北星学園大数学（2024）の過去問傾向、難易度、参考書や問題集のおすすめは？

と思っている高校生や浪人生のみなさん！

今回は「北星学園大数学（2024）の過去問傾向、難易度、参考書や問題集のおすすめは？」についてみていきますよ。

✓内容

✓対象となる人

✓記事を書いた人　

スポンサーリンク

北星学園大学の数学（2023･経済､社会福祉）の問題傾向･過去問分析は？

ここでは、「全国大学入試問題正解（数学･私立大学編）」に掲載されている学部について問題を分析しています。

A　全体の講評

北星学園大学の数学は試験時間は60分で、全部で4問が出題されます。（なお、出題範囲は数学Ⅰ･Aです。）

また、どの範囲からも満遍なく出題されますが、問題の難易度は易しめであるため、幅広く勉強するようにしましょう。

そして、問題形式が独特なので、直前期は過去問を多く解くようにして下さい。

B　第1問（集合と論理）

第1問は数学Ⅰの集合と論理に関する問題です。

(1)　７つの式の中で正しいものを選ぶ問題です。

(2)　７つの式の中で正しくないものを選ぶ問題です。

(3)　間違っているものに対し、どう直せばいいかを答える問題です。

【問題講評】一つ一つの正誤判断ができれば難しくはない問題であった。

C　第2問（二次関数）

第2問は数学Ⅰの二次関数に関する問題です。

平方完成、二次方程式の計算などが問われました。

いずれも基本レベルの問題でした。

【問題講評】問題文の誘導に載っていけば難しくはない。

D　第3問（図形と計量）

第3問は数学Ⅰの図形と計量に関する問題です。

(1)　余弦定理によりACの長さを求める問題です。

(2)　円周角の定理を使って等しい角を探し、そこから余弦定理を使ってADとCDの長さを求めていきます。

(3)　四角形の面積を求める問題です。2つの三角形に分けて考えるようにしましょう。

【問題講評】(2)がやや難しかった。

E　第4問（データの分析）

第4問は数学Ⅰのデータの分析に関する問題です。

四分位数、平均、分散などの知識が問われました。

やや計算量の多い問題でした。

【問題講評】4つの大問の中では一番難易度が高かった。

ア　高3の10月まで

→チャート式を使って典型問題の解法暗記をするようにしよう

受験勉強は英語と数学を優先するようにしましょう。

この2教科はやるべきことが多いので、高2が終わるまでにどこまで終わるかが大事になってきます。

また具体的な勉強方法は、

となります。

数学ができるようになるには、典型問題の解き方をマスターすることです。

そして、典型問題の解き方をマスターするには、

です。

解きっ放しで終わりではなく、できなかった問題は繰り返し解くようにしましょう。（なお、チャート式は問題量が多いため、基本例題＋重要例題だけ解けばOKです。）

そして、最終的にはチャートに載っている問題は瞬時に解き方が思いつけるようにしてください。

なお、チャートの解法暗記は、どんなに遅くても高3の10月末までには終わらせるようにしましょう。

そこからは過去問演習に入っていきます。

イ　高3の秋～入試直前

→できるだけ多くの問題を解いて実践力をつけていこう

秋以降は問題演習がメインとなります。

ここでやってほしいことは、

です。

A　過去問を解く

なお、数学の問題をたくさん解きたい場合は、旺文社の「全国大学入試問題正解数学<私立大編>」がおすすめです。

この問題集は全国の主要な私立大学の数学の入試問題が載っています。

ただし、解説はあっさりしていますので、数学が得意な人以外は無理に使う必要はありません。

B　共通テストの対策問題集を解く

共通テストを受験する人はもちろんですが、私立専願の人も時間に余裕があれば共通テストの対策問題集を解くことをおすすめします。

その理由としては、

からです。

そして、個人的におすすめなのが、河合塾と駿台の問題集です。

まずはこの2冊の問題集から始め、さらに解きたい場合はZ会の問題集もやるといいでしょう。

【まとめ】北星学園大数学(経済､社会福祉)の難易度や問題傾向、勉強法のポイントとアドバイス

今回の「北星学園大数学（2024）の過去問傾向、難易度、参考書や問題集のおすすめは？」についてのまとめです。

北星学園大の数学は基本レベルの問題が中心です。

そのため、まずは試験範囲の基本的な内容を完璧にマスターするようにしよう。