【兼好法師】徒然草のあらすじ・現代語訳・品詞分解は?【109記事目】

 

徒然草のあらすじ・現代語訳・品詞分解・原文は?(徒然なるままに・あだし野・丹波・仁和寺)です。兼好法師の徒然草のあらすじ・現代語訳・品詞分解・原文について豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は109記事目です。)

 

教科書に出る古文のあらすじ・品詞分解・現代語訳一覧

①源氏物語②枕草子③平家物語③平家物語
⑤徒然草⑥竹取物語⑦土佐日記⑧伊勢物語
⑨方丈記⑩更級日記⑩更級日記

 

 

①兼好法師はどんな人物?性格は?

【動画】【古文】『徒然草』の「無常観」について

 

 

 

徒然草の作者は吉田兼好です。鎌倉時代から室町時代の激動期を生きた人で歌を詠んだり随筆を書いたりしました。

京都の吉田神社の神官に生まれ、20才前後から朝廷で働き出します。(一説には「滝口の武士」として働いていたのではないかと言われています。)

しかし、このころの朝廷は、皇位継承をめぐる争いが続いており、先の見えない不安から出家して僧になる人が多くいました。

兼好も知識人として自由に生きたいと思うようになり、30歳で出家をします。(出家した理由は明確には分かっていません。)

また、彼は都のはずれに建てた庵で生活していました。そして、時には旅行をしたり、引っ越しをしてみたりと、自由気ままに生きながらも、自分の心と静かに向き合い、「徒然草」を書き著したのです。

また、吉田兼好の性格としては、

・懐古主義(古いものを愛する)
・女性嫌い
・内気でデリケート
・ひねくれた性格

であったそうです。

 

 

 

 

TEL(0532)-74-7739 

営業時間 月~土 14:30~22:00

 

 

 

 

②「徒然草」の内容・登場人物は?

【動画】兼好法師の実名は卜部兼好 吉田兼好は兼好法師ではない【日本史あなたこなた】

 

 

 

次に「徒然草」の内容・あらすじについてみていきます。

 

 

ア 「徒然草」の内容は?

→約250編の文章から構成される随筆文学

 

「徒然草」は兼好法師が感じたことや思ったことをまとめた随筆(エッセイ)です。

全243段の随筆から構成され、上巻と下巻に分かれています。

内容は、吉田兼好が思いつくままに、生き方や友人、恋愛、仏道修行、自然などについて書いたものが中心です。

詳しい内容は以下の通りです。

①「つれづれ」についての段
②無常に関する段
③趣味論的な段
④求道的な段【真理や宗教的な悟りを求めて修行すること】
⑤人間観察的な段
⑥日常の教訓的な段
⑦有職故実に関する段【宮中にまつわる伝統的な行事・儀式などに関する知識】
⑧逸話や奇問【奇抜な質問】に関する段
⑨思い出や自賛に関する段

 

 

 

イ 「無常観」とはどのような考え方か?

→「人間誰しもいずれは死ぬ。だから今を大事に生きよう」という考え

 

「徒然草」の根底にある考えは、「無常観」というものです。

無常観とは、「全てのものは絶えず変化していくものである」「この世のすべては幻で、仮の姿に過ぎない」といった考えで、それが「人間は死から逃れることはできない」ということにつながります。

そのため、命は限りあるものだと認識し、そのため充実した毎日を過ごすべきだという考えになっていきます。

兼好が生きた時代は、鎌倉幕府の権威が地に落ち、かつ朝廷も皇位をめぐって争いを続けていたため、人々は社会への不安を抱えて生きていました。

明日のわが身がどうなるかも分からないという戦乱の世において、鎌倉仏教と結びつき、「無常」という考えができあがったのです。

みなさんは、徒然草を読むときは、「無常観」という考えが根底にあるんだということを意識するようにしましょう。

 

 

TEL(0532)-74-7739 

営業時間 月~土 14:30~22:00

 

 

 

 

③「徒然草」のあらすじ・原文・品詞分解・現代語訳は?

【動画】徒然草①:徒然草と無常観

 

 

 

最後に高校の古文の教科書によく出てくる「徒然草」の作品のあらすじ、現代語訳、品詞分解についてみていきます。(教科書ガイドには品詞分解・現代語訳・あらすじなどが詳しく書かれていますのでこちらもおすすめです。)

 

 

 

 

関連記事

 

 

ア 「徒然草」の現代語訳・品詞分解解説サイト一覧

 

①「城陸奥守泰盛は」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

②「丹波に出雲といふ所あり」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

③「神無月のころ」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

④「九月二十日のころ」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑤「今日はそのことをなさんと思へど」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑥「つれづれなるままに」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑦「家居のつきづきしく」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑧「悲田院の尭蓮上人は」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑨「世に従はん人は」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑩「花は盛りに」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑪「ある人、弓射ることを習ふに」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑫「一事を必ず成さんと思はば」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑬「応長のころ、伊勢の国より」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑭「名を聞くより」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑮「世に語り伝ふること」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑯「いでや、この世に生まれては」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑰「あだし野の露消ゆるときなく」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑱「久しく隔たりて会ひたる人の」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

⑲「ある者、子を法師になして」の品詞分解・現代語訳【徒然草】

 

 

イ 「徒然草」の現代語訳・品詞分解解説動画サイト(YouTube)一覧

 

①「丹波に出雲といふ所あり」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

②「神無月のころ」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

③「九月二十日のころ」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

④「今日はそのことをなさんと思へど」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑤「つれづれなるままに」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑥「家居のつきづきしく」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑦「世に従はん人は」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑧「花は盛りに」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑨「ある人、弓射ることを習ふに」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑩「応長のころ、伊勢の国より」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑪「名を聞くより」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑫「世に語り伝ふること」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

⑬「あだし野の露消ゆるときなく」の品詞分解・現代語訳YouTube解説動画【徒然草】

 

TEL(0532)-74-7739 

営業時間 月~土 14:30~22:00

 

 

「定期テスト勉強法、高1・2受験勉強法」記事一覧はこちら