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西井佑一(にしい ゆういち)
愛知県豊橋市の「とよはし練成塾」の教室長。一人で中学生・高校生の全ての教科(英数理社国)を指導している。塾講師歴13年でこれまで集団塾・個別指導塾で指導経験あり。これまで多くの生徒を第1志望に合格させた経験を踏まえて勉強法や入試情報をお伝えします。

中学生の勉強法(5教科編)

英検5・4・3・準2級合格のための勉強法は?【豊橋の学習塾】

豊橋市の個別指導塾「とよはし練成塾」の西井です。今回は、「英検5・4・3・準2級合格のための勉強法は?」についてみていきます。

 

最近では英検の重要性がますます高まっていきます。その理由としては、

・2021年度から教科書が代わり、内容がより難しくなる(覚えるべき語数の増加、仮定法・原形不定詞など高校内容を中学校で学ぶ)
・大学入試で英検結果を合否判定の参考にする大学の増加

といったことが挙げられます。そのために、中学生のうちから積極的に英検を受験することを勧めます。

 

①英検の日程(2020年)・時間割は?

 

英検は年3回(6・10・1月)実施されます。ただ、時期によっては学校の定期テスト週間とかぶることがありますので、定期テストの日程と英検の実施日をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

また英検の難易度(レベル)は、

・5級 中1レベル
・4級 中2レベル
・3級 中3レベル
・準2級 高2レベル

となっています。中学校を卒業するまでに3級を合格できるように目標を立てると良いでしょう。3級で高得点をとれるようになれば、高校入試の問題も十分に対応ができるでしょう。

 

ア 英検の日程(2020年)

2020年の日程(本試験)は以下の通りです。

1次試験2次試験
第1回6月28日(日)
締切日 4月28日
8月23日(日)
第2回10月11日(日)
締切日 9月10日
11月8日・15日(日)
第3回1月24日(日)
締切日 12月10日
2月21日・28日(日)

*新型コロナウイルスの影響により、上記日程が変更される場合がございます。

 

イ 英検の時間割

着席時間終了時間
4級9:2011:10
準2級9:2011:45
準1級9:2012:05
5級13:2014:55
3級13:2015:25
2級13:2015:55
1級13:2016:20

級によって午前と午後に分かれ、さらに終了時間も異なるので、時間に注意してください。

 

ウ 英検の申し込み方法

 

英検の申し込みは「個人での申し込み」と「団体での申し込み」があります。個人での申し込みはさらに、「インターネット申込」「コンビニ申込」「特約書店申込」などに分かれます。

特にインターネットで申し込む場合は、入力等に手間取って申し込みができない場合もあるかもしれません。その場合は日本英語検定協会に電話で問い合わせて見ると良いでしょう。

申し込むのを忘れて気づいたら締切日が過ぎていた・・・ということのないようにしましょう。また、一度申し込みをするとキャンセル・返金はできませんので気を付けてください。

 

エ 英検の結果発表・合格通知は?

「一次試験解答速報」や「合否結果閲覧」などは英検のHPから確認できます。ただ、合否を確認する場合には受験票もしくは個人成績表に記載されている「英検ID」が必要になってきますので、受験票などは大事に保管するようにしましょう。

 

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②英検の出題内容・合格点は?

 

次に英検の出題内容と合格点についてみていきます。

ア 英検の出題内容

筆記試験長文問題リスニング英作文面接
5級
4級
3級
準2級

 

上の表のように級が進むにつれて、試験で問われる内容は多くなっていきます。特に3級以上になると、「読む・書く・聞く・話す」といったいわゆる4技能が満遍なく問われるようになります。

そのため、普段の勉強ではあまりしない英作文やスピーキング(面接)対策などもしっかりとやるようにしましょう。

 

イ 英検の合格点

1次満点1次合格点2次満点2次合格点
5級850419
4級1000622
3級16501103550353
準2級18001322600406

となっています。基準点を上回れば必然的に合格となりますので、学習計画は立てやすいです。

 

 

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③英検の勉強法(5級・4級)は?

【動画】英検5級のレベルと合格までの勉強法は?

 

【動画】英検4級のレベルと合格までの勉強法は?

 

ここからは英検に合格するための具体的な勉強法・おすすめ問題集について紹介します。

 

ア 英検5・4級の試験内容は?

最初に英検5級・4級についてです。この2つの試験は、「筆記試験+リスニング」で構成され、2次試験はありません。(任意でスピーキングテストを受験することができます。)

筆記試験では、

5級 語句補充・会話文・並び替え問題

4級 語句補充・会話文・並び替え問題+長文読解問題

が出題され、リスニングの試験では、英文と絵を元に英語で話す試験が出題されます。

学校の試験に比べリスニングの割合が高いので、リスニング対策をしっかりとやるようにしましょう。

 

イ 英検5・4級合格のための勉強法は?

 

次に英検5・4級に合格するための勉強法、おすすめ問題集について紹介します。英検の参考書や問題集はたくさんあり、また分かりやすいので独学でも十分に合格することができます。

勉強の流れとしては、

・英単語の暗記
・問題集を解く
・リスニング対策
・過去問を解く

です。以下順番に見ていきましょう。

 

①英単語を覚える

最初にやるべきことは英単語の暗記です。なぜなら英単語を知らないと、筆記試験を解いたり、リスニング問題をやる際に支障が出てくるからです。

そのため、英単語を覚えることから始めていきましょう。

なお、使うべきおすすめの英単語帳は、「ランク順英検5級英単語650」「ランク順英検4級英単語730」(共に学研)です。

これらの本は英検によく出る単語・熟語をまとめて載っているため、効率よく暗記をすることができます。

また、英単語を覚える際には単語の意味だけでなく、発音も覚えるようにして下さい。発音を覚えることでリスニング対策にもなっていきます。

 

②問題集を解く

英単語帳を使って英単語を覚えた後は、英検の問題集を解きます。おすすめの問題集は「英検5級頻出度別問題集」・「英検4級頻出度別問題集」(共に高橋書店)です。(「英検5級をひとつひとつわかりやすく」、「英検4級をひとつひとつわかりやすく」(学研)もおすすめです。)

これらの本は英検の問題を項目ごとに練習できるようになっていること、解説が詳しいこと、音声CDがついていることなどからおすすめです。

問題を解き、間違えた問題は解説を読み、自分の言葉で説明ができるようにしましょう。そして、時間を空けて再度解き直し、最終的には全ての問題ができるようにしましょう。

また小学生で英検を受験する人向けに小学生でも使える問題集も発売されています。

 

③リスニング対策

上で紹介した問題集を使ってリスニング対策も行っていきます。やり方ですが、まずは普通に問題を解きます。

その後丸つけをし、間違えた問題や聞き取りにくかった問題は文を暗唱します。

暗唱する際のポイントとしては、CDの音声を聞き、声に出して読むことです。ネイティブの話し方をそっくりそのまま真似て話すように心がけましょう。それを繰り返すことで次第に音が聞き取れるようになります。

 

④過去問を解く

英検用の問題集を解き、力がついてきたら、最後に過去問を解きます。おすすめの過去問題集は英検5級過去6回問題集・「英検4級過去6回問題集」(成美堂出版)です。

これらの本は「CDがついている」「6回分収録されている」といった点でオススメとなっています。

過去問を解く際には、「時間を計って解くこと」「見直しをしっかりとすること」「本番と同じように真剣に解くこと」などを意識して解くようにしましょう。

最低でも3回分はやっておくとよいでしょう。

 

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④英検の勉強法(3級・準2級)は?

【動画】英検3級のレベルと合格までの勉強法は?

 

【動画】英検準2級のレベルと合格までの勉強法は?

 

英検3・準2級に合格するための勉強法、おすすめ問題集について紹介します。

ア 英検3級・準2級の難易度は?

英検3級は中3レベルですので、中学校の内容がわかる生徒であれば十分に合格できるため、合格率はかなり高いです。ただ、そうとは言え3級からは「英作文」と「面接」が加わってくるため、難易度はぐっと上がってきます。

加えて、英検準2級は高校2年生レベルですので、中学生が合格することはなかなか難しいです。

そんな中、中学生で準2級に合格するには、「英単語を覚える」「長文問題・リスニングで点を取る」が勉強のメインになります。

文法・語法問題は高校の英文法がからんだ問題がでてくるため、中学生ではそういった問題には対応できません。(そこまで対応しようとすると英語に相当の時間がとられ、他の教科に手が回らなくなります。)

そのため、できるところでしっかりと点をとっていき、分からない問題は勘で答えるといった戦い方となっていきます。

 

イ 英検3級・準2級をとると高校入試で有利です

英検3級や準2級を取得すると高校入試で有利になります。その理由は2つあります。

A 推薦入試を受験することができる

英検3級(進学校は準2級・2級)を取得することで、高校入試の推薦の条件を満たすことができます。(詳しくはみなさんが志望する高校のHPをご覧ください。)

一般入試に加えて推薦入試も受験できるようになれば、志望校に合格する可能性は増えます。そのために、積極的に英検を受験していくと良いでしょう。

 

B 英語で点が取れるようになる

英検の勉強をすることで、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能の力を満遍なく高めることができます。そして、英検3級で満点に近い点数が取れるようになれば、高校入試の問題もスラスラと解けるようになっているはずです。

ただし、高校入試の問題は英検に比べて、「長文が長く難しい」「文法問題が多い」といった特徴がありますので、高校入試対策の勉強もしっかりとやるようにしましょう。

 

ウ 英検3級・準2級に合格するための勉強法は?

 

勉強の流れとしては5・4級とほぼ同じで、

・英単語の暗記
・問題集を解く
・リスニング対策
・英作文(ライティング)対策
・過去問を解く
・面接対策

です。以下順番に見ていきましょう。

 

①英単語を覚える

最初にやるべきことは単語帳を使って英単語を暗記することです。なぜなら英単語を知らないと、筆記試験(長文・英作文)を解いたり、リスニング問題をやる際に支障が出てくるからです。

そのため、英単語を覚えることから始めていきましょう。ただ、準2級は覚えるべき単語数がかなり多いので、毎日コツコツと覚えるようにしましょう。

なお、使うべきおすすめの英単語帳は、「ランク順英検3級英単語1350」「ンク順英検準2級英単語1550」(共に学研)です。

これらの本は英検によく出る単語・熟語をまとめて載っているため、効率よく暗記をすることができます。

また、英単語を覚える際には単語の意味だけでなく、発音も覚えるようにして下さい。発音を覚えることでリスニング対策にもなっていきます。

 

②問題集を解く

英単語帳を使って英単語を覚えた後は、英検の問題集を解きます。おすすめの問題集は「英検3級頻出度別問題集」・「英検準2級頻出度別問題集」(共に高橋書店)です。

これらの本は英検の問題を項目ごとに練習できるようになっていること、解説が詳しいこと、音声CDがついていることなどからおすすめです。

問題を解き、間違えた問題は解説を読み、自分の言葉で説明ができるようにしましょう。そして、時間を空けて再度解き直し、最終的には全ての問題ができるようにしましょう。

また、長文読解問題は解答の根拠となる部分が本文のどこにあるのかを見つけられるようにすることが大切です。このことを意識しないといつまでたってもできるようにはなりません。

ただし、準2級の空所補充問題はかなり難易度が高いです。(高校の英文法の知識が問われる問題があるため。)そのため、この内容に関しては解説がわかる範囲で大丈夫です。

 

③リスニング対策

上で紹介した問題集を使ってリスニング対策も行っていきます。やり方ですが、まずは普通に問題を解きます。

その後丸つけをし、間違えた問題や聞き取りにくかった問題は文を暗唱します。

暗唱する際のポイントとしては、CDの音声を聞き、声に出して読むことです。ネイティブの話し方をそっくりそのまま真似て話すように心がけましょう。それを繰り返すことで次第に音が聞き取れるようになります。

 

④ライティング(英作文)対策

ア ライティング対策

3級以上の英検ではライティング(英作文)が出題されます。英作文は自由英作文形式です。

ライティング問題は、「(例題)What do you want to do next winter?(あなたは来年の冬に何がしたいですか?」というように英文で聞かれ、それに対し英文で答えていく形式となっています。

答え方としては構成がきまっており、上の例題であれば、

【意見】I want to~ next winter. I have two reasons.
【理由①】First,~
【理由②】Second,~

といったように、最初に自分の意見を書き、その後理由を2つ書くといった構成が基本となります。

また、問題は1問しかありませんが、配点が550点(準2級が600点)と極めて高いため、しっかりと対策することが大切になってきます。

そのため、英作文専用の問題集を使って、練習問題をみっちりと勉強するようにしましょう。おすすめは、「英検3級ライティング問題」「英検準2級ライティング問題」(共に旺文社)です。

この問題集は英文の書き方、メモの取り方などを詳しく説明していますので、みなさんの英作文力を高めることができます。

さらには自分の書いた文章を学校の先生や塾の先生などに添削してもらうと良いでしょう。

 

イ 何を書いたらいいか思いつかない

英作文を書く際に一つ壁になってくるのが、「何を書けばいいかネタが思いつかない」ということです。

また、書くことが思いついたとしても、それを英語にすることができない、といったことで苦しんでいる人がいます。

そうなってしまう原因としては、「知識不足」が挙げられます。つまり、英語の表現を頭の中にあまりストックされていないと、何を書けばいいのかわからずに手が止まってしまうのです。(これは面接も同じです)

そのためにやってほしいことは、「ライティングの模範回答例を覚える」「リスニングの例文を暗唱する」ということです。まずはしっかりと英語の言い回しや使える表現を覚え、そこから英作文練習に入っていくといいでしょう。

 

 

⑤過去問を解く

英検用の問題集を解き、力がついてきたら、最後に過去問題集を解きます。

おすすめの過去問題集は「英検3級過去問集 (英検赤本シリーズ)」「英検準2級過去問集(英検赤本シリーズ)」(いずれも教学社)です。

過去問を解く際には、「時間を計って解くこと」「見直しをしっかりとすること」「本番と同じように真剣に解くこと」などを意識して解くようにしましょう。

なお、最低でも3回分はやっておくとよいでしょう。

また、英検3級と準2級の過去問(一次試験・二次試験)はインターネットで無料でダウンロードすることもできます。

 

⑥面接(スピーキング)対策

 

一次試験に合格すると二次試験では面接(英語で話す)試験があります。面接は全部で5問で最初の3問は面接カードに関する問題が、残りの2問は受験生に関する質問が問われます。

なお、面接で結果が出ず、試験に落ちてしまった場合は一次試験合格後一年以内であれば、一次試験を免除し、二次試験から受験することができます。

これも専用の問題集があるので、こちらを使って対策をするとよいでしょう。

 

【3級】

・「7日でできる! 英検3級二次試験・面接完全予想問題」(旺文社)

【準2級】

・「10日でできる! 英検準2級二次試験・面接完全予想問題」(旺文社)

・「英検準2級スピーキング大特訓」(Jリサーチ出版)

これらの本は面接の流れ、解答例、短文練習などが載っており、面接の練習が存分にできる本となっています。

そして学校の先生や塾の先生にお願いして、面接を練習していくといいでしょう。そうすることで話し方のコツを少しずつつかんでいき、本番では緊張することなくリラックスして受験することができます。

 

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⑤とよはし練成塾の指導方針は?

 

最後にとよはし練成塾の英検の指導方針について書いていきます。とよはし練成塾では英検の問題集を中心とした授業に力を入れています。

その理由としては、

・英検に合格することで高校入試の推薦条件を満たすことができる
・英検の問題形式が愛知県高校入試に近い
・英検の勉強をすることで4技能の力を高めることができる

ことにあるからです。さらに、来年度からは教科書が代わり、英語の難易度が一層高まっていきます。そのため、早期からじっくりと英語の力をつけていくことが求められていきます。

ここでは学年別に指導方針をまとめました。

 

ア 中1の英検対策

 

目標 5級取得

中1ではいきなり英検対策をやるのではなく、まずは学校の予習をUNIT②(be動詞)まで進め、英語の基本を学びます。

その後しばらくは教科書に出てくる英単語の意味を一気に覚え、次にUNIT③(一般動詞)以降の文法を進めます。

英単語・文法の基礎を固めた後は英単語帳を使い、さらに英単語力を高めていきます。

その後は英検対策問題集を解き、実践力をつけていきます。

その際に、聞き取れなかったリスニング問題は例文を聞き取れるようになるように暗唱します。またできなかった問題は解説を読み、講師に説明をしてもらい理解度を高めていきます。

 

イ 中2の英検対策

 

目標 4級取得

最初に英単語帳を使い、一気に高校入試レベルの英単語を覚えます。同時に中2の英語の予習を一通り終えます。(予習内容は宿題として家でやってきてもらい、分からない所は塾で解説をします。)

その後は英検対策問題集を解き、実践力をつけます。また、4級からは長文問題も出ますので、そこで長文の解き方を指導していきます。

その際に、聞き取れなかったリスニング問題は例文を聞き取れるようになるように暗唱します。またできなかった問題は解説を読み、講師に説明をしてもらい理解度を高めていきます。

ウ 中3の英検対策

 

目標 3級~準2級取得

最初に英単語帳を使い、一気に高校入試レベル(進学校志望者は英検準2級)の英単語を覚えます。(中2のうちに終わっている生徒もいます。)

同時に中3の英語の予習を一通り終えます。(予習内容は宿題として家でやってきてもらい、分からない所は塾で解説をします。)

その後は英検対策問題集を解き、実践力をつけます。英語が得意な生徒は3級の問題集を解きますが、苦手な生徒は4級ないしは5級の問題集から始めます。

筆記試験→リスニング→英作文・スピーキング対策の順で4技能の力を高めていきます。

その際に、聞き取れなかったリスニング問題は例文を聞き取れるようになるように暗唱します。またできなかった問題は解説を読み、講師に説明をしてもらい理解度を高めていきます。

なお、英検3級に合格することで、高校によっては推薦条件を満たすこともあるので、10月の試験までには合格できる力をつける指導をします。

 

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