この記事を書いた人


西井佑一(にしい ゆういち)
愛知県豊橋市の「とよはし練成塾」の教室長。一人で中学生・高校生の全ての教科(英数理社国)を指導している。塾講師歴13年でこれまで集団塾・個別指導塾で指導経験あり。これまで多くの生徒を第1志望に合格させた経験を踏まえて勉強法や入試情報をお伝えします。

高校生の勉強法(5教科編)

【大学受験】私が行った世界史勉強法とおすすめ参考書・問題集は?【14記事目】

 

高校生の勉強法

大学受験や各教科の勉強法などが満載!

 

豊橋市の個別指導塾「とよはし練成塾」が書く14記事目の記事です。今回は、「【大学受験】私が行った世界史勉強法とおすすめ参考書・問題集は?」についてみていきます。

塾講師である私、西井が最近世界史の勉強に力を入れて短期間で共通テスト9割レベルまで引き上げた勉強法について書いていきます。

 

 

①世界史の勉強を今まで避けていました・・・

【動画】カタカナが苦手な気がする…日本史と世界史はどっちがつらい??|受験相談SOS

 

 

最初に私が世界史の勉強をするまでのきっかけと苦手であった理由について書いていきます。

 

ア 世界史を勉強するようになったきっかけは?

→全科目対応できるようにするため!

 

私、西井は愛知県豊橋市にある個別指導塾を経営している塾講師です。アルバイト講師や正社員はおらず、自分一人で全員の生徒を指導しています。

対象となる学年は小学生・中学生・高校生です。指導科目は英語・数学・国語が中心で、高校生の社会や理科を教えることはほぼありません。

そして、塾講師である以上、いずれは全ての教科を指導できるようになりたいという思いが心のどこかにはありました。

ですが、現実的には仕事のしながらの勉強や、世界史に対する苦手意識等もあったため、なかなか世界史の勉強をすることができずにここまできてしまいました。

ただ、2020年に旧帝大を受験する生徒が出てきました。彼女は世界史受験であったため、これを機に世界史の勉強をしようと思うようになりました。

 

イ 今まで世界史が苦手であった理由は?

→国がバラバラに出る、カタカナが多い、覚える量が多い!

 

私は高校生のころは文系であり、高2のころは学校で日本史Bと世界史Bの授業を両方受けていました。

その中で日本史はスラスラ覚えられるのですが、(当時のセンター試験で97点取れた)、世界史はどうやっても覚えられません。

確か最初のギリシャやローマで挫折してしまった思い出があります。

今になって思うと世界史が苦手になってしまった原因はいくつかあると思います。

 

A カタカナが覚えられない

一番の原因はこれだと思います。世界史の用語はカタカナ表記のものが多く、しかも紛らわしいものが多いです。例えば、

 

・イブン=シーナー
・イブン=ルシュド
・イブン=バットゥータ
・イブン=サウード

 

というように似たような言葉が続けて出てくると、区別して覚えるのに時間がかかってしまいます。

また、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」といったような長い言葉も覚えにくく、さらには今覚えている言葉が人名なのか地名なのかすら分からないといったことがありました。

 

B 国がバラバラ

日本史の場合はほぼ日本の歴史しか出ません。ただ、世界史の場合は今中東をやっているかと思えば、ヨーロッパの内容に入り、さらにいつの間にかインドの内容を行っている・・・というように国がバラバラに出てきます。

そのため、ただ用語と意味を覚えるだけでなく、「どこの国(地域)のことなのか?」「いつの時代のことなのか?」をおさえた上で覚える必要が出てきます。

 

C 覚える量が多い

また社会の科目の中では世界史は覚えるべき量が最も多い科目であるといえます。そのため、結果が出るために非常に時間の科目であると言えるでしょう。

 

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②世界史をマスターするために気を付けたことは?

【動画】 世界史の勉強法(全部入りVer.)|教科別勉強法

 

ここでは私がどうやって世界史の勉強をし、短期間(2か月)でセンター試験(共通テスト)9割レベルにいったかについてみていきます。

ここでの内容は受験生のみなさんにもためになる内容だと思っています。

 

ア YouTubeなどで世界史の勉強法について学んだ

→無駄なく効率的に勉強できるように方法論を学んだ

 

私は受験生とは違い、勉強に専念できる環境にはありません。また、世界史だけでなく、他の教科の準備等や塾の仕事もしなければならないため、あまり時間をかけることはできません。

そこで無駄なく効率的に勉強ができるように、YouTubeの動画やHPの記事などを見て、効率の良い勉強法を模索していきました。

世界史の勉強の流れはざっくり言えば、

「流れをつかむ→用語の暗記→問題演習→過去問」

です。最初に流れをつかみ、その後用語をしっかりと覚えていくことが必要になってきます。

 

イ 覚えるべき量を極力減らした

→最初から細かい所までを覚えない

 

次に意識したことは、最初から細かい内容を覚えないことです。一問一答集の中の無印の用語の部分を最初から覚えようとすると間違いなく途中で挫折をします。

また、私の場合年齢がアラフォーであるため、若者に比べるとなかなか覚えられない、覚えてもすぐに忘れてしまいがちです。

そのため覚えるべき用語は教科書の太字部分だけに絞り、後の部分は捨てました。

しかし、それでもセンターは9割、私大の入試問題でも最低6割は安定して取れるようになりました。

 

【おすすめ参考書・問題集】

①「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」

YouTubeの授業動画で有名なムンディ先生がまとめた世界史の流れを知るための参考書。短い時間でテンポよく世界史の概要をつかむことができる。

 

 

②「新 よくでる一問一答 世界史」(山川出版社)

基礎レベルの用語が漏れなく載っている。応用レベルの用語はあまり載っていないがそれが逆に効率よく覚えることができるためいい教材。

 

ウ 用語の覚え方を工夫した

→用語から意味が言えるように練習した

 

世界史の一問一答集を見ると、「意味→用語」を覚えるものがほとんどです。しかし、これでは何となく知っているだけで理解度はなかなか上がっていきません。

そこで私がやったことは、全ての太字の「用語→意味」を言えるようにしたことでした。例えば、「コンスタンツ公会議」という用語を見て、どのような意味かを言えるように練習したのです。(正解は「教会の大分裂を終わらせ、フスなどを異端と断定した会議」です)

これにより時間はかかりますが、理解度や正答率は格段に上がりました。

 

エ 国別に並び替え、用語を暗記した

→イギリス史、フランス史、中国史などに用語を整理して覚えた

 

また用語をただ覚えるだけでは、「いつの時代か?」「どこの国の出来事か?」といったことまでは分かりませんので、私はエクセル(Excel)を使って情報を整理することにしました。

最初に教科書の順番通りに用語と意味をパソコンに入力し、さらにそれに「国」「時代(王朝など)」も入力します。

その後に入力したデータを国別に並び替えていくことで、中国の歴史やイギリスの歴史といったように国別に用語を覚えることができました。

ただ、受験生のみなさんの場合はエクセルに用語を入力している時間はないと思いますので、「各国別世界史ノート」のような国ごとに学習ができる教材を使っていけばよいでしょう。

 

【おすすめ参考書・問題集】

①「各国別世界史ノート」(山川出版社)

国別(地域別)に用語を覚えることができる教材。教科書の順番通りに一度覚えた後に「タテ」から世界史を学んでいくのにいい1冊。

 

 

②タテから見る世界史パワーアップ版

国別(地域別)の歴史をコンパクトにまとめた参考書。一通り教科書を終えてから取り組むと良い。

 

 

オ 数多く問題演習をこなす

→「できない」ことを「できる」ようにしっかり復習!

 

用語を覚えた後は、できるだけ多くの問題演習をこなしていきます。私の場合は時間がないため、問題集は飛ばしていきなり過去問を解いていくことにしました。

まずは中部地方の過去問(南山・愛大・中京・名城など)を解きました。解いて終わりではなく、覚えていない所はノートにまとめ最後覚え直すようにしました。

ただ、太字ではない用語はバッサリ捨て、あくまで太字の用語だけに絞って覚え直していきました。それでも最低6割は取れるようになります。(私大の場合はどうしても細かい内容の問題が出てきますが、とれなくても十分に合格ラインに達することができます。)

その後はセンター試験の問題を6年分(2015~2020年)を解きました。最初は65点くらいでしたが、回を重ねるにつれ70点、80点と取れるようになり、最終的には91点を取ることができるようになりました。

重ねて言いますが、太字だけをしっかり覚えていれば9割は達することができますので、まずはしっかりと基礎を固めるようにしましょう。

ただまだ論述対策と年号暗記はまだしていませんので、時間をみつけていずれやっていきたいです。

 

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