中学生の勉強法などが満載!
中学生はいつから塾に通ってる?塾に入るおすすめの時期は?です。中学生がいつから塾通いをした方がいいのか、入塾するおすすめの時期はいつかについて豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は144記事目です。)
①中学生の通塾率の割合は?
【動画】【高校受験の塾】いつから入るべき?行かないでも合格できる?正しい選び方【元中学校教師道山ケイ】
中学生のみなさんや保護者の方は、「学校の授業についていけなくなってきた。塾に通おうかな・・・」と思っているかもしれません。
今回は学習塾に入る時期はいつがいいかについてみていきます。
ただ、本題に入る前に中学生がどれくらいの割合で塾に通っているかについてみていきます。
あるデータによると、現在、中学生の通塾率は約60%となっています。(学年が上がるにつれて通塾率は上がっていきます。)
1985年には約40~50%だったので、昔と比べると塾に通う人の割合が増えています。
そして、通塾率が増えた原因としては、
・塾の数が増えた
・学校の内容が難しくなった
ことが原因です。
また、塾に通うことで、分からないところを教えてもらえるだけでなく、やる気の向上、受験対策の指導、自習室の活用、受験情報の提供といったことも受けることができます。
TEL(0532)-74-7739
営業時間 月~土 14:30~22:00
②中学生が塾に入る時期はいつがいいのか?
【動画】【相談】塾に行かせる(行く)べきか?
「塾に入る時期はいつがいいですか?」
これは保護者の方がふと思うことだと思います。
今回はいくつかの状況ごとにみていきましょう。
ア 中学生が塾に入る理想のタイミング①(中1から入塾するのがベスト)
→塾にいつか入ろうと思うのなら早い方がいい
私が思うに、入塾するおすすめの時期は、中1(理想を言えば小6の後期)からです。
その理由は大きく3つあります。
A 中学生になると急に学習内容が難しくなる
→中学校の勉強に備えるため
「小学生のころはテストで100点取っていたのに、中学生になったら急に成績が下がってしまった・・・」
という場合があります。
このようになる原因としては、
・部活動などで忙しくなり、勉強時間が足りない
・小学生の頃はあまり勉強しなくてもなんとかなっていたが、中学生はそうもいかない
といったことが挙げられます。
つまり、小学校の頃と同じやり方では中学校では通用しないのです。
環境が変わって学習内容に不安を持つ保護者や生徒が入塾を考えるのが小6及び中1の時期と言えます。
B 学年が上がるにつれて身に付くまでに時間がかかる
→できない所は手を付けない限りできるようにはならない
例として、中1の最初から入塾した場合(小学校の内容が苦手)と、中3の夏休みから入塾した場合(小学校の内容が苦手)でみていきましょう。
中1から入塾した場合は、中1の予習をしつつ、小学校の復習ができます。それは、中1の内容が比較的簡単であるため、短期間でマスターすることができるからです。そして、余った時間を小学校の復習に回すことができます。
一方で、中3の夏から入塾した場合は、小学校・中1・中2の内容を復習する時間を確保するのが難しいです。それに加えて中3の内容の予習も行わなければならないため、絶対的な時間が足りません。
以上の事から、余裕を持って勉強をするのであれば、中1から入塾した方がいいのです。
ただし、勉強を全く家でやらない、生活習慣が乱れている、部活動を優先している場合は、いくら塾に通っても成績が上がりませんので、そのような場合はまず行動の改善をするようにして下さい。
C 中1から受験勉強をしないと間に合わない
→国語・英語は中1から入試勉強をした方がいい
先ほども紹介しましたが、最近の高校入試では我々世代と比べると、大幅に難しくなっています。加えて、国語や英語は身に付くまでに時間のかかる教科であるため、中1・中2のうちに時間をかけて基礎を固めることが必要になってきます。
参考までに、当塾では土曜日の夕方に集団授業を行っており、そこでは、
・言葉の語句の暗記
・国語の読解問題の練習
・作文の練習
・現代文でよく出るテーマ(情報・科学技術など)の暗記
・英単語、英熟語の暗記
・リスニングの練習
・英検の問題集を解く
などを中1から行っています。そして、中2が終わるまでに国語と英語の基礎が終わるようなカリキュラムで授業を行っています。
これは過去の指導経験から、中3の夏から夏期講習、冬期講習という形で少し英語や国語の授業をしたところで結果が出ないということが分かったため、最近では中1のうちから入試対策を行うようにしています。
そして中3の夏以降は短期間で結果の出せる数学・理科・社会を中心に行い、総合力を高めていきます。
中1から高校入試対策を行うことで実力がつき、かつ内申点対策もできるため、成績がより上がりやすくなります。
なお、これらのことが自分でできる人は塾に通う必要はありませんが、学校の内容でつまづいたり、高校入試で高得点を取りたい人などは、塾に通う必要性を感じた時に入塾を検討した方がいいかと思います。
D 中1から塾に入るデメリットは?
→料金がかかる、体力が持たないことも
一方で中1から塾に入ることのデメリットもあります。
それは、料金がかかることと体力・精神的に持たない(塾が続かない)ことがあることです。
前者は中1から塾に通うことで、3年間分の授業料がかかることになってしまいます。
また、後者は中学生になると学校の授業時間が増えたり、部活動で忙しくなったり、宿題の量が多くなったりと体力的精神的につらくなってきます。
そのため、中1の初めから塾に入るのではなく、少し様子を見て学校生活に慣れてから入塾を考えるのもいいかもしれません。
イ 中学生が塾に入る理想のタイミング②(集団塾に入る時期は2月か3月がおすすめ)
→集団塾は3月(4月)スタートの所が多い
個別指導塾であればいつ入塾しても生徒に合わせた授業をしてくれるためいいのですが、集団塾の場合は個々に合わせた授業をすることが難しいため、年度の途中に入塾するとついていくのに時間がかかってしまいます。
ですので、集団塾に入りたい場合は、キリのいい所で入塾するのがいいでしょう。
一般的に、集団塾では3月(4月)が一年の始まりとしています。
そのため、集団塾に入る時期としては、2月か3月が一番おすすめです。
その時期に入塾することで年度の最初から塾にいるため、滞りなく授業を受けることができます。
(中2から入ることで「中だるみ」を防ぐことができ、中3から入ることで受験生としてのモチベーションを高めることができます。)
また、もう一つのタイミングとしては、中3の夏です。
それは、多くの塾では夏期講習から高校入試対策を行うからです。
また、みなさんも部活を引退し、勉強に専念できるため、この時期も塾に入りやすい時期といえます。
なお、夏休み以降の入塾は塾によっては入塾を断られる所もあります。(短期間では効果が出ないと判断されるため。)
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