答をまるまる暗唱することで、知識はもちろん、書き方も学ぶことができます。

また覚えるべき模範解答の数は100~200程度です。「そんなに覚えるの?」と思うかもしれませんが、文章を覚えることは話の流れがある分、全く知らない単語を覚えるよりもすぐに覚えることができます。

なお、覚える際には声に出して音読をするのがおすすめです。最初2~3回は文章を見ながら読み、その後少しずつ文章を見る頻度を減らして暗唱していくとよいでしょう。

模範解答を数多く暗記することで知識が増え、書き方が分かるようになってきます。

世界史の論述対策

 

カ 過去問を解く

→最後の総仕上げ!時間を計ってしっかり解こう!

 

最後に過去問を解いていきます。共通テストのみの人、二次試験(私大)でも使う人などいろいろいるでしょう。基礎を十分に固めた後に過去問を解いていき、時間配分や捨て問題の見極め方、論述の傾向などをつかんでいきましょう。

 

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