と思っている高校生のみなさん!
今回は「【高校化学】セミナー化学・アクセス化学のレベルと難易度、使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【定期テスト対策】セミナー化学・アクセス化学とはどんな問題集か?
ア セミナー化学・アクセス化学とはどんな問題集か?
→進学校で使われる物理の傍用問題集
高校化学では定期テスト前になると問題集を課題として出される学校が多いです。
そして、よく使われる問題集が、セミナー化学・アクセス化学といった問題集です。
これらの問題集の共通点は、
・基本問題(定期テストレベル)~応用問題レベル(GMARCH・関関同立レベル)の問題が載っている
・解説がほぼない(別冊でやや詳しめの解説がある)
です。
また、問題集の構成としては、
・プロセス
・基本例題
・基本問題
・発展例題
・発展問題
・総合問題
・演習問題
・解答
となっており、最初は易しめの問題から始まり、その後は難しい問題が続くようになっています。
そして、セミナー化学とアクセス化学では、セミナー化学の方がやや難易度が高めとなっています。
そのため、超進学校ではセミナー化学、進学校ではアクセス化学を使っているところが多いです。
イ セミナー化学・アクセス化学とどう向き合うべきか?
→問題量が多いため、普段からコツコツと解く必要がある
セミナー化学・アクセス化学は問題数が多いです。
そのため、定期テスト週間に入ってから解き始めていたのでは到底間に合いません。
また、化学の問題は解き方が分からないと時間ばかりとられて他の教科の復習ができなくなってしまいます。
結果、定期テストで結果が出せず、かつ学校で習った復習を復習していないため、受験生になったときに大変な思いをします。(厳しいことを言えば、このような生徒は第一希望の大学にまず合格できません。)
そのために皆さんがやるべきことは、普段からコツコツと問題集を進めることです。
学校の宿題だけやって終わりではなく、定期テスト時に提出する課題をプラスして計画的に解くようにしましょう。
もっと言えば、英単語の暗記や数学の解法暗記など、受験勉強を高1・高2からやるようにしましょう。
そうでないと、旧帝大や早慶上智、関関同立といった難関大学には合格することは難しくなってきます。
受験生になってから慌てないように今のうちから勉強習慣を定着するようにしましょう。
【定期テスト・大学入試化学】セミナー化学・アクセス化学のおすすめの解き方は?
ア セミナー化学・アクセス化学のおすすめの解き方は?①(先に解説を読んで解き方をインプットする)
→テスト本番までに瞬時に解けるようになることが大事
セミナー化学・アクセス化学のおすすめの解き方の一つ目は、「先に解説を読んで解き方をインプットする」ことです。
化学の問題の一般的な解き方は、
です。
これは化学が得意な人はいいですが、そうでない人は、
②解けない問題が続き、イライラする
③化学に苦手意識が出てきてやる気をなくす
④化学の勉強をしなくなり成績が下がる
といった悪循環に成りかねません。
そのため、おすすめの解き方としては、
*解説を読んでも分からない場合は「橋爪のゼロから劇的!にわかる化学」や「大学受験Doシリーズ」などの参考書を活用すること
②答えを隠し、自力で解けるかどうかを確認する
③後日再度解き直し、解き方が定着しているかどうかを確かめる
です。
ここでのポイントは、「いきなり答えを見る」ことにあります。
それは、化学が得意でない人は問題の解き方が分かっていないため、まずは解き方を把握してから解いた方がいいからです。
このように解くことで、時間を短縮することができ、かつ解き方をインプットすることができます。
特に定期テストでは問題集の問題と似たような問題が多く出題されるため、このやり方は効果的です。
また、無機化学や有機化学の暗記分野については先に覚えるべき部分を覚えてから問題に取り組むようにしましょう。(基礎からのジャンプアップノート無機・有機化学暗記ドリルを使うのをおすすめします。)
そうでないといくら問題を解いてもできるようにはなりません。
イ セミナー化学・アクセス化学のおすすめの解き方は?②(数問飛ばしで解く)
→数問ずつ飛ばして解くことで何周も同じ問題が解ける
セミナー化学・アクセス化学のおすすめの解き方の二つ目は、「数問飛ばしで解く」ことです。
例えば、テスト範囲が1番~30番までだとすると、ほとんどの人は1,2,3番・・・と順番に解いていくでしょう。
しかし、こうやって解くと、最後の30番まで解き終わったときには最初の方の問題の解き方を忘れている可能性があります。
そのため、おすすめな解き方としては、1番、4番、7番・・・と数問ずつ飛ばして解くことです。
例えば、
二周目 2,5,8,11,14,17,20,23,26,29問
三周目 3,6,9,12,15,18,21,24,27,30問
という風に解いていくと、最初から最後までを三周やることができます。
このように解き方を工夫することで、効率よく問題を解くことができます。
ウ セミナー化学・アクセス化学のおすすめの解き方は?③(大学入試対策としても使える)
→今まで使ってきた問題集を復習するのが一番の近道
セミナー化学・アクセス化学は基礎固め用の教材として大学入試の勉強にも使うことができます。
ただし、これらの問題集を使えるとして条件は、
②問題がスラスラと解けること
です。
基本的には新たに別の問題集を解き直すよりも今まで使ってきた問題集を解き直した方がスラスラと解けますので、短い時間で基礎固めを終えることができます。
ただ、セミナーやアクセスで手も足も出ない場合は無理に解くのではなく、「リードLightノート化学」などの解説が詳しい問題集に変えるといいでしょう。
また、セミナー・アクセスの発展問題までマスターすればGMARCH・関関同立レベルの問題は解けるようになります。
ただ、旧帝大や早慶上智、医学部を志望する場合は、「化学重要問題集」や「化学の新演習」などの応用問題集にも取り組むようにして下さい。