と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【大学受験日本史】イチから鍛える日本史必修編のレベルとおすすめの使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
①英語 | ②文系数学 | ③理系数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 | ⑦物理 | ⑧化学 |
⑨生物 | ⑩日本史 | ⑪世界史 |
イチから鍛える日本史必修編のレベルは?
ア イチから鍛える日本史必修編のレベルは?
→教科書レベルの易しめの問題が多い問題集
日本史の勉強は、
②用語を暗記する(年号を覚える+史料問題対策)
③問題を解く
④論述対策をする
というのが基本的な流れになります。
歴史の流れをつかみ、一問一答集で用語を覚えた人が、次に取り組むべきおすすめな問題集が「イチから鍛える日本史必修編」です。
この問題集のレベルは共通テスト~日東駒専レベルで、全部で40のテーマに分かれています。
そして、テーマごとに問題が並んでいるため、学校で習ったところまでを復習したり、苦手な単元を集中的に克服したりといった使い方をすることができます。
また、イチから鍛える日本史必修編の特徴としては、
・語句選択、空所補充、正誤判定問題と様々な問題パターンがある
・解説が充実しており、独学でも取り組むことができる
・別冊「トレーニングブック」で史料問題の対策ができる
といったものがあり、日本史の基礎固めをしたい生徒には必須の問題集となっています。
イチから鍛える日本史必修編の使い方は?<共通テスト・大学入試編>
ア イチから鍛える日本史必修編のおすすめな解き方は?①(一問一答問題集を完璧にしてから臨む)
→一問一答問題集をマスターしないと消化不良で終わってしまう
イチから鍛える日本史必修編のおすすめの解き方の一つ目は、「一問一答問題集を完璧にしてから臨む」ことです。
イチから鍛える日本史必修編は共通テスト~日東駒専レベルの問題集ですが、それでも基礎基本が身についていないとスラスラと解くことはできません。
そのため、「山川日本史一問一答」や「日本史B一問一答完全版」などの一問一答の問題集をマスターしてから問題集に臨むようにしましょう。
ただし、これらの一問一答問題集は重要度の低い(細かい)用語も載っています。
ですが、今の段階ではそこまでやる必要はなく、共通テストレベルの用語のみをまずは完璧にマスターするようにしましょう。
そこから「イチから鍛える日本史必修編」に入るとスムーズに問題を解くことができます。
イ イチから鍛える日本史必修編のおすすめな解き方は?②(問題を解く)
→解けなかった問題はチェックをつける
イチから鍛える日本史必修編のおすすめの解き方の二つ目は、「問題を解く」ことです。
イチから鍛える日本史必修編は問題集ですので、まずは問題を解いていきましょう。(なお、問題を解く際には教科書や参考書を見ながら解かないようにしてください。)
そしてできなかった問題や一応できたけど知識があいまいな問題にはチェックをつけるようにして下さい。
もちろんここで終わりではなく、できなかった問題は、
・場合によっては教科書や参考書、地図帳などで確認をする
・復習をする
といったことを必ず行うようにして下さい。
解きっぱなしではできるようにはなりません。
ウ イチから鍛える日本史必修編のおすすめな解き方は?③(覚えていない用語を覚える)
→その日のうちに一度完璧にすること
イチから鍛える日本史必修編のおすすめの解き方の三つ目は、「覚えていない用語を覚える」ことです。
覚えていない用語は暗記をしない限り覚えることができませんので、ここでしっかりと意味を覚えるようにしましょう。
また、完璧に覚えるようにしないとなかなか知識が定着しません。
そのため、その日のうちに覚えるべき用語は完璧に意味が言えるようにしましょう。
そして、ここでの注意点は「用語と説明をリンクしながら覚える」ことです。
例えば、「幕府は1842年異国船打払令を緩和して、いわゆる( 天保の薪水給与令 )を出し、漂着した外国船には薪や水・食料を与えることにした」という文章があったとします。
このときに、天保の薪水給与令の説明にあたる語句は、「異国船打払令を緩和」「漂着した外国船に薪や水・食料を与えることにした」にあたりますので、「幕府は1842年異国船打払令を緩和して、いわゆる( 天保の薪水給与令 )を出し、漂着した外国船には薪や水・食料を与えることにした」という風に、太字の天保の薪水給与令だけでなく、それに関連する語句も覚えるようにしましょう。
なんとなく「できる」のではなく、用語と説明部分をリンクしていくことが大切です。
そのため、しっかりと用語の周辺部分も覚えるようにしてください。
エ イチから鍛える日本史必修編のおすすめな解き方は?④(次の日に復習をする)
→一度覚えても時間が経つと忘れてしまう
イチから鍛える日本史必修編のおすすめの解き方の四つ目は、「次の日に復習をする」ことです。
その日に一度完璧にできるようになったとしても、しばらくするとそのほとんどを忘れてしまいます。
そのため、問題の復習は定期的に行う必要があります。
問題集に載っている内容が知識として定着するには最低3回以上復習をする必要があります。
特に暗記をした次の日に復習をすると知識が残りやすくなりますので、必ず翌日に復習をするようにして下さい。
その後もこまめに復習をしていきましょう。