【書評】「秋本治の仕事術」を読んだ感想・レビュー

 豊橋市の個別指導型学習塾「とよはし練成塾」の西井です。当塾は大学受験・定期テスト対策に評判のある個人塾です。今回は「【書評】「秋本治の仕事術」を読んだ感想・レビュー」についてみていきます。

 

 

1 「秋本治の仕事術」とはどんな内容か?

 

秋本治の仕事術」(集英社)とは「こち亀」で有名な、漫画家である秋本治氏が執筆した本です。「こち亀」と言えば40年間続いた漫画ですが、どうして40年間継続して続けることができたのか?ということや筆者の人生観について書かれています。

 

 

2 「秋本治の仕事術」の評価は?

 

「秋本治の仕事術」の評価ですが、

 漫画家のバイブル的な本であり、かつ社会人も参考になる部分がたくさんある

 です。

 

 秋本さんが一番主張していることは、「締め切りギリギリまで仕事をするのではなく、スケジュール管理をして余裕をもって仕上げるようにしなさい。」ということです。

 

 多くの漫画家は締め切りギリギリまで漫画を描くことをしているようです。ということは直前になってから描き始めているのでしょう。しかし、秋本さんは不測の事態に備えて「前倒し」で漫画を描いてしまい、さらに常に4~5本分のストックを残しているそうです。そのため、余裕をもって仕事ができています。

 

 これは私たちも大いに参考になるべき部分ではないでしょうか。学生であればテスト週間になってからテスト勉強をするのではなく、普段からコツコツと勉強をすれば慌てることはないですし、社会人もスケジュール管理をしっかりとし、時間に余裕のある時に時間のかかる仕事を進めておけば、直前に残業する時間も随分と減ってくるでしょう。

 

 また、他にためになったことをまとめます。

 

①変化を恐れない

→「こち亀」が40年間続いた理由として、作者は「作品内容を途中で変えていった」からだと述べています。こち亀は毎週連載ですので40年続いたということになると、およそ2000話あるということにあります。そうなると同じパターンの話で書いていると、どうしても内容がなくなってしまいます。

 

 そこで作者は途中から、「下町」の話や「時事的なもの(たまごっちなど)」の話などを入れるようにしました。そうすることで様々なパターンの話につなげることができます。

 

 私たちは正直「同じことをやっていた方がラク」です。しかし、変化を恐れず常に新しいものを取り入れていくといいでしょう。

 

②大きな仕事をした次の日も普通に仕事をすること

→私たちは大きな仕事をした後、しばらくは休みたいものです。しかし、秋本さんは「大きな仕事もした次の日も普通に仕事をしなさい」と言っています。こうすることで集中力を維持することができます。

 

 学生は定期テストが終わるとしばらく気が緩みがちです。また社会人も大きなプロジェクトを終えると打ち上げなどをするでしょう。しかし、そうなると2~3日、下手すると1週間は気が緩んでしまい、勉強や仕事に集中できないという状態になってしまいます。

 

 そうではなく、大きな仕事を終えた「次の日」も普通に仕事をすることで、年間を通して集中力を維持できます。私は趣味でランニングをしていますが、マラソン大会を終えてしまうとそこから走るのを辞めてしまうということがありがちです。今後はそうならないためにも、「次の日」を意識して走っていこうと思います。

 

③ストレスなく働いていれば深酒する必要はない

→秋本さんは「仕事の後に酒を飲むことはあまりない」と言っています。その理由として、「仕事でイライラしない」、つまりストレスが溜まらないからだと言っています。秋本さんは漫画を描くことが好きでやっているから、苦痛を伴うことは全くないと言い切っています。

 

 私たちも勉強や仕事に楽しみを持っていくと、ストレスを減らすことができるでしょう。特に仕事の場合、どうしても嫌であれば転職をするか、独立をするか、そのような選択肢もあるはずです。(私は後者を選びましたが。)私は今は自分のやりたいことだけをやっていますので、秋本さんと同じようにストレスが溜まることはあまりなくなりました。

 

 

 

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