と思っている中学生や高校生のみなさん!
今回は「警察官になるには?一日の仕事内容は?学べる大学や短大、専門学校はどこ?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
警察官の一日の仕事内容は?
今回の記事は「警察官の一日」という本の内容を元に書いています。
ア 警察官の仕事とは?
→人々を混乱や危険から守り、安全な社会を維持するのが警察官の役割
警察官とは、社会秩序や公共の安全を守る役割をする人たちのことです。
そして、警察官の主な仕事としては、
・地域のパトロール
・青少年の非行対策
・犯罪の取り締まりや捜査
・テロ対策
・交番での地理案内
・落し物の返還
といったものがあります。
また、警察官の仕事場は交番や駐在所をはじめ、
・警察学校
などがあります。
イ 警察官の一日は?
→一日の中で多くの仕事がある
ここでは警察官の一日の仕事の流れを見ていきます。(交番で勤務している場合)
①8:30 出勤、点検
・交番ではなく警察署に出勤する
・手錠や警棒などの装備品がいつでも正しく使用できる状態かどうかを確かめるために毎朝点検を行う
・点検後は地域課の課長からその日の指示や伝達を受ける
②9:30 交番での勤務開始
・市民からの通報や相談に丁寧に対応する
・1つの交番には警察官と交番相談員を合わせて3~5人くらいが勤務していることが多い
・できるだけ交番が無人にならないように、一日の勤務内容や時間が細かく決められている
③10:30 地域のパトロール
・事件や事故を未然に防ぐため、町に異変がないかを警戒するためにパトロールを行う
・自転車を止めて安全指導や防犯登録確認を行う
④13:00 在所勤務
・道案内や落とし物の対応、被害の相談、電話での通報に対応する
・勤務中に報告書類も作成する
⑤14:30 巡回連絡
・「巡回連絡」:地域の家庭や会社を1軒ずつ訪問し、各家庭の状況を把握したり、犯罪防止のアドバイスをしたりする
⑥22:00 夜間パトロール
・夜間は交代で仮眠を取りながら職務にあたる(何もなければ4時間の仮眠が取れる)
・人通りの少ない場所や、犯罪被害の多い場所を念入りに見回る
・酒に酔った人への対応が夜間には多い
⑦9:30 勤務交替
・朝、警察署に戻ったら翌日勤務する警察官に引継ぎをする
警察官になるには?学べる大学や専門学校はどこ?
ここでは警察官になるためのルートなどについてみていきます。
A 警察官になるためのルート
警察官になるには警察官採用試験に合格する必要があります。
そして、試験に合格後は警察学校で一定の期間学び、その後晴れて警察官になることができます。
B 警察官になるための試験の難易度は?
(倍率) 5倍前後
(試験内容) 1次試験と2次試験がある
・1次試験 教養試験、作文(論文)、体力検査
*剣道、柔道、語学、簿記、情報処理などの資格を持っていると加点されることもあります。
・2次試験 面接、適性検査、身体検査、体力検査
C 警察官に向いている人は?
・正義感があり、冷静
・心身ともに健康である
・協調性が高く、忍耐強い
D 警察学校では何を学ぶ?
・一般教養、法学、警察実務、術科
*逮捕術、バイクの運転訓練、鑑識訓練、射撃訓練などもある
E 警察官の収入は?
・警察官の平均年収は約600~800万円
*治安を守る公安職として各種の特殊勤務手当があるため、地方公務員の中でもやや高い収入が見込める
F 警察官の間で問題になっていることは?
時代の移り変わりや技術の進歩とともに、警察官の取り扱う犯罪もますます複雑で多様になっている。(サイバー犯罪、振り込め詐欺など)
G 警察官を目指せる大学や短大、専門学校はどこ?
「警察官を目指せる学校の一覧」から検索してください。
志望するエリア、学校(大学・短大・専門学校)を絞って検索することもできます。