と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は英文解釈の定番の問題集である「【大学受験英語】英文解釈の技術(超入門・入門・基礎)のレベル・使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
英文解釈の技術とはどんな問題集か?英文解釈の技術のレベルは?
ア「英文解釈の技術」はどんな英文解釈の問題集か?
→英文の構造分析が詳しく書かれている英文解釈の問題集
「英文解釈の技術」シリーズは桐原書店から出ている英文解釈用の問題集です。
この問題集は4冊に分かれており、それぞれのレベルは、
・入門英文解釈の技術70 高校基礎~中堅大・共通テストレベル
・基礎英文解釈の技術100 入試基礎~難関大学レベル
・英文解釈の技術100 最難関大学レベル
となっています。
ただ、私が実際にこれらの問題集をやってみたところ、それぞれワンランク下のレベルでやった方がいいと思います。
例えば、「入門英文解釈の技術70」は高校1年生からでもできるとあります。
確かに構文自体は易しめですが、出てくる単語はかなり難しいです。
そのため、高1であれば、その一つ下のレベルの「超入門英文解釈の技術60」からやった方がスムーズに進めることができます。(「超入門」も出てくる英文が難関私立高校から出る文章もあるため、人によってはかなり難しく感じます。)
また、「英文解釈の技術」シリーズの特徴としては、
・文章の構造分析の解説が詳しい
・音読用の教材として使いやすい
・1冊の問題数が少ないため短時間で終わらせることができる
であり、英文の構造把握を理解したい人や音読の練習をしたい人におすすめの英文解釈の問題集といえます。
イ 英文解釈の技術シリーズの内容は?
→問題、文章の構造分析、速読トレーニングに分かれている
「英文解釈の技術」シリーズの構成は、見開き2ページで1つの内容について書かれており、それぞれ、
・例文の解説及び全文訳
・演習問題(別冊)
という形で構成されています。
この本の最大の特徴が、例文の中で大事な文章にはSVOCがふってあったり、前置詞句や関係詞節などにはかっこでくくられているため、英文の構造が一目でわかるようになっていることです。
解説が詳しいので、一通り例文を訳した後は、その解説をじっくりと読むようにしましょう。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
英文解釈の技術の使い方は?<共通テスト・大学入試編>
ア「英文解釈の技術」シリーズのおすすめな使い方は?①(「入門」か「基礎」まではやっておきたい)
→入門か基礎までできれば入試で戦える力はつく
英文解釈の技術のシリーズは全部で4種類あります。
その中で到達したいレベルとしては、
・難関国公立大・私立大を受験する場合→「基礎英文解釈の技術100」・「英文解釈の技術100」
となります。
英文解釈はある程度のところまではできるようにはなりますが、そこまでいったら難しい英文解釈の問題集をやるよりも長文読解の問題集や入試問題を解いた方が力がつきます。
そのため、無理に一番の上のレベルの「英文解釈の技術100」まではやらずに、「入門」や「基礎」を仕上げたら、次のステップにいくことをおすすめします。
イ「英文解釈の技術」シリーズのおすすめな使い方は?②(まずは自力で例文を訳してみる)
→下に載っている単語の意味は見てもOK
「英文解釈の技術」シリーズのおすすめな使い方の一つ目は、「まずは自力で例文を訳してみる」ことです。
まずは例文に書かれている文章の意味を自力で訳していきましょう。
ただ、例文に出てくる単語がかなり難しいものもあるため、ページの下にある【語句】を見て単語の意味を確認しても構いません。(仮に「システム英単語」の英単語帳などで英単語の意味を完璧に覚えたとしても、知らない単語が多く出てくるので見ないとほぼ訳せない可能性があります。)
そして、訳し終えたら解説や日本語訳を読み、自分の書いた訳とどこが違っていたのかを確認していきます。
ウ「英文解釈の技術」シリーズのおすすめな使い方は?③(音読を繰り返す)
→音読を繰り返すことで文章を読むスピードが上がる
「英文解釈の技術」シリーズのおすすめな使い方の二つ目は、「音読を繰り返す」ことです。
例文の文の構造を理解したら、音声CDを使って音読をしていきます。
文章の意味を理解した上で音読をしていくと、英語の文章を読むスピードが格段に上がります。
特に共通テストは長文の量が多く、かつ解答時間が短いため文章を素早く読む力が必要になってきます。
そのため、英文解釈の技術に出てくる文章を何度も繰り返し読むようにしましょう。
エ「英文解釈の技術」シリーズのおすすめな使い方は?④(いつまでに仕上げるか?)
→できれば高3の1学期~夏休みまでには完成させたい
「英文解釈の技術」シリーズをいつまでに完成させたらいいかというと、高3の1学期~夏休みまでに一通り終わらせることが目標になります。
高1・高2のうちに英単語・英熟語の暗記、英文法の復習までができていれば、高3からは英語長文や英作文、リスニングの練習に時間を充てることができます。
そのため、理想としては高2の春休みから始め、遅くとも夏休みが終わるまでには「入門英文解釈の技術70」もしくは「基礎英文解釈の技術」までは終わらせるようにしましょう。
そうすることで秋からは過去問演習に時間を充てることができます。
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<まとめ>【大学受験英語】英文解釈の技術(超入門・入門・基礎)のレベル・使い方は?
今回の記事の「【大学受験英語】英文解釈の技術(超入門・入門・基礎)のレベル・使い方は?」の内容のまとめです。
②SVOCをしっかりとつかむようにしつつ、音読を繰り返しやっていこう
③高3の1学期~夏までに終わらせるようにしよう
英語の力を上げるには、文章を素早く読む力と文の構造を把握する力の2つが必要です。
SVOCをつかみつつ、何度も音読をして文の構造を理解するようにしよう!
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・タイトル名 「【大学受験英語】英文解釈の技術(超入門・入門・基礎)のレベル・使い方は?」
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