と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【大学受験化学】化学入門問題精講のレベルとおすすめの使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
①英語 | ②文系数学 | ③理系数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 | ⑦物理 | ⑧化学 |
⑨生物 | ⑩日本史 | ⑪世界史 |
化学入門問題精講とは?化学入門問題精講のレベルは?
ア 化学入門問題精講とは?化学入門問題精講の問題数やレベルは?
→教科書~中堅私大レベルの問題が載っている問題集
「化学入門問題精講」は旺文社が発行している化学の問題集です。
化学入門問題精講は教科書レベルから中堅私大・共通テスト6、7割のレベルまでを扱っている問題集です。
全体的には易しめの問題が多いですが、一部やや難しめの問題もあります。
また、化学入門問題精講は実際の入試問題を引用しています。
そのため、リードLightノート化学やセミナー・アクセスの基本問題レベルは解ける力が必要になってきます。
最初にこれらの問題集をやってから化学入門問題精講に取り組むことをおすすめします。
そして、化学入門問題精講の問題数は、
・理論化学 46問
・無機化学 19問
・有機化学 37問
であり、合計は142問となっています。
問題数が少ないため、短期間で終えることができます。
そのため1~2か月程度で終わらせるようにし、終わったら化学基礎問題精講や化学重要問題集などの問題集に取り組むようにしましょう。(ただ化学重要問題集は結構難しいので基礎を完璧にしてから挑むようにしてください。)
イ 化学入門問題精講の構成は?
→基本的な問題が単元ごとに並んでいる
化学入門問題精講は、
・解説(公式やPOINTも載っている)
といったシンプルな構成になっています。
解説は詳しく書かれていますが、とはいえ最低限の知識がないと解説も読んでもよく分からないということになりかねません。
そのため、化学入門問題精講の内容がよく分からない人は、
といったことを先に行うようにしましょう。
そうすることでスラスラと解けるはずです。
【大学入試化学】化学入門問題精講のおすすめの解き方は?
ア 化学入門問題精講のおすすめの解き方は?①(先に解説を読んで解き方をインプットする)
→瞬時に解けるようになることが大事
化学入門問題精講のおすすめの解き方の一つ目は、「先に解説を読んで解き方をインプットする」ことです。
化学の問題の一般的な解き方は、
です。
これは化学が得意な人はいいですが、そうでない人は、
②解けない問題が続き、イライラする
③物理に苦手意識が出てきてやる気をなくす
④物理の勉強をしなくなり成績が下がる
といった悪循環に成りかねません。
そのため、おすすめの解き方としては、
②答えを隠し、自力で解けるかどうかを確認する
③後日再度解き直し、解き方が定着しているかどうかを確かめる
です。
ここでのポイントは、いきなり答えを見ることです。
それは、化学が苦手な人は問題の解き方が分かっていないため、まずは解き方を把握してから解いた方がいいからです。
このように解くことで時間を短縮することができ、かつ解き方をインプットすることができます。
なお、このやり方は他の教科でもできますので、時間のない人や短時間で仕上げたい人は答えを先に見るやり方でやってみてください。
また、有機化学や無機化学は知識がないと解くことができません。
そのため、先に「基礎からのジャンプアップノート無機・有機化学暗記ドリル」などの問題集で用語や化学反応式などをしっかりと覚えてから化学入門問題精講をやるようにしましょう。
イ 化学入門問題精講のおすすめな使い方は?②(後日解き直す)
→2周目以降は答えを見ずに自力で解くようにしよう
化学入門問題精講のおすすめな使い方の二つ目は、「後日解き直す」ことです。
一周目で解法暗記をしたら、二周目からは最初から自力で解いていきます。(ここではしっかりと考えるようにしましょう。)
そこでできた問題はいいですが、そうでない問題は再度解説を見て理解をします。
また、ただ解説を見るだけでなく、実際に式を書いていくと頭の中に残りやすくなります。
解き方を理解したらその場で解き直しをし、できたかどうかを確認します。
これを繰り返し全ての問題ができるようになったらOKです。