大学入試・共通テストの過去問(赤本)はいつから始めるべき?過去問の入手方法は?

 

 

たま吉
大学入試や共通テストの過去問はいつから始めたらいいのかニャー?

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「大学入試・共通テストの過去問(赤本)はいつから始めるべき?過去問の入手方法は?」についてみていきますよ。

 

✓内容

「大学入試や共通テストの過去問の開始時期」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

大学入試や共通テストの過去問をいつから解き始めたらいいかを知りたい高校生及び浪人生

 

✓結論 

「大学入試や共通テストの過去問を解き始める時期は?」→高3の夏休みに一度目を通し、秋に本格的に解く

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

大学入試のおすすめ勉強法を知りたい人は

大学入試の教科別勉強法、独学で進める学習スケジュールは?

 

 

大学入試教科別勉強法

①英語②文系数学③理系数学④現代文
⑤古文⑥漢文⑦物理⑧化
⑨生物⑩日本史⑪世界史

 

 

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【大学入試・共通テスト】過去問はいつから解くべきか?

 

 

たま吉
大学入試の過去問はいつから解けばいいのかニャー?
モモ先生
夏休みに一度解いてみることをおすすめしますよ。

 

 

ア 大学入試や共通テストの過去問はいつから解くべきか?

→高3の夏休みから解き始めるのがおすすめ

 

大学入試の過去問はいつから解いたらいいのでしょうか?

おすすめは高3の夏休みです。

 

そして夏に解くといい理由は、

・最新版の過去問題集(赤本)がだいたい出揃う
・夏休みや秋以降に模試がある
・過去問を解くことで問題傾向が分かり、効率の良い受験勉強をすることができる

といったことがあるからです。

 

大学入試の問題は大学(学部)ごとに大きく異なります。

例えば英語で言えば、長文がとにかく長い大学やリスニングや英作文がない大学など様々です。

そのため、過去問を解くことでどんな勉強をしなければいけないかが分かるようになります。

 

また、過去問を解くことで自分に足りない部分を把握することもできます。

例えば、数学の問題を解いてみてベクトルや数列ができなかったとしたら、その2つの単元を重点的に解くような学習計画を立てればいいのです。

そうすることによって受験勉強が無駄なくスムーズに進めることができるようになります。

もちろん過去問は問題レベルが高いですが、早い時期に解いて問題傾向をつかむようにしましょう。

 

たま吉
早めに過去問を解くことが大切なんだニャー

 

 

イ 大学入試や共通テストの過去問はどうやって入手する?

→本屋、Amazon、パスナビなどで入手できる

 

大学入試や共通テストの過去問はどうやって入手すればいいのでしょうか?

ここでは過去問の入手方法についてみていきます。

 

A 本屋で買う

 

共通テストや主要大学の過去問(赤本)は本屋さんで売っています。

東大や京大などの有名大学であれば割とどこでも購入ができますが、受験者数が少ない大学だと大きな書店に行かないと売っていない可能性がありますので気を付けてください。(その場合は本屋で取り寄せをすればいいでしょう。)

 

また、もう一つの注意点としては、過去問の発売時期です。

実は過去問の発売される時期は幅があり、東大や京大、早稲田や慶應といった大学は5月の末ごろに発売されますが、それ以外の大学は随時発売されています。

そのため詳しくは「教学社のHP」で発売時期を検索してみてください。

 

たま吉
受ける大学によって発売時期が違うんだニャー

 

 

B Amazonなどで買う

 

Amazonなどでの通販サイトでも購入することができます。

Amazonで買うメリットとしては、

・わざわざ書店に行く必要がない
・古い年度の赤本も購入できる

といったものがあります。

一方で、中身を見ることができないのでその辺りは慎重に購入する必要があります。

 

モモ先生
手軽に買えるのがおすすめですよ。

 

 

 

 

C 学校の進路指導室で借りる

 

高校の進路指導室にはたくさんの赤本があります。

そこで本を借りるのもいいでしょう。

ただし、赤本はみんなが使うものですので書き込みなどはしないようにしましょう。

 

 

D 旺文社のパスナビを使う

 

旺文社の「パスナビ」ではネット上から過去問をプリントアウトして入手することができます。(但し会員登録をしないと閲覧することができません。)

問題と解答・解説があるのでお金をかけずに過去問を手に入れることができます。

 

 

たま吉
早めに過去問を手に入れるようにしたいニャー

 

 

【大学受験】赤本・黒本・青本とはどんな過去問題集か?

 

 

たま吉
赤本・黒本・青本にはどんな違いがあるのかニャー?
モモ先生
対応している大学、解説の良さなどが違いますよ。

 

 

ア 赤本とはどんな問題集か?

→大学ごとの過去問題が数年分載っている問題集

 

大学入試を受験する上で必要な不可欠な教材が赤本です。

「赤本」とは、教学社が出版している大学ごとの過去問題が数年間分載っている問題集で、有名な大学であればだいたい揃っています。

そして、一つの大学でも「文系」「理系」「後期」といったように複数冊が発売されています。

例えば、東大の赤本は「東大文科」「東大理科」と文系・理系ごとに分かれています。

また、早稲田大学の赤本は、「法学部」「政治経済学部」「商学部」「社会科学部」「文学部」「教育学部(文系)」「教育学部(理系)」「人間科学部・スポーツ科学部」「国際教養学部」「基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部」といったように学部別に分かれて発売がされています。

 

また、赤本には、

①合格最低点
②問題分析及び勉強法
③問題と解答解説

などが載っています。

そのため、志望する大学の赤本は早めに手に入れて、過去問の分析をしていくと効率よく受験勉強をすることができます。

さらに赤本は「共通テストシリーズ(科目別)」「難関校過去問(東大の25年など)シリーズ」といったものもあります。

 

たま吉
赤本は一番有名な過去問題集なんだニャー

 

 

イ 黒本・青本とはどんな問題集か?

→大学ごとの過去問題が数年分載っている問題集

 

実は過去問題集には赤本以外にも青本や黒本といったものもあります。

それぞれ順番にみていきましょう。

 

A 青本

 

青本は駿台が出版している過去問題集です。

①共通テスト過去問題集
②共通テスト予想問題集
③大学別過去問題集(旧帝大+早慶)

といったように共通テストや旧帝大の過去問が揃っています。

また、解説は赤本よりも青本の方が詳しいです。

 

 

B 黒本

 

黒本は河合塾が出版している問題集です。

黒本は大学別の過去問題集はなく、共通テストの過去問のみを扱っています。

解説は赤本よりも詳しく、特に国語の解説には定評があります。

なお、私自身は共通テストの問題集として赤本よりも黒本を勧めています。

 

モモ先生
赤本・黒本・青本をうまく使い分けていくといいでしょう。

 

 

 

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