と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「模試で合格率A判定でも落ちる理由、E判定でも受かる理由は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
模試でA判定でも受験で落ちる理由は?
ア 模試でA判定でも落ちる理由①(模試では得意な分野ばかり出ていた)
→一回の模試では全範囲出すことはできない
模試でA判定でも落ちる理由の一つ目は、模試では得意な分野ばかり出ていたからです。
数学や理科、社会といった教科では一回の模試で全範囲を出すことはできません。
そのため、模試によっては出来不出来に差がでることがあります。
例えば数学で、「確率は得意だけど数列は苦手」といった生徒がいたとします。
そうすると、模試で確率の分野が出れば正答率は高くなり、判定はよくなります。
ただ、入試本番で確率の問題が出ずに、数列の問題が出てしまうことは当然あります。
そうなると模試ではできていたのに、入試本番ではできなかったということになってしまうのです。
そのため、模試でよい判定が出たとしても油断しないようにしましょう。
イ 模試でA判定でも落ちる理由②(マーク式の場合は勘で当たることもある)
→選択式の場合は点数に上下が出てくる
模試でA判定でも落ちる理由の二つ目は、マーク式の場合は勘で当たることもあるからです。
また、マーク式や選択式の場合は、勘で当たってしまうこともあります。(記述問題は完全に実力が出ますが。)
そうなると時には実力以上の点数が出てしまうこともあります。
ただその場合は実力で解けたわけではありませんので、入試本番では間違える可能性は高くなってしまいます。
そうならないように、勘で当たってしまった問題もしっかりと復習するようにしましょう。
ウ 模試でA判定でも落ちる理由③(入試本番独特の雰囲気にのまれてしまった)
→練習と本番では雰囲気が違う
模試でA判定でも落ちる理由の三つ目は、入試本番独特の雰囲気にのまれてしまったからです。
模試はあくまで練習です。
そのためリラックスして試験を受けることができます。
しかし、入試本番ではいつも以上に緊張した状態で試験に臨みます。
そうなるといつもでは考えられないミスをしたり、パニックになって答えが思い浮かばなくなったりする可能性があります。
例えば、
・時間配分を誤った
・問題文を読み間違えた
・スペルミス、計算ミスが目立った
というようなことが入試本番では出てくるのです。
そこで点数を大幅に落として、結果入試で不合格になってしまうのです。
エ 模試でA判定でも落ちる理由④(いい結果に油断して勉強しなくなった)
→油断大敵。勉強しなくなると成績が下がる
模試でA判定でも落ちる理由の四つ目は、いい結果に油断して勉強しなくなったからです。
模試でA判定をとると、「俺(私)はもう大丈夫だ」と思ってあまり勉強しなくなる人がいます。
一方で周りの受験生は、合格に向けて一生懸命勉強します。
そうなると、模試を受けた時点では周りの人よりも上回っていたのに、入試本番にはそれが逆転してしまうこともあります。
模試はあくまで、「その時点での実力」です。
例えば、11月に受けた模試は「11月の実力」であって、それが入試本番まで持続するわけではありません。
加えて、人間は定期的に復習しないとどんどん忘れてしまう生き物です。
油断して勉強しなくなると成績が下がるのは当然のことなのです。
そうならないように、模試でいい結果が出ても入試本番までしっかりと勉強するようにしましょう。
模試でE判定でも逆転合格できるのか?
ア 模試でE判定でも逆転合格できるのか?
→「E判定=限りなく不合格に近い」という認識を持とう
模試でE判定でも逆転合格できるのかどうかというと、基本的には逆転合格は難しいです。
厳しいことを言いますが、模試でE判定であった場合、その高校(大学)に受かる可能性はほとんどありません。
まずはこのことを認識してください。
今まで私は多くの生徒を指導してきましたが、模試でE判定なのに「合格できる」「まだ何とかなる」と思っている人の多くは、どこか無計画の人が多いような気がします。
つまり、自分の現状をよく分かっていないのです。
特に多いのが、今までたいした努力もせずにテストや入試を乗り切ってきた人です。
こういう人たちは「今回も何とかなるさ」という思いが根底にあります。
ただ、それがいつまでも続くとは限りません。
そのため、自分の現状をまず理解し、危機感を持って勉強するようにしましょう。
イ 模試でE判定でも逆転合格するためには?
→勉強の仕方を根本的に改めるべき
模試でE判定でも逆転合格した場合は、勉強の「質」と「量」を徹底的に見つめ直す必要があります。
E判定の場合は合格は極めて難しいです。
しかし、それでも合格をしたいと思っている人は、勉強のやり方を根本的に改める必要があります。
勉強ができるようになるには、勉強の「量」と「質」を両方高めることが大切になってきます。
ですので、まずは勉強の量をこれまで以上に増やすようにしましょう。
逆転で合格をするには、寝る時間以外はほぼ勉強に時間を費やすくらいの生活を送るようにしましょう。
また、勉強の質にもこだわりましょう。
「できないものをできるようにする」のが勉強です。
問題集などを解いてできなかった問題などを復習してできるようにして下さい。
くれぐれも
・教科書の重要部分に蛍光ペンで線を引く
・まとめノートをつくる
といったことだけで終わらないようにしましょう。
このやり方ではいつまで経ってもできるようにはならないので、勉強のやり方を早急に変えるようにしてください。
なお、どうやって勉強をしたらいいか分からない人は学校の先生や塾の先生にやり方を聞いたり、YouTubeで勉強方法について話している動画を見るといったことをすることをおすすめします。
<まとめ>模試で合格率A判定でも落ちる理由、E判定でも受かる理由は?
今回の記事の「模試で合格率A判定でも落ちる理由、E判定でも受かる理由は?」の内容のまとめです。
②模試でE判定の場合、合格は限りなく低い
③模試でE判定から合格するには勉強の量と質にこだわること
模試はあくまで一つの目安です。
入試本番まで気を抜くことなくしっかりと勉強をしていこう!
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
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・タイトル名 「模試で合格率A判定でも落ちる理由、E判定でも受かる理由は?」
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