と思っている高校生のみなさん!
今回は「警察官採用試験高卒(2022年・令和4年度)の日程、難易度、倍率は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
警察官採用試験(2022・令和4年度)の日程は?
警察官採用試験は大きく「大学卒業程度(警察官A)」と「高校卒業程度(警察官B)」の2つに分かれて試験が行われます。
また、警察官以外にも警察事務職員の採用も行っていますが、この2つの仕事の違いは、
・警察事務職員 警察本部または警察署に勤務して人事や経理、福利厚生などの事務を行う
となっています。
そして、大学卒業程度は5月中旬(7月中旬に行われる都道府県もある)、高校卒業程度は9月中旬および10月中旬に一次試験が行われる都道府県が多いです。
なお、都道府県ごとの採用試験の日程および倍率は以下の通りとなっています。
①新潟県警察採用試験案内
②富山県警察採用試験案内
③石川県警察採用試験案内
④福井県警察採用試験案内
⑤山梨県警察採用試験案内
⑥長野県警察採用試験案内
⑦静岡県警察採用試験案内
⑧愛知県警察採用試験案内
⑨岐阜県警察採用試験案内
①岡山県警察採用試験案内
②広島県警察採用試験案内
③鳥取県警察採用試験案内
④島根県警察採用試験案内
⑤山口県警察採用試験案内
⑥香川県警察採用試験案内
⑦徳島県警察採用試験案内
⑧愛媛県警察採用試験案内
⑨高知県警察採用試験案内
①福岡県警察採用試験案内
②大分県警察採用試験案内
③佐賀県警察採用試験案内
④長崎県警察採用試験案内
⑤宮崎県警察採用試験案内
⑥熊本県警察採用試験案内
⑦鹿児島県警察採用試験案内
⑧沖縄県警察採用試験案内
警察官採用試験(2022・令和4年度)の試験内容や出題科目は?
ア 警察官採用試験の試験科目は?
→教養試験、面接、作文が試験範囲である都道府県が多い
警察官採用試験<高卒>は、
などが試験範囲となります。
また、教養試験は、一般知能分野と一般知識分野に分かれ、さらに、
・一般知識分野 社会科学<政治経済・社会>、人文科学<日本史・世界史・地理など>、自然科学<数学・物理・化学・生物など>
に分かれています。
イ 警察官採用試験の配点は?
→50点満点で文章理解・判断推理・数的推理の配点が高い
警察官採用試験の教養試験の配点は、都道府県によって異なります。
ですが、おおよその配点(50点満点)は決まっています。
政治経済6~8点、社会3点、思想0~1点、日本史2~3点、世界史2点、地理1~3点
・②人文科学<2~5点>
文学・芸術0~1点、国語0~2点、英語0~2点
・③自然科学<4~7点>
数学0~1点、物理1点、化学1~2点、生物1~2点、地学1点
・④一般知能<24~26点>
文章理解8~9点、判断推理8~10点、数的推理5~7点、資料解釈2点
このように公務員試験の教養科目は試験科目が多いですので、全ての科目を満遍なく勉強するのは難しいです。
ただ、教養試験のボーダーラインは6~7割ですので、配点の高い教科の勉強を中心に行うようにしましょう。
政治経済・社会、文章理解、判断推理・数的推理・資料解釈の勉強を中心に行うことが基本的な勉強の方針となります。
ウ 警察官採用試験科目別の傾向は?
ここでは警察官採用試験の教養試験で科目ごとによく出る単元についてみていきます。
A 一般教養科目
政治 | 日本国憲法、選挙制度、内閣、国際政治(時事問題と絡んだ問題) |
経済 | 経済原論、財政・金融、経済史、経済事情+時事問題 |
社会 | 情報技術、環境・エネルギー、国際社会+時事問題 |
日本史 | 中学レベルの易しい問題も多く含まれている |
世界史 | ヨーロッパ、アジア史が中心 |
地理 | 自然地理、世界地理、日本地理 |
思想 | 西洋思想、東洋思想 |
文学・芸術 | 文学史、西洋美術、西洋音楽 |
数学 | 数学Ⅰ(数と式、方程式、二次関数) |
物理 | 力学・波・電磁気(物理基礎) |
化学 | 理論化学(化学基礎)、無機化学 |
生物 | 生物基礎全般 |
地学 | 地学基礎全般 |
国語 | 漢字、ことわざ・慣用句・四字熟語 |
英語 | 高校までの英文法の知識 |
B 一般知能科目
文章理解 | 内容把握<長文の内容と合致する選択肢を選ぶ問題>が中心 |
判断推理 | 集合と論理、対応関係、数量条件、平面図形の分割と構成、展開図、投影図 |
数的推理 | 整数問題、速さ、平面図形、方程式 |
資料解釈 | 表やグラフを読み取る問題が中心 |